九頭竜の館(書斎)

趣味のブログ(散歩記録)

散歩記録(2021/05/30)

2021-05-30 19:28:47 | 日記
本日の天気は晴れ一時曇り。(後に雨)

本日は午前と午後に用事があるため、少し短めな散歩となります。
午前の用事の都合から、散歩開始は南大沢駅近辺となり、
そこから近場で名木・巨木巡りをするルートを選定しました。
そんな訳で本日の散歩ルートは以下の通りです。

目的;八王子市内(近場)の名木探訪
ルート:南大沢駅~南大沢八幡神社~下柚木御嶽神社~由木城跡~堀之内芝原公園~自宅

まずは午前の用事を済ませるため、自宅から南大沢駅近辺へ徒歩移動。
用事が済んで散歩を開始したのは10:55頃でした。

最初の目的地は、北北東方向、直線距離約370m先の「南大沢八幡神社」です。
11:00少し過ぎ頃に到着しました。
目的は、境内に立つ「オオツクバネガシ」です。

八王子市の指定天然記念物です。
解説板によると、明治時代に神社の火災により災禍を受け、
枯死したと思われていたところ、しばらくして再び芽吹いたため、
地元では「不死身のアカガシ」と呼ばれ親しまれて来たのだとか。
推定樹齢600年で、樹の中央部は災禍の影響で空洞化している状態のようですが、
今なお樹勢盛んな様子でした。

次の目的地は、北方向、直線距離約1.7km先にある「下柚木(しもゆぎ)御嶽(みたけ)神社」です。
12:05頃に到着しました。
ここでの目的は、境内のシイ(スダジイ)です。

こちらも八王子市の指定天然記念物です。
解説板によると、推定樹齢400年で、
天然記念物指定当時は樹高約20m程あったそうですが、
昭和60年(1985年)の大雪で幹が折損して、現在の状態になったようです。
主幹がほぼ水平に倒れているのはその時の影響でしょうか。
垂直に伸びる枝の先では葉が茂っており、まだ樹勢は旺盛と思われます。

その次の目的地は、東方向、直線距離約300m先の「由木(ゆぎ)城跡」です。
12:25頃に到着しました。

城跡は、現在は「永林寺」となっています。
結構立派なお寺で、本殿左手の先、墓地の奥が高台になっており、
そこが曲輪と思われる場所で、石碑が建っていました。
石碑の隣りには、城主と推定される大石定久の石像も建っています。

次の目的地は、東方向、直線距離約1.5km先の「堀之内芝原公園」です。
13:00少し過ぎ頃に到着しました。

公園内には、ハニワを模したオブジェが設置されていたり、
中央は古墳を思わせるように造成されています。
多摩ニュータウンの宅地造成の際、
公園近辺に縄文時代から古墳時代にかけての大規模な集落跡が発掘された事に因み、
デザインされた公園のようです。
一番右側の写真は古墳状の高台の頂です。
遺跡を想起させる配置の岩と貝殻片が埋め込まれていました。

この後帰宅しました。
後もう30分程余裕があればもう一か所行きたい場所があったのですが、
午後の用事との兼ね合いで断念しました。

本日の散歩は以上です。
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散歩記録(2021/05/23)

2021-05-23 22:30:28 | 日記
今日の天気は晴れ時々曇り。

最近近場ばかりだったので、少しだけ離れていて、
かつ巨木探索以外に初見の見所が残っている箇所を探していて、
「そうだ立川へ行こう」となりました。
今日の散歩ルートは以下の通りです、

目的:立川市内散策(給水塔探訪、巨木探索)
ルート:立川駅~立川五小北交差点~立川栄町浄水所~榎戸弁財天~立川砂川浄水所~五日市街道・砂川町三丁目付近の交差点および流泉寺~昭和記念公園 砂川ゲート~立川アメリカンビレッジ~むさしの公園~富士塚公園~立川市諏訪神社~立川駅

10:10頃、JRの立川駅へ到着。散歩開始。
まずは北北東方向、直線距離約1.3km先を目指します。
10:30少し前ぐらいに目的地へ到着。
ここ「立川五小北交差点」には由来不明の巨木(葉の形からケヤキと思われます)が立っています。

