CYCLINGFAN!!

自転車をこよなく愛し、自分の脚と熱いハートで幾つになっても、可能な限り、どこまでも走り続けます~♪

119エマージェンシーコールを考える(1)

2025-02-14 15:19:31 | その他
 中居正広の女性トラブルに端を発したフジテレビをめぐる騒動は、ドラマの制作現場にも大きな影響を与えています。「119エマージェンシーコール」は横浜消防局が撮影協力をしているドラマですが、一時は撮影協力のクレジットが消え、ドラマの撮影続行が不可能になるとの噂も飛び交っていいました。ただ、横浜消防局の撮影協力の目的は明白で、個人的には撮影協力は続けて欲しいと願っていたのです。

 東洋経済オンラインの記事によると、横浜消防局は撮影協力を続ける英断をしたとのことです。本作は、消防局の通信指令センターを舞台に、一本の電話で命をつなぐ“最前線”に立つ、指令管制員(ディスパッチャー)たちの“現実(リアル)”を描く完全オリジナルストーリーのドラマです。

 現実に消防隊員や救急救命士等の姿を目にすることはありますが、指令管制員を直接目にする機会はありません。そんな、影の立役者たちに光を当て、「119番通報」の実情を知る数少ない機会だと私は捉えています。
 ただ、現実には横浜消防局のSNSにはフジテレビに協力するなという趣旨のコメントが多く寄せられているようです。東洋経済オンラインの記事には撮影協力に反対のコメントと賛成するコメントが併記されていました。確かに「ポジティブな声には具体的な理由がある」ように感じます。例えば「フジテレビのドラマで救急の内容が良くわかります。最近母が脳梗塞で救急車を呼んだので、もっと早くドラマをしてくれていたら的確に伝えられたかなぁと思っています。いっぱい応援してあげて下さい」という内容です。
 一方、ネガティブなコメントは「ロケ協力の見合わせと放送中止を申し入れてください。このまま放送が続けば、横浜市が性加害企業に協力していると受け取られかねません」や「税金使って何故フジテレビのドラマ制作を支援するんだ?意味不明だ 市民を舐めるなよ」といった内容でした。
 ネガティブな声が「フジテレビのドラマ=中止」という即断のようなものであり、作品にかかわることなどそれ以上の理由が書かれていない一方、ポジティブな声には具体的な理由が書かれていました。しかもその理由は横浜市消防局が撮影協力する目的そのものだったのです。
 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファンデルプールのスタートレースが決定

2025-02-14 09:24:40 | プロ・ツール
 2025年のシクロクロス世界選手権を目標通り優勝で飾ったマチュー・ファンデルプール。これで7度目の世界王者となり、来季は単独での8回目の優勝を目指すことになります。

 そのファンデルプールのスタートレースはティレーノ〜アドリアティコになります。昨年のように、いきなりミラノ~サンレモとはならないので、初勝利を目指すポガチャルにとっては、彼のマークをどうかわすのかに注目です。

 2021年に制覇したストラーデビアンケには出場しないので、ポガチャルとの初対決はミラノ~サンレモまで持ち越しとなりそうです。発表されたマチュー・ファンデルプールのレーススケジュールは以下の通りです。
  03月10日 ティレーノ〜アドリアティコ
  03月22日 ミラノ~サンレモ
  03月28日  E3 サクソクラシック
  04月06日 ロンド・ファン・フラーンデレン
  04月13日 パリ~ルーベ
  07月05日 ツール・ド・フランス
 今年は、前から報じられていたようにルワンダの世界選手権には参戦しないようです。理由は今年のコースはクライマー向けであり、クラシックライダーが勝利を狙えるレースではないからとのことです。

 そのかわりに、ファンデルプールは本気でマウンテンバイクの世界選手権制覇を狙っているようです。東京・パリと2度の金メダリストのトーマス・ピドコックとのマッチアップが今から楽しみです。
 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シマノが下位コンポを統合(2)

2025-02-13 11:25:40 | 自転車用品
 そのCUSEは9~11速に対応する中位モデルで、おそらくSORAとTiagraを統合したモデルになっていくと思われます。MTBではDeoreやAlivioの後継という位置づけになります。ESSAはACERA、ALTUS、TOURNEYの後継になるはずです。これまでは変則段数によってモデルを選んで来たのですが、シマノは下位・中位モデルでは8~11速、上位モデルは12速以上の対応という括りになっていくと思われます。

 シマノの12速はこれまでの10~11速ハブとの互換性を持たせていますので、中位以下で8~11速に対応することはさほど難しいことではないのでしょうが、他のメーカーにはおそらく出来ない技術力がそこにあるのです。例えばシマノ最大のライバルであるSRAMのMTBコンポーネントには12速と13速モデルしかありません。しかも値段がシマノ製品とは段違いなので、上位モデルのMTBにしか搭載されないのが実情なのです。

 確かに13速化やUDH仕様でMTBやグラベル用ではSRAMが一歩リードしているのは事実です。ただ、この13速は最上位モデルで価格も極上なので、安価な市販車には搭載出来ないため、世界市場でも売上額はシマノが圧倒しているのが実情なのです。ただ、最近はシマノの製品価格も高騰し、10万円以下のバイクにもシマノ以外のパーツが多く取り付けられているのです。

