みどりの森ノート

【2023.4 移転しました】アニメなどの話題やイラスト。ポケモンアニメ感想、ポケモン、動物キャラ作品など。

チャンピオンとゼンリョク

2021-08-29 | ポケモン
 DPリメイクのグッズやキャンペーン、随分早くから推すなと思っていましたが
ポッチャマのこういう夏にぴったりなグッズは今のうちに出しておくのが正解だよな、と思います。

・・・<アニメ感想>・・・

  「ゼンリョク!アローラ無人島レース!!」
 アローラに行くのにスクールの仲間にも誰にも会わないのか?と最初思ったんですけど(ロケット団除く)、
1度目のアローラ回ががっつりスクール回だったのとアローラ自体が広くないのでそんな気がしてただけで
他の地方と同じくリサーチフェローなりの目的で行くのにいちいち過去キャラを出す必要はないですね。
 サトシのこれまでのリーグ成績が作中で話題にされるのって結構珍しいですね。
自分で鼻にかけた事は前にあったような気がしますが初対面の人から一目置かれる描写は珍しい気がします。
初代チャンピオンだし、アローラは狭いので噂が伝わりやすいって所でしょうか。
 ゲットレース…ゴウのゲットスタイルが前提みたいなイベントです。
みんなの物語のOPでも似たようなレースをサトシがやってましたが結果的に1匹もゲット出来ず終わったし。
(あそこで新しくゲットしてしまったら以降のアニメとの整合性がまずくなるからでしょう)
 ナマコブシ対ハギギシリのゲットバトルがかなりちゃんとしていたのでやっぱりゴウ、
こういうのやろうと思えばちゃんと出来るんだよな…と久しぶりに思いました。
ゲットバトルにしても今までのゴウにありがちなまずボールを投げる→一発で入らなかったからバトル、
じゃなくて最初からゲットバトルを選択していたのも評価ポイント。
ポケモンGO式ゲット、友情ゲットとの区別としてゲットバトルという呼称はぜひ積極的に使ってほしいです。
そしてナマコブシがよかった。サンムーンの時もちょこちょこ出てましたがちょい役とアローラリーグの1回戦でちょっとバトルした程度だったのでこんなにちゃんとしたバトルがやっと見られて嬉しいです。
ハギギシリをゲットしたボールが水中に沈んだのを自分で岸まで運んでくるのが無駄に可愛かった。
 最初のイシツブテがポケモンGO式一発ゲット、2匹目のハギギシリがゲットバトルと来たので
3匹目のナゲツケサルは(何やかんやあった末に)友情ゲットになるのか…?と勝手に思ってました
あの流れならロケット団から守ってくれたからゼンリョク兄弟と1匹ずつ友情ゲットでも良かった気がします。
サトシがサンムーンでナゲツケサルと交流した事が生きてる描写があって嬉しかったです。
 ガントルで山道を登るという使い方もリサーチフェローらしくてよかったし、
イシツブテの一発ゲットを除けばゴウのポケモンの使い方がかなり良かったです。
いつもこれくらい上手い使い方をしていればよりゴウらしさが出るのに…と思います。

 Z技はどうせ次回で満を持して使うんだろうし今回一発ぐらい使っても良かったんじゃと思います。
ゼンリョク兄弟へのお手本としても。
兄弟のZ技が成功してやったね、だけで終わらずちゃんとジャラランガと喜び合うシーンを入れたのも良かったです。
リント登場回のドテッコツをいたわる山男といい、こういう所は上手いんですよね新無印。

 ロケット団ガチャの「アローラ以前のアローラっぽいポケモン」も捻りがきいてました。
 ロケット団を見つけた時のキテルグマ 相変わらずの無表情で来るかと思ったらわずかに目を輝かせて
子供の代わりなどではなくちゃんとロケット団に愛着がある事がうかがえたり
ヒドイデとミミッキュもロケット団が去った後も一緒に暮らしていて2匹なりに仲がいい事が判明したりで良かったです。

 ハイパークラスからのWCSは事前に対戦相手が通知されるそうです。
アニメ的にも唐突感がなくなり自然に展開を引っ張れるのでいい仕様だと思います。
WCSはサトシの重要な縦軸なので一話完結にこだわる所ではないと思っているので。