一番右の写真を見ると、かなり道路側へはみ出しており、
交通の邪魔になっているような感じですが、伐採を免れているようです。存在感が強い。
Webサイトで調べてみても、何故この場所にこのような巨木が残されているのかはっきりしませんでした。

この巨木の付近には、同様の樹木がもう一本と、
「高松新道記念碑」と刻まれた石碑が設置されていました。


散歩前、立川市は駅周辺が結構栄えていたり自衛隊の駐屯地があったりと、
全域の樹木はそれ程多くないのかなと思っておりましたが、
散歩中は樹高5m越えの樹木を結構な頻度で見かけました。
市内には保護樹林などもあるようですし、
意外と自然の残っている(残している)市のようですね。

次の目的地は、北北東方向、直線距離約1.2km先です。
11:00少し前ぐらいに「立川栄町浄水所」へ到着しました。

給水所の施設は、塔(タワー)タイプと槽(タンク)タイプと勝手に分類しておりますが、
ここは後者ですね。

次は、東北東方向、直線距離約360m先を目指しました。
11:05過ぎ頃に「榎戸(えのきど)弁財天」へ到着しました。

この社の手前の通りが「弁天通り」と呼ばれている事から、
そこそこ大きな社があると想像しておりましたが、
小ぢんまりとしておりました。
事前にGoogleMapで確認した時は緑に囲まれているように思ったのですが、
右側写真の車道へはみ出すぐらい茂っている樹木は、
隣家のもののようでした。

次は、西北西方向、直線距離約2.3km先を目指します。
ただし、実際の散歩ルートでは北方向へと進んで玉川上水沿いの近辺を散策しながら移動しました。
その後「玉川上水駅」辺りで西武拝島線を越え、
一時的に東大和市へと入りました。
そのまま沿線の道路を歩き、12:00頃に目的地「立川砂川浄水所」へ到着しました。
正確には、西武線越しに三基のタンクがよく見える位置へ到着、ですね。

この後、正面側にも回り込みましたが、
そちらは水道局の建物が目隠しになっていて、タンクはチラ見しか出来ませんでした。

その次は、南西方向、直線距離約1.1km先を目指しました。
事前にWebサイトで立川市の巨木情報を収集していた折に、
その辺りに目を引く巨木があると聞いていたので探してみる事に。
砂川三番交差点から一つ西側の、五日市街道と大山道との交差点付近に、
恐らく「それ」と思われる巨木(ケヤキ)を見つけました。

歩道にはみ出て立っています。
付近の五階建てマンションよりも高く見える巨木でした。
近くの「流泉寺」の山門横のケヤキも大きかったです。

この砂川地区にはケヤキの巨木がポツポツ立っているようで、
普通の民家にも保護指定を受けていると思われる巨木があるようでした。


しばらく周囲をウロウロした後、次の目的地へ。
南南東方向、直線距離約540m先を目指します。
12:55頃、「昭和記念公園 砂川ゲート」へ到着しました。
が、公園が休園しておりゲートは閉鎖されておりました。。。
「公園内の施設は幾つか休業中かな」ぐらいの予想で訪れたのですが、
結構大きな公園丸ごと休園しているとは。想定が甘かったです。
(正確には、立川駅に近いごく一部は利用可能)
予定では公園内を突っ切って、JR中央線の走る辺りへ抜ける予定だったのですが、
次の目的地へ向かうためには「昭和記念公園」を大きく迂回して行く必要があります。
まぁ、行くしかない訳ですが。

その途中、当初の散歩ルートの選定から外していた、
「立川アメリカンビレッジ(アメリカ村)」に寄り道してみる事にしました。

かつて市内に存在した「米軍立川基地」の職員向けに建てられた白い平屋建て住居が、
現在もそのまま残っています。
今も人が住んでいるようですが、住人は日本人でしょうか。

