昨日の雨が嘘のような快晴なのに、ここのところ脚が動かない…先週の土曜日は絶好調で50kmを超えるリハビリライドを楽しんだというのに、週が明けると異常に脚が重くなり始めてしまいました。
いわゆる遅発性の筋肉痛なのですが、今回は酷い。筋肉痛(正式名称は「筋・筋膜性疼痛症候群」)は激しい運動時に発生する「早発性筋肉痛」と運動後数時間〜数日後に起こる「遅発性筋肉痛」があります。
以前は筋肉に乳酸という疲労物質が溜まることで筋肉痛が起こる原因と考えられていましたが、現在では乳酸は傷の修復促進など身体に必要なエネルギーとして再利用されているため、筋肉痛の直接的な原因には当たらないという認識が当たり前となっています。
いわゆる遅発性の筋肉痛なのですが、今回は酷い。筋肉痛(正式名称は「筋・筋膜性疼痛症候群」)は激しい運動時に発生する「早発性筋肉痛」と運動後数時間〜数日後に起こる「遅発性筋肉痛」があります。
以前は筋肉に乳酸という疲労物質が溜まることで筋肉痛が起こる原因と考えられていましたが、現在では乳酸は傷の修復促進など身体に必要なエネルギーとして再利用されているため、筋肉痛の直接的な原因には当たらないという認識が当たり前となっています。
遅発性筋肉痛の原因の定説では、筋線維の炎症反応で痛みが起こるとされています。身体の動きを担う筋肉(骨格筋)は、数千にもおよぶ「筋線維」の集合から成り立っていて、運動やトレーニング、または慣れない動きの連続などで筋肉が強い力を発揮し続けると、筋線維のところどころに少しずつ損傷が生じ、そこから炎症反応が起こります。
筋線維自体には痛みを感じる神経はありませんが、炎症が原因となり、その反応過程でヒスタミンが分泌されます。このヒスタミンは痛みを引き起こす原因物質でもあるため、筋膜や周辺の組織に分布する神経が刺激され、炎症部分に「筋肉痛」としての痛みが生じるのです。定説での遅発性筋肉痛は、段階的に経路を追って起こると考えられているわけです。
「年齢を重ねると、運動してから筋肉痛が発症するまでの期間が長くなる」とよく言われますが、これは俗説だと考えられています。「若い頃はすぐに痛みが出たのに」という記憶は、もしかしたら曖昧なものなのかもしれません。筋肉痛の年齢による発症タイムラグについては、今のところ医学的には肯定も否定もされておらず、筋肉痛の発症タイミングやピークには年齢による差はないとの報告も出されています。
むしろ、年齢を重ねると運動不足になりがちで、この慢性的な運動不足が続くと、筋力そのものが低下し、毛細血管が発達しなくなるので、筋繊維の修復のための物質が届けにくくなるせいだと考えるのが妥当なようです。
今回の私の筋肉痛は骨折の影響で長時間の運動が久しぶりだったことが影響したのだと思います。室内ローラーでリハビリを続けていたとはいえ、せいぜい1時間程度でしたので、それがいきなり3倍になってしまったわけですから…
というわけで、今日は室内ローラーを軽めに回し、バイクのメンテナンスをすることにしました。こんな良い陽気にバイクメンテナンスなんてとも思ってしまましたが、結構重症な骨折だったことを思えば、今はまだ我慢の時なのでしょう。今日乗るつもりだったカーボンロードの駆動系を改めて点検し、注油をしました。
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