ポチャる夏

2021-08-21 | ポケモン
 とってもおっきいポッチャマ 実際のポッチャマより大分とってもおっきいので宣伝写真がいちいちじわじわ来ます。

 プロジェクトポッチャマはプロジェクトイーブイ同様公式がそういう偏った推し方をするのは…と思うのですが、
プロジェクトイーブイの序盤に比べたらはるかにノリ(ツイッター等の)がまともだし
DP時代からポッチャマは需要も供給も大人気だったし(あとプロジェクトイーブイの後なので麻痺してるのも少々)
プロジェクトイーブイに比べるとだいぶ受け入れやすいような…気がします。

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 こないだの 破壊の繭とディアンシー に続いて ピカチュウ、これなんのカギ? を久しぶりに見ました。

 デデンネのねずみ感がいちいち可愛いです。
ルチャブルは御三家やマスコット枠以外なのに長編でも結構活躍していたしこの年の映画では恵まれてますね。
ピカチュウ御三家デデンネにルチャブルも同行するならヤヤコマも入れてほしかったな、と思いました。
というかこの時点のサトシ達の手持ちってどんなでしたっけ。
 伝説でもない特殊な設定があるわけでもない普通のポケモンのクレッフィを主役にしたのは上手かったなあと改めて思います。ちょっと異様なテンションとそれに合わせた愛河里花子さんの芝居…「声優が声を演じている」というのをあまり感じさせない独特な鳴き声は
サンムーンのカプ・コケコ、ベベノム、アーゴヨンやココ映画のウッウでも健在なのでやはりこの人はすごいです。

 ビクティニ、マナフィ、ジラーチ、ダークライと4匹もの伝説ポケモンが登場するのですが
4匹とも特にストーリーに関係あるわけではないしマナフィとジラーチに至ってはほんとに画面に出ただけで
この年の配布ポケモンがこの4匹の中から投票だったわけですが
ストーリーに関係ないせいで無理矢理ねじ込んでまで過去の伝説ポケモンに頼りたかったのか、感がちょっと
翌年のフーパではさらに大々的な伝説祭りが行われたので、そういう時期だったんでしょうか。
いっそミュウとかセレビィとか他の幻ポケモンもわっと出せばストーリーに関係なくてもお祭り感が出て良かったんじゃないかと思います。
クレッフィとかチゴラスとかXYの新ポケモンがいいキャラしていただけに過去の伝説ポケモンが客寄せパンダみたいに使われているのが伝説本人にも他のポケモンにもちょっと勿体無くなってる気がします。可愛いんだけど。

 EDはせっかくなのでTV版のダンスをこっちでも踊れば可愛かったのでは TV版からのコピペでいいから
翌年のガオガオオールスターもですがTV版の方がキャラがよく動いてるので
映画版のEDが何となくしょぼく見えてしまいました(悪くはない。)
ゲームプレイして気付いたんですが歌詞の「ピカピカの未来にチュウ」ってポケパルレネタだったんですかね。


真夏のヒカリ

2021-08-14 | ポケモン
 再三言うんですが新無印は見たい回だけ単品で見るにはすごく向いてるしこういう一挙配信にも向いてると思います。

・・・<アニメ感想>・・・

  「クレセリア 真夏の夜の光」
 サブタイトルや予告でダークライとクレセリアのSP、だと思っていたらツイッター等での宣伝では
ヒカリとポッチャマ再登場を前面に押していて(まあ話題性を考えれば。)
実際に見てみたらコハルの成長エピソードがメインでした。
 ダークライもクレセリアもそこそこに活躍してたし後半のバトルは良作画だったし
ヒカリも色々ファンサービスしつつコハルへの先輩としての立ち回りも良かったし
コハルの描写は一貫して軸が通っていたのでコハルの成長話としては良かったし各々の要素はよかったですけど
終始「これダークライとクレセリアの話じゃなかったの?」という肩透かしが付きまといながら見る事になりました。
これくらいの扱いでコハルの成長の舞台装置的に使うならミカルゲとかヨノワールあたりで十分だったんじゃないかと
後編のAパートまで2匹よりコハルとヒカリの交流がメインで続いたり(内容自体は悪くない。)
ラストがサトシ達4人の海遊び(何故か映画レベルの作画)で〆たのもダークライクレセリアより
コハルとヒカリがメインのつもりだったんだろうな…という感じで。
 コハルとヒカリの交流に尺取りまくったせいなのかコハルがいきなり傷付いたクレセリアに寄り添って
すぐ心が通じ合えたような描写とか(こないだのゴウとアローラキュウコンを思い出した)
ダークライとクレセリアの関係性についていきなり持論を喋り出す所とか(言ってる内容自体は悪くない)
(剣盾編でソニアが解けないでいる謎をすらすら解いてしまうゴウを思い出した)
シンオウ育ちかつ大ベテランのヒカリも同行してるのに初心者のコハルの方がクレセリア周りをサクサク攻略してしまうのは何で?という感じで
 各要素はそれぞれ良かったんですが上記のとおりどうもバランス配分が。
コハルの成長とこのタイミングでDPの伝説ポケモンも使っていろいろ盛り上げたかったんだろうな…という感じで。
予告の段階でコハルの成長話がメイン、ヒカリが先輩としてサポート、そしてダークライとクレセリアも
…と実際のバランス配分通りに告知していれば同じ内容でももう少し高評価になった気がします。

