Pastorale

サヴァトラ猫との今日いちにち

百年の時

2012年02月23日 | 日記

私が持っている唯一のアンティーク、

100年ほど前のフランスの小箱。

先日ちょっと意地悪を言いましたが

「人の使ったものなんて~」という輩、

彼女はやはりアンティークも全否定。

でもね・・・

百年前のフランス女性がこの箱に何を入れたのでしょうか・・・

そんなことを考えながら繊細なタッチで描かれたお花を眺める、

楽しいひと時です。

 

人それぞれ贅沢という概念も違いますね。

私にはそんな一人の時間がとっても贅沢に思えます。

 

こだわるようですが、アンティーク全否定の彼女、

みんなが日替わりのトイレットペーパーを買っていると、

「私はエ○エールしか使わないの」

店長がクリスマスケーキの売り上げの協力をお願いすると

「ヤ○ザキパンのケーキなんておいし~の?」

 

私はアルバイトで近所のお店にいた頃からずっと

ヤマザキのクリスマスケーキです。

そりゃおいしいケーキはあるけれどいつだって食べれるし。

従業員なら協力しなきゃ。

協力しなくても、わざわざ口にしなくてもね。

もうひとつだけ、この際だから言っちゃうと、

彼女、爪楊枝までも「私は日本製しか使わないの」

まぁ持って生まれたものは性能が限られていますから

後付のものはせいぜい贅沢なさってね。

な~んてまたまた意地悪。

 

でもね・・・後日談があるんです。

店長が「ボク、ケーキ10個買ったからみんなで食べてください」

って言ったら彼女「私その日出勤だったかな?」

タダなら食べるのね・・・

 

日ごろの鬱憤がたまっていたのでつい書いてしまいましたが

せっかくの美しい小箱に似つかわしくないお話でした、反省。

 

 

 

 

 

 


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