みどりの森ノート

【2023.4 移転しました】アニメなどの話題やイラスト。ポケモンアニメ感想、ポケモン、動物キャラ作品など。

ラティオスの元へ

2023-03-30 | ポケモン
 レノアハピネスのCMにすんごいアニメ声のお姉さんが出ている、と思ったら松本まりかさんでした。
本職はタレントという認識でいましたがこうして聞くととても声優向きな声ですね。
この人こそアニメや洋画のゲスト芸能人枠にぴったりなのでは。

・・・<ポケモンアニメ感想>・・・

  「サトシとラティオス!」
 1クールひたすらのんびり一話完結で通して終わるのも個人的にはありかなと思っていましたが
ここまでのんびり回が続いたのもあって終盤にこういうバトル回が入るとやはり締まります。
伝説2匹の強さは言わずもがなだし脇ながらポケモンハンターと1匹でやり合ったオオスバメや
1話通してライドポケモンを務めたハガネールの実力もしっかりと感じました。上手い。
ポケモンハンターも一話完結のゲストにしてはデザインとか腕の装備とか無駄に凝っていて
(新無印あるある・良くも悪くも)(まあ実質サトシシリーズ最後のゲストキャラだし)。
 最終章でひたすらのんびり&懐古サービスに徹する中にも
ラティアスという新要素&縦軸を通してきたのは新鮮味があってよかったです。上手い。そして可愛い。
(縦軸って程じゃないですけどカスミがめざポケになってゲットしたウデッポウやほぼ言う事聞けるようになってるコダックが普通に活躍してたのもちょっと新鮮味があってよかった。)
既にサトシは映画でラティアス・ラティオスと交流しているので忘れがちになってましたが
敵対心を出していた伝説ポケモン2匹と少しずつ距離を縮めて仲良くなって一緒にバトルする、と
ここまでを1クールで出来るようになってるのが今のサトシのベテランぶりを自然に表していたと思います。上手い。
ほぼサトシに心を許したラティアスは可愛いし完全に懐いたわけでなくても
利害の一致で協力するラティオスは伝説ポケモンとしての威厳が保たれていたし2匹ともいい描写でした。
水の都の護神のBGM使ってるなと思っていたらアルトマーレにカノンにラティアス(映画個体)まで出てきたのは予想外でした…
ここまで来るとサービスというよりスタッフがやりたかっただけなのでは感が 湯山監督あたり。
去年のリバイバル上映1位になってからのサトシ最終章で重要ポジション
そして今回のエピローグと、謎に優遇されてる水の都の護神でした。

 本編に先駆けて最後の次回予告
「みんなもポケモンゲットだぜ!」ではなく「ピカチュウ、ずっと一緒にいてくれよな」の変則でもう最終回感が。


カントーリベンジャーズ

2023-03-22 | ポケモン

 Pokemon Sleepの一環だろうなと思いつつ、まだプロジェクトシリーズが続くのは予想外でした。
とはいえイーブイ→ポッチャマと来てカビゴンまで来ると特別扱い感もだいぶ薄れてきたような。
初代で知名度も十分あるポケモンだし。何となくですけどイーブイやポッチャマほどゴリ押ししなさそうだし。
 