その次も寄り道となりますが、
「昭和記念公園」を迂回している途中に立ち寄った「むさしの公園」で、
公園内に廃線跡のモニュメントが設置されているとあったので、見に行ってみました。
ちなみに、付近の「残堀川」を越えた事で、隣りの昭島市へ入っています。

解説板によると、戦争中に敷設された青梅線中神駅からの資材運搬専用線であったとの事です。
公園から離れた場所にもかつての軌跡上のレールがモニュメントとして設置されているそうですが、
流石にそちらまで足は伸ばしませんでした。

公園を出た後は、ひたすら「昭和記念公園」外周の歩道を歩きます。
正確な時間は覚えていませんが、
14:00頃、「昭和記念公園」の西立川口辺りに来ていたと思います。
この辺りで再び立川市入りしています。
この頃になると疲労とテンション下降で、
時折GoogleMapで方向を確認する以外、
かなり投げやり気味に歩いておりました。

14:15少し前頃、予定外の「富士塚公園」に差し掛かったあたりで、
公園内の塚山に惹かれて立ち寄ってみる事にしました。

塚の頂上には浅間神社が祀られております。
江戸時代に流行った「富士講」により、
実際に富士山へ登れない人々のための富士山を模した塚山のようです。
塚の腹からは少し樹高のある木が何本か生えており、
古くから存在する塚である事をうかがわせます。

当初の散歩ルートでは、
「昭和記念公園」の次の目的地として「八幡神社大欅」を予定していたのですが、
かなり適当に歩いているうちに失念してしまい、
その次の目的地であった立川市の「諏訪神社」へ先に着いてしまいました。
(この時点では、まだ目的地を一つ飛ばした事に気付いていません)
「諏訪神社」はそこそこの古刹のようなので、
ご神木や巨木が無いものかと期待しての探訪です。

境内をくまなく巡った訳ではないのですが、
ご神木っぽいのは見かけませんでした。
樹高や幹周はそれなりにある樹木は何本か見かけました。

一応目的は果たしたと考え、最寄りの立川駅へ向かいました。
15:00頃に駅へ到着。
本日の予定を改めて確認していたところ、
「八幡神社大欅」を飛ばしていた事に気付きました。
往復で30分から40分ぐらいかかり、
歩けなくもなかったのですが、
帰宅モードへ移行しかけていた事もあって、
本日の往訪は諦め、次の機会へ持ち越しとしました。

本日の散歩は以上ですが、以下は「おまけ」となります。

行きと帰りで、京王線府中駅とJR府中本町駅の間を乗り換えのために歩いたのですが、
「大國魂神社」のすぐ近くを通るので、
折角だからと、5/15の散歩で撮り逃していた、
「大國魂神社」内の残る「府中の名木百選」を探してみました。

まずは「大國魂神社のモミノキ」。樹高20m、幹周2.6m。

左側は行きに撮ったもの。右側は帰りに撮ったものです。

次は「大國魂神社のコウヨウザン」です。樹高23m、幹周1.5m。

これも左側は行きに撮ったもの。右側は帰りに撮ったものです。

その次は「大國魂神社のケヤキ」です。樹高29m、幹周7.2m。

これも左側は行きに撮ったもの。右側は帰りに撮ったものです。
「大國魂神社」で最大最古と言われています。
大鳥居前に同じ名称のものがありますが、こちらは社殿西側のものとなります。

ついでに、「府中の名木百選」ではありませんが、
中雀門向かって左手側に「高野槇(コウヤマキ)」の立て札があったのでご紹介。

ちなみに、右手側には例のシダレザクラが立ってます。

前回案内板を撮り忘れていた大鳥居前の「大國魂神社のケヤキ」も載せておきます。


最後、こちらも案内板を撮り忘れていた「馬場大門けやき並木」。


以上、おまけ終わり。

#立川駅の「ecute」で抹茶フェアを実施していたので、抹茶スイーツを購入して帰宅しました。
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散歩記録(2021/05/16)