 ふと思ったんですがサブタイトルで真夏の夜の夢、とシェイクスピアからもじっていましたが
今回よりルミナスメイズ回の方が真夏の夜の夢感あったような…内容的にも場所的にも。
余談ですが↑のフレーズでシェイクスピアではなく某動画のネタと受け取ってる人が予想外に多くて
そこまでの認知度なのか…となりました。

 コハルのイーブイは特殊な個体で元から進化できないのか単にイーブイの気持ちの問題なのか
イーブイ登場時の描写では前者だと思っていたのですが最近のコハルの寄り添い方や今回のコハルの「進化先が決められない」という台詞を見るに後者っぽいような感じもして、ちょっとはっきりさせてほしいです。

 サクラギ研究所で生まれたポッチャマ達 DPリメイクが控えているのでぜひこれから何か活用してほしいです。

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 サン&ムーン第1~2話を久しぶりに見ました。
第1話は前半でアローラがどんな所かをいろいろ見せて後半でスカル団とカキと一緒にZ技でバトル、
新ポケモンと新キャラを見せながらの思いっきりバトル要素も忘れずに…とやはりいい第1話でした。
サトシがアローラに来るまでの顛末を早送りにしたり最後アローラに残る事を決めるくだりはあえてカットしたり
端折っても問題ない所を思い切って端折ったのも上手いなと。
 カプ・コケコが第1話でいきなりサトシを認めてZリングを与えてしまうのはちょっと性急な印象もしますが
神様ゆえの気まぐれ(カプ・テテフが顕著だった)と思えばなるほどという感じだし
アローラリーグで最後にカプ・コケコと戦う事になるのを思えば第1話のこれも運命だったのかな、という感じがします。


ダイジョーブ

2021-08-05 | ポケモン
 31のピカチュウアイス、去年の「トリプルソーダ ピカチュウといっしょ」を再販してくれるのは嬉しいのですが
せっかく再販するならココ映画の中に出てきた「ピカチュウの10まんボルト!~フルーツミックス~」が良かった気がします どちらもおいしいのですが。
ちょうどココの円盤が発売されたタイミングなのでおうちで見ながら食べるとかできそうだったし。

・・・<アニメ感想>・・・

  「ダークライ 真夏の夜の夢」
 アニメの動向といいグッズといいDPリメイク発売よりだいぶ前からDP推しモードに入ってるなと思ってましたが
(ネット等での盛り上がりを受けてなんですかね)
ヒカリポッチャマ再登場&ダークライ&クレセリアをここでやってしまうとは。早いですね。
夏休みのタイミングだしDP推しの前振り的な感じでちょうどいいって感じでしょうか。
 ポッチャマのアニメ絵の目がDP当時は黒一色だったのが今回ゲーム準拠の色になって
グッズの絵もこの目になってるんですね。

 ダークライとクレセリアの2話連続SP、という予告だった割に前編の今回は
サブタイトル詐欺レベルでほぼコハルとヒカリの交流話だったのと、そのせいか
(新無印的にはいつもの事ですが)ダークライとクレセリアが結構あっさり登場しちゃったなあと。
コハルとヒカリの交流が(も)メインなら事前の予告でそこも強調して欲しかったと思います。
2人の交流自体は新鮮で悪くないんですけど。
 久しぶりのヒカリ なんか色々言動が大雑把なのは新無印のノリだからかな…と思う事にしつつ
大人しめなコハルといるとヒカリの大らかで行動派な所(つまりサトシみたいな)が際立って感じられたので
改めてサトシと並んでW主人公できるキャラだったんだなあ、としみじみ思いました。
 シンオウでロケット団がブニャットやドクロッグ連れてるの見てギンガ団みたいだなと思ったんですが
アニメ的にはもうギンガ団は存在しないんですね…こういうシンオウ再登場回で出せないのは残念です。

