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散歩記録(2022/03/06)

2022-03-06 21:49:34 | 日記
2月19日の散歩で、府中崖線沿いの坂を巡りましたが、
行き漏らしたものや場所が離れていたものがあって、
いつか補完したいと思っておりました。
そんな訳で、本日の散歩では府中市の坂巡り(補完ルート)を選定しました。

ルート:飛田給駅~はけた坂~かなしい坂~柳坂~普門寺坂~御殿坂~鹿島坂~弁慶坂~台の坂~棒屋の坂~白明坂~新町二丁目第二アパートの給水塔~浅間山公園(男坂、女坂)~東府中駅

10:05過ぎ頃に京王線・飛田給駅へ到着。
まずは、西北西方向、直線距離約670m先の「はけた坂」を目指します。
10:15少し過ぎ頃に到着。

京王線の辺りから府中崖線までがゆるやかな坂道になっています。
由来碑によると、昔はこの辺りを「はけた」と呼んでおり、
そこから名づけられたものと思われるそうです。
府中崖線を俗に「ハケ」と呼ぶばれる事にちなんでいるようです。

次の目的地は、西方向、直線距離約1.4km先の「かなしい坂」です。
10:45頃到着しました。

昨年11月14日の散歩でも訪れており、詳細を書いていますが、
江戸時代の玉川上水の導水工事において、
この坂あたりで地中に水が浸透してしまい、
工事失敗の責任を取らされた役人が処刑される際に「かなしい」と嘆いたと伝わっている事から付けられた名前のようです。

次の目的地は、西北西方向、直線距離約760m先の「柳坂」です。
10:55頃到着しました。

昔は狭い農道だったそうですが、
東京競馬場の開設に伴って整備されたそうです。
坂名は植物の柳に由来すると思われ、付近に柳の大木があったからとも、
道路沿いに柳の木が植えられていたともいわれています。

次の目的地は、西北西方向、直線距離約730m先にある「普門寺坂」です。
11:10頃到着しました。

京王線・府中競馬正門前駅から東京競馬場正門辺りまでの坂道が該当区間です。
坂の西側にある「普門寺」に由来する坂名との事でした。

次の目的地は、西南西方向、直線距離約590m先の「御殿坂」です。
11:20少し過ぎ頃に到着しました。

競馬場通りから大國魂神社西口までの坂道が該当区間です。
坂名の由来は、2月19日の散歩で「国司館と家康御殿史跡広場」に訪れた際にも書いておりますが、
徳川御殿が坂上にあった事によるものです。

次の目的地は、北西方向、直線距離約710m先の「鹿島坂」です。
11:35頃到着しました。

下河原緑道に沿って、旧甲州街道から、1月30日にも訪れた「坪宮」辺りまでの坂道が該当区間です。
大國魂神社の例大祭に深いかかわりのある人物の名に由来する坂名との事です。

次の目的地は、西方向、直線距離約160m先の「弁慶坂」です。
11:40頃到着しました。

由来碑の立つ近辺に「高安寺」があって、
その近辺のゆるい坂道が該当区間のようです。
「高安寺」に伝わる弁慶伝説にちなむ坂名と思われます。

次の目的地は、西南西方向、直線距離約110m先の「台の坂」です。
11:45頃に到着しました。

民家に囲まれた細い路地に由来碑が立っていて、場所を知らないと探すのに苦労しそうです。
かつての坂は付近の住宅開発によって途切れてしまい、
ほとんど残っていないように感じました。
残っている部分も、坂と言える程の傾斜は感じませんでした。
坂の由来は、かつて坂の上辺りに住む人の名から取られたようです。

次の目的地は、北西方向、直線距離約60m先の「棒屋の坂」です。
11:45少し過ぎ頃に到着しました。

由来碑は撮影出来ましたが、坂の風景は勘違いのため撮れていませんでした。
由来碑のある所から北方向への坂が該当区間かと思っていたのですが、
帰宅後に調べたところ、由来碑のある辺りから西方向、京王線の手前までの旧甲州街道が該当区間だったようです。
別の機会で付近を訪れた際のリベンジ案件とします。

次の目的地は、北北西方向、直線距離約2.6km先の「白明坂」です。

移動途中、「府中日鋼団地」の1号棟付近で、
シダレウメを見かけたので写真を撮ってみました。


当初目的地には12:35少し過ぎた頃に到着しました。

府中市の端にあって、国立市や国分寺市とも接する坂です。
坂の名の由来は、鎌倉幕府興亡の戦において、
新田義貞が北条方へ攻め込もうとして、
この辺りで夜が明けてしまったという言い伝えにちなむそうです。

次の目的地は、東南東方向、直線距離約3.2km先の「新町二丁目第二アパートの給水塔」です。
13:40少し過ぎ頃に近辺へ到着しました。

円柱上の槽は少し厚めにで、その代わり小回りのように思えました。

次の目的地は、東南東方向、直線距離約830m先の「浅間山公園」です。
14:00少し過ぎ頃に到着しました。

園内の浅間山の頂にある「浅間(せんげん)神社」へ登るための坂が「男坂」「女坂」とあって、
それぞれに由来碑が設置されているため目的地としました。
まずは「男坂」の方から。

山頂への北側の坂道です。
勾配が急なため、「男坂」と呼ばれているようです。
せっかくなので山頂付近も写真撮影しました。

この浅間山は、浅間神社のある堂山、中山、前山と三つの山から成っています。
多摩の台地が古多摩川や古相模川によって削られ、
孤立丘として残ったもののようです。
堂山の標高は79.6m。
「女坂」から下山しました。

山の西側から山頂を目指す坂道で、「男坂」に比べるとなだらかです。
これで府中市の坂巡りは一応コンプリートしました。

後は浅間山公園を少し散歩してから帰宅する事にします。

「女坂」近くにある中山への登口付近で、
府中の名木百選の「浅間山公園のイヌザクラ」がありました。
園内にもう二本ほど府中の名木百選があるようなので、
別の機会に探してみようと思います。

中山に登ってみました。標高は74m。

前山の標高は72.8m。
付近には「人見四郎の墓」の碑が設置されています。
鎌倉時代に活躍した人物の墓跡との事です。

前山には「関東の富士見百景」に選ばれた富士見スポットがあります。
本日は雲が出ていたため、雲の向こうに薄っすら見えるような?気がしました。
(ビルが二つ並ぶ、その右側の辺り)

公園を出た後は、最寄り駅の京王線・東府中駅を目指します。
15:00頃、駅地に到着しました。

本日の散歩は以上です。

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