2021-05-16 15:27:36 | 日記
本日の天気は曇り一時雨。

本日のテーマは、ここ何回かの定番「名木巡り」です。
地区は多摩市内としました。
散歩ルートは以下の通りです。

目的:多摩市内の名木巡り
ルート:京王多摩センター駅~八幡社のケヤキ~加藤家のヒイラギ~鶴牧西公園~自宅

天気予報で午後から雨が降ると言っていたため、
本日は早めに散歩開始しました。

9:00頃、京王多摩センター駅へ到着。
まずは東北東方向、直線距離約620m先を目指します。
ここの「多摩市立子育て総合センター」の裏手の樹木が、
多摩市の指定天然記念物である「八幡社のケヤキ」です。

樹高18m。上記施設よりも高いです。
ここにはかつて「八幡社」が建っていたそうですが、
土地区画整理の際に幼稚園(現在の多摩市立子育て総合センター)と換地したそうです。

次の目的地は、南方向、直線距離約510m先にあります。
多摩市指定天然記念物「加藤家のヒイラギ」と呼ばれているそうです。
しかしながら、現地へ到着してみましたがそれらしき樹木は見当たりませんでした。
付近をウロウロしてしまいましたが、不審者として通報されるのは御免なので、
諦めてその場から立ち去りました。
帰宅後に調べたところ、
樹勢が弱まり回復の見込みがないため、
2017年に市指定天然記念物の指定を解除したとの事でした。
残念ながら、倒木の危険から伐採されたか、既に枯死しているかでしょうね。

次の目的地は、南西方向、直線距離約1.3km先の「鶴牧西公園」です。
移動中にポツリと雨雫が降って来ましたが、
この時点では傘を差す程ではありませんでした。
しかし徐々にその間隔が詰まって来ているように感じており、
実際に、既に傘を差して歩いている人も見かけました。

そう言えば、公園にかなり近づいた時点で気付いたのですが、
次の目的地は3/20と4/4の散歩で二回も訪れているので、
割愛しても良かったかもしれません。
まぁ「ここまで来たら、せっかくなので」という訳で予定通りに訪れました。

9:55頃に公園に到着。
目的は、この公園から見られる多摩市指定天然記念物「川井家のシダレザクラ」です。

樹高約18m、推定樹齢200年との事。
解説板によると、
以前は名称の通り公園に隣接する川井家の敷地内に立っていましたが、
2011年(平成23年)に川井家から多摩市へ、
このシダレザクラ、幹周辺の土地、土蔵などが寄贈されたそうです。
現在は多摩市が管理していると思われます。

そしてこの写真を撮った後ぐらいから、
傘が必要なぐらいの雨脚となってしまったので、
ここで散歩を打ち切る事にしました。
予定ではこの後数か所、市指定天然記念物の樹木を巡り、
若葉台駅の方まで足を伸ばすつもりでしたが、
続きは別の機会にしたいと思います。

その後は、傘を差しながら自宅まで散歩を継続しました。
10:30頃に帰宅。
本日の散歩は以上です。

#帰宅後にこの投稿を書いていたら、雨が上がっておりました。
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散歩記録(2021/05/15)

2021-05-15 23:58:22 | 日記
今日の天気は晴れ時々曇り。

前回5/9に引き続き、今回のテーマも「古墳と名木」となります。
場所は府中市内としました。
ただし、4/24の散歩で訪れた「武蔵府中熊野神社古墳」は除きます。
散歩ルートは以下の通りです。

目的:府中市の古墳巡り、府中市の名木巡り
ルート:府中駅~首塚古墳~高倉塚古墳~八雲神社(天王塚古墳)~高倉20号墳~本宿稲荷神社~御嶽塚古墳~三社宮神明社~分倍河原古戦場碑~新田義貞公之像~高安寺~矢島家のナツメ~矢島稲荷~大國魂神社~馬場大門のけやき並木~府中駅

出掛ける際にデジカメの電源確認をした所、起動せず。
「またか!」と思いましたが、
よく確認すると、前回充電した後に電池を入れ忘れておりました。。。

少し焦りましたが気を取り直して出発。
府中駅に10:35頃到着しました。
まずは西南西方向、直線距離約1.2km先を目指します。

11:00頃に「首塚古墳」へ到着。

一見すると古墳のようには見えませんが、
左側写真で鳥居の先の左手側に墳丘の名残りがあります。
右側写真は墳丘を横から捉えたもの。
お稲荷さんが無ければ、宅地造成などで消え去っていたかもしれませんね。

