私が持っている唯一のアンティーク、
100年ほど前のフランスの小箱。
先日ちょっと意地悪を言いましたが
「人の使ったものなんて~」という輩、
彼女はやはりアンティークも全否定。
でもね・・・
百年前のフランス女性がこの箱に何を入れたのでしょうか・・・
そんなことを考えながら繊細なタッチで描かれたお花を眺める、
楽しいひと時です。
人それぞれ贅沢という概念も違いますね。
私にはそんな一人の時間がとっても贅沢に思えます。
こだわるようですが、アンティーク全否定の彼女、
みんなが日替わりのトイレットペーパーを買っていると、
「私はエ○エールしか使わないの」
店長がクリスマスケーキの売り上げの協力をお願いすると
「ヤ○ザキパンのケーキなんておいし~の?」
私はアルバイトで近所のお店にいた頃からずっと
ヤマザキのクリスマスケーキです。
そりゃおいしいケーキはあるけれどいつだって食べれるし。
従業員なら協力しなきゃ。
協力しなくても、わざわざ口にしなくてもね。
もうひとつだけ、この際だから言っちゃうと、
彼女、爪楊枝までも「私は日本製しか使わないの」
まぁ持って生まれたものは性能が限られていますから
後付のものはせいぜい贅沢なさってね。
な~んてまたまた意地悪。
でもね・・・後日談があるんです。
店長が「ボク、ケーキ10個買ったからみんなで食べてください」
って言ったら彼女「私その日出勤だったかな?」
タダなら食べるのね・・・
日ごろの鬱憤がたまっていたのでつい書いてしまいましたが
せっかくの美しい小箱に似つかわしくないお話でした、反省。
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