・・・<ポケモンアニメ感想>・・・

  「逆襲のロケット団!」
 マネネが可愛い上にマイムポケモンの特徴をフル活用した活躍で良かったです。
もしも可愛いマイムポケモンが悪事をするとしたら、というストレートで忠実な解釈を最後の出番に見せてくるのが現行の作風の良さでした。
現役時代のマネネのバトルといえばフラフラダンスぐらいでしたからね(それも良かったけど)
ずっと好きなポケモンだったので最後に大活躍して嬉しい。そして可愛い。
ピカチュウだけがロケット団のマネネだと感づいてサトシとタケシは気付かなかった(カスミは初対面。)のはポケモンの本能的なやつですかね。
 そしてモルペコも、何かするでもなくただまんぷくもようで機嫌よく居るというだけで
「これだよこういうモルペコをずっと見たかったんだよ。」をすごく感じました。
新無印の時はもうずーっと暴れてばかりで実際コジロウに懐いてないのではとすら思ってたんですけど、
スタッフ的にはちゃんとコジロウと手持ち関係を結んでる設定だったんですね。これも最後に見れて良かった。
(スタッフ的にも新無印のモルペコの動かし方に反省があったんですかね、やっぱり。)
他のポケモンと一緒にコジロウに大喜びで抱き着くわけでもなく(それはそれで見てみたかった光景ではありますが)
ただ穏やかにコジロウの側に「居るだけ」だったのもこれはこれで新無印モルペコからの地続き感はありました。
 デリバードにデリーというNNがあったとは 今回が初出ですよね、多分。何故今になって。
せっかくなのでペリッパーも一緒に来てほしかったかな。
 マネネとモルペコ2匹の動かし方がかなり良かったのでこの時点でなかなか満足度高いです。
他のロケット団手持ちも、それに対するサトシ達の手持ちポケモンも満遍なく活躍してました。
あんなにやる気になってるコダック初めて見た。(多分)
今回も自力では確認できなかったんですがロケット団のポケモンがちらほら新技を覚えていたようです。
相変わらず最後にサービスが細かいと思うと同時に、という事は本部にいる間にガチの悪としてトレーニングされたんだろうなという余計な想像もちょっと。まあ悪役なんですけど。
 この回でロケット団は一区切りだと思っていたらまさかの意味深な引きで終わったので、
最終話で最後にもうひと活躍してくれる事を期待してます。
公式はサトシの事ばかりで触れてないですけどムサシコジロウもサトシと一緒に卒業するわけなので。ですよね?

 ゆめうつしは何故かゲームの技に採用される事も無く今のところ映画だけの独自設定になってるので
ここで使ってきたのは予想外のサービスでした。確かにこういう緊急時に便利な能力だなと。映画での使い方もだったし。
 EDは前向きロケット団+さらに提供部分がニャースのバラードで、いいサービスでした。

 アフターストーリーでもモルペコとロケット団との間に主従関係がある描写があって個人的に救われました。
 …それはそれとして、アフターストーリーはこのめざポケまでで終わりにして欲しいです。
小話とはいえ毎回「実は本編の後こんな事が…」と本編外の媒体でやられるのは楽しさよりも
「いや本編でやってよ」というもやもやの方が微妙に上回ってしまうので、リコロイ以降はいらないです。
別作品でも本編外の所で「実はあの後こんな事が…」みたいな裏話やら裏設定をあんまり聞かされて辟易した経験があるもので尚更。
 その点サンムーンのCパートはアニメ内で本編の続きとしてやってたので好きだったんですよね。


埋められないハート

2023-03-17 | ポケモン




 どんどん広がるポケモンローカルActs 近場の人達が羨ましいです。

 香川のヤドンにミニーブが早速仲間入りしてるので、何かいい感じのグッズがあったら欲しくなりそうです。

・・・<ポケモンアニメ感想>・・・

  「ジュペッタのさがしもの!」
 ジュペッタ、今までも何だかんだ出てた気がしますがゲストとして1話じっくり描かれるのは初めてっぽいです。
ブリムオン族同様今までスポットが当たる機会がなかったポケモンがメインでじっくり描かれるのもめざポケのいい所。
今の所正直個人的にサトシ終章&懐古サービスの面よりこの点の方が満足度高かったり。
 めざポケほんと、忙しなかった上に色々荒れてた新無印から一転して
ゆっくりじっくりペースなかつてのアニポケに立て直せてるのが見やすいし高評価できます。

 タケシのおねえさん好きがここに来て真面目にストーリーの役に立つとは…(今までにもあった?)
そのままギャグで終わらせてもよさそうな設定を最後に真面目に活用するとは、やはりめざポケ上手いです。
 シオンタウンのゆうれい、ジュペッタやカイリューの図鑑設定を活かした活躍、ジュペッタの盗んだハートグッズに紛れるハートのウロコ、パンダポケモンの引っ越し屋など今回も小ネタが光ってました。
 いい話だったし、真堂圭さんの少女声も堪能できたし、BGMも美しかったです。
XYのクノエシティの曲だそうです。(もう忘れてた。)

