私が非浸潤性乳管癌と診断されるまでとそれからのこと。

2019年5月乳房部分切除術後、32歳の時に非浸潤性乳管がんと診断されました。35歳で結婚。

手術の日

2019年05月31日 | ④入院、手術のこと

いよいよ、手術の日。

弾性ストッキングとディスポパンツを履く。

若い看護師さんに車椅子を押してもらい、

何だが申し訳ないなぁと思いつつ手術室へ。


廊下で4人のスタッフさんがお出迎え。

「◯◯さん、◯◯さん、◯◯さん、◯◯さん」

と書類を確認しながら、

私の名前を声を合わせて繰り返し確認。

何だがガヤガヤしている。


そして手術台へ。

自分の名前を言って酸素マスクをつけられる。


「もう眠くなるお薬入ってマース。」


そこからもう記憶がない。

名前を呼ばれて目が覚める。

気がついたら終わっていた。



寝たまま部屋に連れて行かれ、

看護師さん4人くらいでベッドに移していただきました。


麻酔が残っていてしばらく眠くて、何だか息苦しくて気持ちが悪い。


徐々に目が覚めてきたけど、麻酔の副作用で急に吐き気が。

とっさにナースコールを押して、

もう口腔内に出ていた為、ジェスチャーで吐き気を訴える。


ガーグルベースを持ってきてもらい、ギリギリセーフ。

ちょっとアウトだったかな…


その日は一日気持ち悪く、食事も食べられず。


寝る前に看護師さん見守りの元、

ふらふらしながらトイレに行って、

排泄物が青色だったので驚く。

体内にブルーレットが入ったのかと思った。

(麻酔の影響らしいです)


点滴をつながれ吐き気止めも入れてもらい、就寝。

夜中も気持ちが悪く、何度もおえおえしてしまいました。

個室でよかったと思いました。


夜間も看護師さんが点滴の確認をしてくれ、

嘔吐物の処理もしてくれ、

お世話になりました。



入院の日

2019年05月30日 | ④入院、手術のこと


しばらく湯船につかれないと思い、

昨日はずっと気になっていた家の近くの銭湯に行ってきました。

寝湯につかって思いを馳せ…

いつもより入念に体を洗う。

この胸を写真に撮っておこうかな?と一瞬思ったけど

見返すことはないだろうと思いやめました(^^;


そして今日は入院の日。


希望の大部屋が空いておらず、2日ほど個室に。


低所得者だからか、

事前の電話で差額ベッド代はかからないと言われ、ラッキー。

日当たりもよく、テレビも無料、冷蔵庫もついてる!


次々に看護師さんが挨拶しに来てくれる。

ひとりポツンと昼食をたいらげ

麻酔科の先生の説明を受ける。


その後、シャワーを浴びました。


この胸ともお別れかぁ…

とかそんなことも特に思わず、初日はボーッと過ごしました。


手術の説明

2019年05月18日 | ④入院、手術のこと

今日は術前の検査と、説明を聞きに行きました。

血液検査、尿検査、呼吸機能、胸部のレントゲン、

心電図をやったかと思います。


呼吸機能検査は始めてでした。


マウスピースを加えて、声かけに合わせて

息を吸ったり吐いたり。

結構苦しかったです^^:



そして先生から術前の説明。






術後のイメージはこんな感じ。


がんの診断はついてないけど、乳がんの部分切除術。


5日ほどで退院できるとのことでした。


最後に看護師さんから入院の説明。

胸のボリュームが1カップくらい下がると言われたけど

もともと小さいので気にしないようにします( ´ ▽ ` )


乳管内視鏡の結果

2019年05月13日 | ③大学病院でのこと
2019年 2月18日


先日、誕生日を迎え、

誕生日までに診断をつけることが叶わず、

またひとつ年を取ってしまいました。


前回やった乳管内視鏡の検査を聞きにいきました。


とれた細胞がサラサラで小さかったようで、

鑑別が難しかったみたいですが、悪性の疑いでした。

ただ、疑い止まりで確定ではない。


この後の選択として、


針生検をするか、分泌を止める治療も兼ねて手術をするのか


提案をされました。


針生検で診断はつくが、針を刺した部分が悪性の箇所をはずしてしまうと、

診断がつかない場合もまれにあるとのこと。

針生検してがんだった場合は結局手術をすることになると説明されました。


やはり前医で針生検やってれば…

てか、前回乳管内視鏡じゃなくて針生検でもよかったんじゃ…と

今更になって思いましたが… 遅し。


迷いましたが、やはり早く診断をつけたかったので、

手術をすることに決めました。

急ぎじゃないので4月でも5月でもいいよーと。


早く診断をと思いつつ、仕事の都合も考え、


手術は5月にしてもらうことになりました。


乳管内視鏡検査。

2019年05月11日 | ③大学病院でのこと

2019年 2月2日


乳管内視鏡の検査をしました。


部分麻酔をして乳頭からカメラを入れて中を観察します。

自分でもモニターの映像が見えました。


この時は女の先生が担当してくれて、

おじいさん先生は後ろから見守っておりました。


女医さん、何か手こずってる…?

なかなかモニターに映像が映し出されません。

どうやら乳管内に血が多く溜まっていたようで、

(4年前から分泌ありますからー)

観察が難しかったそうです。


途中で、おじいさん先生と交代。

洗浄しながら、カメラが進んで行き

うようよポリープが見えてきました。


ポリープがたくさんあったので、

「大学の研究に使わせてください。」と。

そんなにあったのか!とびっくりしました。


最後のほうは麻酔が切れて痛かったけど、無事終了。


診察室にて前回の穿刺細胞診の結果を聞きました。

前病院では鑑別困難でしたが、悪性の疑いと出ました。

医者の腕によるものなのかなと思いました。



これはがんだよなー


って、何回思ったでしょう。

でも今度の今度こそは診断つくかも。



次回内視鏡の結果を見て今後を決めることになりました。