こないだのベイマックスの感想、同時上映の「愛犬とごちそう」の感想を書きそびれていました。
他でも言われてる通り、「イイハナシなんだけど犬がジャンクフードの味を覚えてしまって心配」です。
それでは劇場版妖怪ウォッチの感想です。↓ネタバレリーナ注意↓
TVシリーズがなかなか飛ばしてるのでこのノリなら映画も面白そうと期待して観に行ったら当たりでした。
TVシリーズ以上のギャグやパロネタのオンパレードでがっつり笑いを取りつつキメる所はしっかりキメて、
OPとEDはTVでお馴染みの歌に基本設定おさらいと歌詞テロップと振り付けアニメをがっつり出してさあ踊ってね!
と言わんばかりのサービス満載でした。子供が最後まで飽きずに観てられるようになってますね。
TVシリーズ共々、ブームなの差し引いても面白く出来てるアニメです。
クライマックスで友達妖怪をわらわら呼び出してのフルバトルはアニメやゲームである程度妖怪を知ってるとすっごい盛り上がりますね。一匹一匹ちゃんとキャラに合わせた戦い方をしてるのが細かいです。
ゲストのケイゾウ&フユニャンもかっこよかったです。デカニャンはでかくて面白い。
フユニャンとデカニャンとダークニャンが同一個体なのには驚いたし(ダークニャンはちょっとネタバレで知ってた)梶さんがちゃんと別々の演技をこなしていたのでこれまた驚きました。
・OPがTV版の豪華版で楽しい。
・ドラえもん、ってはっきりと言っちゃってませんでしたか。いいんかい。
マキモド石とタイムスリップの演出もそれっぽかったです。
・いい仕事してたけどお前は一体何をしに来たんだwという感じのくまモン。
・ケマモト村から桜町に移動する時結構はやく着いたなと思ったんですが、ケマモト村が熊本として桜町(さくらニュータウン)ってもしかして福岡の設定なんでしょうか。L5本社のある。
・都会に来てはじめてガッツ仮面がテレビ化されてる事を知るケイゾウ…今よりも地方格差あったんですね(涙)
・キンかギンのケータ達への台詞で「奴らは所詮ねずみ、脅威ではない」みたいなのがありましたが
別に他意はないですよね。つい今一番妖怪のせいで割を食ってるライバル的モンスターの事かと冷や冷やしました。
・せっかく志村けんと共演しているのでジバニャンにもここぞとばかりにニャイーンして欲しかったです。
・クライマックスの妖怪大集合は燃えるんですが、それまでの中盤でジバウィスは非戦闘員&フユニャンは一時退場でピコピコハンマー持ったケータとバット持ったケイゾウだけでずっと戦ってるんですよね。
二人も頑張ってるしかっこいいんだけどどうしても「妖怪は?まだ?」と思ってしまうので、
個人的にはもうちょっと前からいろいろ妖怪を出した方がよかった気がします。
ポケモンに例えるならサトシがずっと肉弾戦で戦ってていつまでもポケモンを出さないようなもんなので。
・大集合バトル、妖怪一匹一匹キャラを発揮しながら動いていたのでTVシリーズ観てきた者としてはすごい面白かったです。上位クラスの子はしっかり戦ってるしそれほどでもない子は笑いを提供してくれたし。
コマさんとかアニメのあの扱いも可愛いんだけどたまには普通に戦う所も見たいんだよなーと思っていたので、
ひとだま乱舞に無駄に感激しました。そういえばコマじろうは出てこなかったな。
・フユニャン→ダークニャンと来て普段あまり強そうなイメージのないジバニャンはどう
パワーアップするのか…と思っていたらウィスパーと合体してブチニャンとは。そう来たか。
ていうかとどめの刺し方、ダークニャンはジバニャン支えてただけでほとんど何もしてないような。
・洋画みたいにEDが2種類続くのは日本の子供向けで映画では珍しいので観た時はちょっと戸惑ってしまいました。
元気なダンスEDとほのぼのイラストEDで二段階楽しめました。
ゲスト声優 台詞の多いウバウネとマスターニャーダは悪くなかったしはっきり言って棒だったユキッペはちょい役だったので、あまり被害はなかった印象。
ユキッペの人は声はバリバリ素人だけど訛り方は結構様になってたのでなんか惜しいなと思った。
私が芸能人声優に厳しいのは上手い下手の他に宣伝の時に作品のキャラよりも出しゃばるのが嫌だからなのですが、
今回はブーム真っ最中で妖怪ウォッチという作品自体が話題性を持ってるのでゲスト芸能人のプッシュがそれほど気になりませんでした。
「芸能人を使って映画を宣伝する」じゃなくて「芸能人が映画に出させてもらう」って感じで。
ポスター、特に初期に公開されたジバニャン&フユニャンが妖怪たちに囲まれて赤絨毯に乗ってるやつが賑やかで好きです。周りに妖怪いっぱいいるのは楽しいんですが映画本編に出てないのもいるので詐欺になっちゃってますが。
冬休みも終わりの平日昼に観に行ったのですが、公開時は各地で満席続出だったそうなのが私が行った時はガラッガラでした。皆さんダークニャンメダル欲しさに最初に殺到したけどメダルが捌ける&冬休み終わるとこんなもんなのか。
本編のギャグのオンパレードとかEDのダンスとか子供が反応しそうなポイントがそこら中に用意されていて、これは満員の映画館で子供の歓声と共に観たら楽しそうだと思っていたので肩透かしでした。