 サトシの記憶の中のダークライはアラモスタウンで庭を守っていたりシンオウリーグで戦ったポケモンのはずですけど
サクラギ博士から普段はしんげつじまにいると聞いて違和感も何も思わなかったのか、と。
 サイドンが襲い掛かってきたのは寝不足で気が立ってる→倒されたら即眠り出すのはなるほどと思いつつ
そこそこベテランのはずのポッチャマのバブル光線(タイプ一致)でびくともせず
未熟なイーブイのバブル光線でたおれたのは何でだよ、と。ダメージ4倍とはいえ。

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 映画 破壊の繭とディアンシー を久しぶりに観ました。

 主役のディアンシーはお姫様ですがこの手のキャラによくある生意気、我侭等の不快感あるキャラではなく
自分の使命を純粋に果たそうとしていたりちょっと世間ずれしてたり、高貴な生まれのいい面を強調したキャラで
見ていて親しみを感じやすかったです。何となく幼い声での高貴な喋りも好感度に一役買っていました。
前半のショッピングモールなどの所(所謂日常パート的な)でサトシ達との親交をちゃんと深めていたのもよかったし、
バトルや後半のシリアスの前に楽し気なシーンが続くのも緩急があってよかったです。
前から思っているのですが主役ポケモンが味方としてちゃんと感情移入できる映画は評価が上がりやすいです。
 メレシーはこの映画でディアンシーの配下として出た事で当時自分の中ではかえってディアンシーの下位互換の
冴えないポケモンという印象が付いてしまったのですが(後にゲームをやったら払拭されました。)
他の人はどうだったんでしょう メインで出ていた個体はおじさん系なのであまり可愛い印象もなく…
でもCGでわらわらと群れているのは可愛かったです。

 キミにきめた以前の映画シリーズは伝説、配布ポケモンノルマやら何やらで詰め込み過ぎになりがちでしたが
今作は上の通り主役のディアンシーの物語がしっかりしており、
OPのかっこいいバトル、EDも使ってのメガシンカ紹介、ロケット団のほどほどな出番等
詰め込みノルマを課せられてる中ではかなり丁寧にストーリー面でも販促面でも各要素を描けていた方だと思います。
OP~中盤にかけてサトシ、セレナ、シトロン3人それぞれのバトルが見れたのも高評価ポイントの1つです。
サトシとピカチュウ以外のレギュラー手持ちポケモンの出番がなかなか作れないのがポケモン映画の不満の一つなので。
設定を生かしてサイホーンを颯爽と乗りこなすセレナもかっこよくて短いシーンながら印象的でした。
(正直個人的にはトライポカロンでアイドルしてるセレナよりサイホーンレース絡みの方がかっこよく見える)
 悪役が憎めないキャラだったのもいいバランスで、御三家を悪役に持たせても印象が悪くなる事なくよかったです
ゲッコウガやマフォクシーは元々悪っぽいイメージも似合うんじゃないかと思うので。
 ED曲も良かったし、劇中で歌詞を拾って流れ星のエピソードを入れたのもいいサービスでした。
 主役の伝説ポケモン以外にも上の通りサトシ達の手持ち、悪役の御三家、いろんな所に出たメガシンカポケモン達
そして背景のモブポケモン達まで新旧いろんなポケモンがいて満足度高かったです。
シリーズ1作目は新ポケモンを出すようノルマがあるのかもしれませんが、おかげでなかなか見応えがありました。
街中のシーンのモブの旧ポケモンはどれも実際にゲームのXYに出てくるポケモンだったと思います。

 ゼルネアス・イベルタルもまあまあ活躍したと思うのですが、特にイベルタルは出てくるのが唐突だったせいで
実際の設定より少々小者に感じてしまったのが惜しいです。ゼルネアスに辿り着くのも若干あっさりに感じたり。
今作は各要素を尺の中で出来る限り丁寧に描く努力がとても感じられたので、単純にもっと尺が長ければ、
短編がなければより詰め込み感がなく見応えある映画になったのでは…という気がします。
各要素はよく作られていただけに尺不足が惜しいけれど、ポケモン映画の中ではなかなか良く出来てる方だと思います。

 今作やボルケニオンの(TVのXYシリーズ同様)すごく丁寧な感じはてっきり映画も矢嶋監督だとばかり思っていたんですが、違うんですね。それでもTVシリーズの丁寧さとリンクしていたのは偶然なのか。
ディアンシー、セレナ、ユリーカのファッションショーのあたりとかいかにも矢嶋監督っぽいなと思っていたんですが。

 時々書いてきましたポケモン映画を久しぶりに観た感想シリーズですが、このへんで大体一巡した気がします。
(最近のやつを除いて)