 ジュペッタを助けるために奔走するゲンガーとカイリューがなんか、良かった。
ホエルコを助けるネギガナイトにも感じたんですが新無印の手持ちの活躍ってWCS絡みの時ばっかりで
こういう日常話で活躍する事ってあんまり多くなかったからなあとつくづく。
ゲンガーもカイリューも、というか新無印の手持ちは全体的にすごくフレンドリーな性格だったので
真剣なバトル時ばっかりでなくこういう日常話での活躍こそ似合ってたんじゃないかと思います。
新無印の中でこういう日常話での出番をもっと積み重ねていればWCS時に成長や掘り下げの効果でもっとかっこよく見えたんじゃないかなあと。
カイリューとかあまり特訓しないまま都合よく活躍してた(ように見えた)WCSのバトルよりも
今回列車を追いかけるシーンの方がストレートにかっこよく感じました 何となく。


黄色い悪魔

2023-03-09 | ポケモン

 USJのポケモン モクローヒバニーサルノリにオドリドリと新しめのポケモンもしっかり入ってるのが高評価。
オドリドリやドゴームは音楽・ダンス要素っぽいしホウオウ・ルギアは大阪(ジョウト)だからか、ポケモンのチョイスも細かくていいです。
グッズも凝ってるし、ポケパークの時代からこんなクオリティ高い事出来るようになったんだなあと。
(ポケパークも現地で楽しみました。)

・・・<ポケモンアニメ感想>・・・

  「ラプラスにのって♪」
 穴に詰まったホエルコ/ホエルオーを助けるだけで30分ちゃんと面白い話を作れるとは
めざポケ、サトシの最終章とか懐古サービスとか抜きにしてもじっくりとよく出来てます。
新無印が忙しなかった反動もあってめざポケのゲストポケモンを1話でじっくり描く所はやはり「これだよこれがアニポケだよ」を感じます。
 新無印あたりからピカチュウのあざとさが増してるのは感じていましたが今回のロケット団のあしらい方もいっそうあざとかったです。
ここまでのサトシといちゃついてるシーン共々、最後にサービス見せてやろう精神を感じます。
 ベイリーフはサトシ大好き設定のおかげでいちいち出番に恵まれてますね。
サトシにくっ付きながらも指示はちゃんと聞いてこなしてるので好印象。
ホエルコを助ける時にネギガナイトがネギをてこ代わりに使ってたのが妙に面白かったんですが
そういえば新無印でのサトシの手持ちの活躍ってWCS絡みの時とかばっかりで日常パートのこういう出番は少なかったからなあとつくづく。
ヌマクローが無表情で突っ立ってるシーンがやたら多かったように感じたんですが例のネタのノリですかね
タケシのヌマクローは例のネタよりずっと前に出ていたわけだしそういうノリは個人的にいらないんですけどね。
AG当時のタケシのヌマクローは普通に表情豊かでしたよ…。
 ラプラス回と見せかけて実際のメインはホエルコだったな(まあ過去手持ちサービスしたかったんだろうな)
…と思っていたら最後にラプラス大活躍で嬉しかったです。ホエルオーの恩返しも兼ねていて。
知能が高いという図鑑の設定通りに自身で作戦を練ってホエルオーと協力してサトシを助けたり
れいとうビームで作った氷の中を自ら滑っていく所は「そういえばこおりタイプなんだな」感が良かった。
ホエルコ達が終始やたら跳ねてるシーンが多かったのもホエルコ感出てて良かったし
ホエルオーもただでかいというだけでいちいち画面映えしてたし、今回もポケモンの生態が細かかったです。

 このサブタイトルでこれだけラプラス出したならEDはあれっきゃないでしょう
…と思っていたら期待通りラプラスにのってでした。やっぱりこれだよね。
ここまでの週替わりED、タケシのパラダイス(タケシのキャラソン)にラプラスにのって(カスミのキャラソン)にひゃくごじゅういち(オーキド博士のキャラソン/初代ED)と来たならOPのめざポケと合わせて初代キャラのキャラソンで統一するならそれはそれで綺麗なのかな、と
もっといろんなED流しても全然いいんですけど。