続いて「高倉塚古墳」を目指しました。
南方向、直線距離約260m先にあります。

周囲は住宅に囲まれています。
以前はもっと小さい墳丘だったそうですが、数年前に整備されて今の様子になったようです。
写真の解説によると、国内でも数例しかない上円下方墳との事でした。

続いては「八雲神社」内にある「天王塚古墳」を目指しました。
北西方向、直線距離約158m先にあります。

解説板は見当たりませんでしたが、
社殿の裏側に墳丘と思われるものがありました。

その次は「高倉20号墳」を目指しました。
北北西方向、直線距離約220m先にあります。

この古墳は倉庫会社の敷地内にあります。
写真は、古墳の南側の敷地外から撮ったものです。
事前に情報収集した際に「倉庫の人に挨拶をして写真を撮らさせてもらった」というものがあったので、
ぐるりと回り込んで入口と思われる場所まで行ってみたのですが、
守衛や窓口がある訳でなく、曜日のせいか時間帯のせいか閑散としており、
勝手に立ち入る訳にもいかず諦めて引き上げました。
一応リベンジ案件として記憶しておきます。

さてその次は「本宿稲荷神社」を目指しました。
西北西方向、直線距離約250m先にあります。

この境内には「府中の名木百選」に選ばれた「本宿稲荷神社のイチョウ」が植えられています。
樹高20mとの事。樹の上の方に鳥の巣でもあるのか、囀りが聞こえました。
帰宅後に調べたところ、このイチョウには別の樹の枝が出ている箇所があるそうです。
成長の過程で小さかった方が飲み込まれて癒着しているとの事で、
次に訪れる機会があれば注意して見てみたいと思います。
イチョウの色づく秋頃の再訪を検討というところでしょうか。

次の目的地は「御嶽塚古墳」です。
西方向、直線距離約390m先にあります。

JRの「西府駅」駅前にある公園の一角に墳丘があります。
解説によると直径約25mの墳丘との事。
近辺は木陰になっていたので、墳丘上で涼を取っている家族連れもいました。

府中市の古墳巡りはここまで。
残りは名木巡りとなります。
南西方向、直線距離約1.1km先にある「三社宮神明社」を目指します。
12:25頃到着。

この境内には「府中の名木百選」の「三社宮のケヤキ」が植えられています。
樹高14.5mとの事。柵に囲まれていました。
この社内や周辺には、府中市の保護樹木となっている樹が多く植わっていました。

この後は、東方向、直線距離約1.6km先の「分倍河原古戦場碑」を目指します。
13:00頃到着。

新田義貞(源義貞)率いる倒幕軍と北条氏率いる鎌倉幕府軍がここ「分倍(ぶばい)」の地で交戦し、
豪族の協力を得た新田軍が北条軍を破り、
数日後には鎌倉幕府も滅亡へと向かうなど、歴史的な戦いのあった地を記念する碑です。
ここから北東方向、直線距離約770m先にある「分倍河原駅」駅前には、
「新田義貞公之像(銅像)」が建てられていますので、
ついでに足を伸ばして拝んで来ました。


次の当初の目的地は「矢島稲荷」と呼ばれる場所でしたが、
目指して歩いている途中で、
ルート上に「府中の名木百選」に選ばれた樹木が幾つかあった事を思い出したので、
寄り道する事にしました。

寄り道その一は、駅前から北東方向、直線距離約250m先の「高安寺」です。
ここには「弁慶硯の井戸」と「府中の名木百選」の「高安寺のケヤキ」がありました。
まずは「弁慶硯の井戸」の方から。
お寺の西側に隣接する保育園側から敷地に入ると、
稲荷社の横手に石段があり、下った先に井戸がありました。

