名物ガイド

今日はチェスキー・クルムロフ城の塔のてっぺん部分アップです。こんなきれいな
町に一泊だけなんて、ちょっともったいないのですが全部の旅程が一週間（月曜
出発月曜帰着）、着いた日は夜寝るだけだし、最終日から二日目は朝食後空港へ
移動だし、最終日なんて関空に到着して終わりだし！！正味わずか５日間。チェコへ
行って結局プラハはロクに見ず…というわけにもいかないので今日プラハへ戻ります。

なので、宿で優雅な朝食を取った後、名残惜しいですがチェックアウトし、荷物を
フロントに預けて町へ出かけます。朝一番の城内ツアーに申し込み（朝一は英語）、
それまでしばしお土産探し、チェスキークルムロフの大きなカレンダーなどに目星を
つけます。（土産物屋で同じカレンダーの今年分が大安売りされてました。祝日は
日本と違いますが、写真は今年も来年も同じ←ここがスゴイところですが…ただ
飾るだけならお買い得です！）

ツアーは多分、ここの名物ガイドさんに当たったみたいです。すごく化粧が濃くて、
キュートで、赤バラを手に、ソプラノでアリアまで歌ってくれる人。英語はなまって
いますがとても分かりやすく話してくれます。（カルルシュテイン城のガイドさん
は、若くてきれいな英語でしたが、ガイドブックを速読しているような感じで、
ちょっとでも油断すると何のことだかさっぱり…）

チェスキークルムロフ城などのお城は城内の各部屋に監視員を置くスタイルではなく、
少人数のツアーごとにガイドが付き、ガイドに従って見て回るしくみです。
部屋を移動するたびにガイドさんがドアのカギを開けたり閉めたり、電気をつけたり
消したり…大変。貴重な遺産ですから勝手にウロつけないのは仕方ありません。
それでも、壁には落書きやら故意につけたキズやらがいっぱい。困ったものです。

このガイドさん、本当にチェスキークルムロフ城のことを愛しているんだなぁ…

彼女の笑顔を見ながら幸せなひとときでした。それと濃い化粧と派手な服装も！

ちぇこ屋貿易商