 最後のカスミの「ゲットしちゃえばよかったんじゃないの?」…何気ない台詞ではあるんですけど
新無印でゴウを通った後だとどうしてもヒリついてしまうわけですが
今回とか新無印のアブソル回の時とかも感じたんですが、野生ポケモンが危険な状況にいる時に
とりあえず「ゲットして解決」って確かに合理的な手段ではあるんですよね。
でも個人的にはアニメでそういうゲットはして欲しくないかなあという感情がどうしても
多分、アブソルの時みたいにとりあえずボールに入れる→何だかんだポケモンがそのままゲットされる事を選んで正式ゲット成立って都合よく成功しちゃうパターンばかり印象に残ってるからそう感じるのかなと
どうせこのままどさくさにゲットしちゃうんでしょ、的な。
 こう、「ユメノツボミ」(↓)でアーボックに襲われるくだりみたいにポケモン側がゲットに合意してない
+HPが十分ある状態でボール投げてもすぐ失敗する…みたいな例をアニメでもっとやっていれば
こういう時に「とりあえずゲットして解決(→即ゲット解除されてポケモンは野生に帰る)」のパターンも受け入れやすいかもしれない…と思います 個人的に。
 このラストのやり取り、何となくゴウの動かし方を反省しているようなニュアンスにも取れる、ような。


 ユメノツボミはじめPOKETOONシリーズ
薄明の翼やPokémon Evolutionsと並んで新しいポケモンアニメの形が広がっていて良いです。
今のポケモン公式大きくなったなあと感じる企画の一つ。


27

2023-03-03 | ポケモン
 赤緑発売27周年のポケモンデーを迎えました。全国図鑑番号が27で出来てるポケモン。

・・・<ポケモンアニメ感想>・・・

  「そして、おなじ月をみている!」
 めざポケ1話冒頭もでしたが今回もサトシとピカチュウの一心同体ぶりを見せつけられました。
過去手持ちといいサトピカの絆といい本当に最後にファンサービスを見せるためのシリーズなんだなあとつくづく。
 ピカチュウVSニャースに無印3話のキャタピーに無印1話のオニスズメ・コラッタと何重もオマージュ文脈が重なっており(しかも無理なく上手い。)今回もとにかくファンサービス詰め込みたい精神を感じました。
オニスズメとコラッタは無印1話でサトシがゲットできなかった上いいようにされてたのが
今回は自然に2匹を助けて仲良くなったのがサトシの進歩を感じさせました。
 ピカチュウVSニャースの時のピカチュウと違うのは今回ずっとサトシキャップを持っていた点で
キミにきめた/サンムーンあたりからのピカチュウは見せ場のシーンでかぶったりやたらサトシキャップに執着させる事が多いですがスタッフの趣味なんでしょうか。

 キャタピーは無印3話オマージュ要員…だと思ってましたがピカチュウと月を見上げたシーンは一瞬で
ピカチュウニャースに同行してたシーンの方が長かったので普通にゲストポケモンな印象。
キャタピーやフシデの細かい表情・行動とかねずみポケモンの匂いに惹かれてサトシの肩に乗るコラッタとか(かわいい。)、今回もポケモンの描写がいちいち細かかったです。個人的になかなかのコラッタ回でした。

 おやすみぼくのピカチュウはめざせポケモンマスターのcw曲でもう最初期の曲なのですが
最初期すぎてサトシのキャラソンというより松本さんのソロ曲に聴こえますね…個人的に。
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  サンムーン「サトシ、時を超えた出会い!」を久しぶりに観ました。
 この回単品でもかなりいい話なんですが、OP「キミの冒険」とこの回とさらにここからのアローラリーグ(のククイ博士)の一連の流れが相乗効果出しすぎなんですよね。
未来コネクションとベベノムのシンクロもめちゃくちゃ好きだし心のノートとグズマ
(+個人的にはマオ母子も)もだし、サンムーンは主題歌と本編のシンクロ率がやたら高いのが高評価ポイントです。
 アブリー好きなんですがアニメではネッコアラVSプリン回くらいでしか出なかったような…
と思ってたんですけど、この回で結構かわいい役回りで出てたんですね。忘れてしまうもんです。
サンムーンの新ポケモンは野生動物のような自然さで出てくる事が多くてそれも良さではあるんですけど悪く言うと自然過ぎて印象に残りづらかったりもするので、またこれからのアニポケでも出てほしいです。