源義経と弁慶が京都へ帰る途中でこの寺に立ち寄り、
大般若経を書写するために境内にある井戸の水で墨を磨ったという伝えがあるそうです。
「高安寺のケヤキ」の方ですが、境内の外に「府中の名木百選」の案内板がありました。

樹高は30mもあるそうです。
案内板に近い樹は右側写真の左手の樹の方ですが、
樹高は左側写真の方が高そうに見えました。
帰宅後に調べたところ、「高安寺」には他にも「高安寺のヒヨクヒバ」「高安寺のクスノキ」「高安寺のタラヨウ」「高安寺のコウヤマキ」などの「府中の名木百選」に選ばれた樹があり、
随分と見逃していたようでした。これもリベンジ案件でしょうね。

寄り道その二は、「高安寺」から東北東方向、直線距離約330m先にあります。
「府中の名木百選」では「矢島家のナツメ」と紹介されています。

案内板によると樹高は6m程ですが、
かなり傾きつつも樹勢は良好な様子でした。

寄り道から戻り、予定していた「矢島稲荷の大ケヤキ」を目指しました。
東北東方向、直線距離約80m先にあるとの事でしたが、
民家の隙間からそれらしき樹木が見えるものの、
稲荷社は見当たりませんでした。
帰宅後に調べると、個人宅の敷地内にあるそうです。
表札の出ている門から先に入って大丈夫だったのだろうか。
次の機会があればアプローチしてみたいと思います。

次の目的地は「大國魂神社」です。
南東方向、直線距離約400m先にあります。
境内には「府中の名木百選」に選ばれた名木が何本かあります。
まずは大鳥居手前のカエデの木から。

拝殿向って右側が該当の樹です。
樹高約7m、推定樹齢400年だとか。

その次は、3/27の散歩でも取り上げたシダレザクラです。

「大國魂神社」では春の名物になっていますが、
「府中の名木百選」には選ばれてはおりません。
明治百年(1968年/昭和43年)記念樹として植樹されたようなので、
歴史が浅いからなのかもしれません。

その次は「大國魂神社の大イチョウ」です。

本殿裏手にあって、樹高約20m、推定樹齢約900年だそうです。
神社の御神木として祭られています。

最後は「大國魂神社のムクノキ」です。

大イチョウのすぐ隣りに立っています。樹高約28m。

歴史の古い神社なので、上で挙げたもの以外にも境内には巨木と呼べるものが幾つかありました。
帰宅後に調べたところ、
他にも「府中の名木百選」があるそうなので、次の機会に拝みたいと思います。

さて本日最後となる目的地は、「馬場大門のけやき並木」です。
「大國魂神社」の参道に植えられていたものです。
かつてはこの参道の両側に馬場があった事に因む名称でしょう。
南北560mに渡って約200本のケヤキが植わっています。

(左側二枚の写真は、実は散歩の最初の方で撮ったもの)
ケヤキ並木としては国内唯一の国指定天然記念物だそうで、
案内板や碑が幾つも設置されておりました。


14:30頃、すぐ近くの府中駅へ到着。
本日の散歩は以上です。
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散歩記録(2021/05/05)

2021-05-05 15:40:13 | 日記
本日の天気は曇り一時雨。

事前に、晴れた場合と曇りの場合の散歩ルートを考えておりましたが、
天気が今いちな事もあって気持ちが上向かず、
直前になってご破算にして、「歩くだけの散歩」と割り切って出掛けました。

11:00過ぎ頃に自宅を出発し、
「多摩ニュータン通り」沿いの歩道を多摩市方向へ進み、
多摩センター近辺で「乞田川」沿いへと変更、
その後京王永山駅まで歩いて、
約1時間程ですが散歩終了としました。

(写真は乞田川沿いの歩道で見かけた地図記号の説明板。何故こんな所に。)

駅改札前の「ビアードパパ」で抹茶シュー三種を一個ずつ購入。
そのまま京王線で京王堀之内駅まで戻り、
買い物して帰る頃には、パラパラと雨が降り始めておりました。
雲の厚さはそれ程でもないので、長くは降らないと思いますが。

本日は以上です。

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