 その代表格がMicrosiftです。1999年から台湾で精力的に変速機などドライブトレインコンポーネントを販売している会社です。多くのメーカーのOEMを行う傍ら、オリジナルのコンポーネントも製造しているのです。この会社の製品の特長はオンロード・オフロードを問わず使用でき、価格もシマノ製品より安いところにあります。
 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツアー・オブ・オマーン はアダム・イェーツが連覇

2025-02-13 08:38:15 | プロ・ツール
 ツアー・オブ・オマーンの最終日は標高1220mのグリーン・マウンテン頂上がゴールのクイーンステージでした。イースタン・マウンテンがゴールだった第3ステージで区間優勝して総合首位に立っていたダヴィド・ゴデュとの一騎打ちになると見ていたアダム・イエーツが、ヴァランタン・パレパントルにステージ優勝は奪われましたが、リーダージャージーを着たゴデュを競り落とし、昨年に続き総合優勝を飾りました。

 今季初戦のツアー・ダウンアンダーこそナルバエスで勝ちましたが、アルウーラツアーではマイカの落車で完敗、ボルタ・ア・ラ・コミュニタ・バレンシアでも得意なはずのチームTTで大敗し、エースのアルメイダが総合2位に終わっていたUAEチーム・エミュレーツでしたが、地元UAEツアーに向けて弾みをつける結果となりました。

 ステージ優勝がなく、シーズン序盤ということもあり選手個々の調子がイマイチでも総合優勝はしっかりと手にするあたりは流石UAEの強さです。クイーンステージを征したヴァランタン・パレパントルは昨年のジロ・デ・イタリアでもステージ優勝して注目を集めた若手クライマーです。今季からスーダル・クイックステップへ移籍しての初勝利。今季はグランツールでレムコ・エヴェプールの山岳アシストとして期待されているようです。
 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

cannondaleのSuperXがフルモデルチェンジ

2025-02-12 09:31:06 | ロードバイク
 以前憧れたcannondaleが誇るグラベルレーシングバイクSuperX(スーパーエックス)がフルモデルチェンジを果たしました。且つてはシクロクロス用でCAAD10似のアルミフレームモデルもあり、一度は購入を考えたバイクです。その後、グラベルロードのTopstoneが発売されたので、そちらを購入したのですが、ホリゾンタルの美しいフレームだったことを良く覚えています。

 そのSuperXがSupersix EVOとTopstoneに続きLAB71モデルを発売します。Supersix EVOのようにHi-ModやSd-Modのモデルは無く、LAB71の下位モデルはSuperX Carbonという表記なっています。おそらく、他のモデル同様フレーム形状は全く同じでフレーム素材のカーボンの種類が異なるはずです。
 ハイエンドシクロクロスバイクとして2011年に生を受けたSuperXは、モデルチェンジを繰り返しながらファクトリーチームの選手たちの走りをサポートしています。2021年夏にはグラベルムーブメントの拡大に伴い、ロードモデルのSupersix EVOをベースにしたグラベル/シクロクロス兼用モデルSupersix EVO SEに大変化を遂げ、サスペンションを装備を前提に走る楽しさを求めたTopstone(トップストーン)と対をなすレーシングモデルとして、キャノンデールグラベルラインナップの双璧を成してきたのです。

 Supersix EVO SEのフレームは第3世代でしたが、今回発表されたSuperXは本格的な風洞実験を経た第4世代なのです。デルタコラムやエアロ形状のチューブ等第4世代のSupersix EVOの技術も取り入れているのです。加えて、美しいホリゾンタルのトップチューブ、驚くほど薄いシートチューブ、微妙に湾曲したチェーンステーは非常に美しいバイクに仕上がっていると感じます。CannondaleはSAVEステイが有名でしたが、衝撃吸収を担う新たなシステムが構築されているようです。

 リアはUDH対応でSRAMのコンポも搭載可能になっています。国内販売モデルはGRXの12速がアセンブルされるようです。唯一難点を挙げるとすれば、シートポストが専用設計で、ドロッパーシートポストが取り付けできないことくらいでしょう。タイヤクリアランスもフロントは51mm、リアは48mmと余裕は十分です。

 日本国内では3つの完成車とLAB71グレードのフレームセット、合計4バリエーションで販売が行われる予定です。最上位はLAB71 SuperXでコンポはSRAM RED XPLR AXS、リザーブの40|44 GRホイール(ハブはDTスイスの370)、ハンドルは一体型のSystemBar R-Oneで価格は1,980,000円です。セカンドグレードはSuperX 2でコンポはGRX 825の Di2、リザーブの40|44 GRホイール(ハブはDTスイスの370)、ハンドルはヴィジョン Trimax Aero Alloyで価格は1,030,000円、下位グレードのSuperX 3は機械式GRXにDTスイス G1800(ハブはDTスイスの370)ホイール、ハンドルはキャノンデール C2で価格は630,000円となっています。
 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする