らせん階段

あぁ、どこから撮っても全く絵になる町です、チェスキークルムロフ！これは宿から
歩いて一分のろことにあるお城を見渡せるミニ公園？からの眺めです。このゲートを
くぐるとそこはもうおとぎ話の世界…で、ふと横を見るとガンブリヌスビールの
空き瓶…

現実世界だ…

皆さん、ゴミは各自で持ち帰りましょう。ま、チェコのビール瓶はデザインもきれい
なのでそこらに置いても絵になりますけどね。

さ、お城のガイドツアーが終わったら、次は塔のてっぺんへ。丸い建物の中の階段は
もちろん”らせん”。途中に踊り場がありません。ひたすら休まず登ります。その上
上り下り共に同じ階段を使用！

うーん、年間何人くらいケガをするのだろう…

ここで日本人なら（そして国内なら）”こんな階段じゃ危ないだろう！？”とか
”子供がケガをしたらどうするんだ！？”とか、万一にもコケたりしようものなら
”国の責任だ！！”とわめくんでしょうが、チェコではそんなことはありません。
良識ある人間がそれなりに注意すれば危険が回避されるであろうことは”自己責任”
のカテゴリーに入りますね、きっと。だからこそ、不注意にもケガをする人なんて
そうそういないのかも知れません。それにしてもあっぱれな階段！

疲れのふっ飛ぶ、チェスキークルムロフの大パノラマを楽しんだらさて降りる時間
です。買い物をすませ、手っ取り早いホスポダ（安食堂兼安宿）でランチです。
有名な店ですが、味はバッチリ！片隅にピアノが置いてありました。

団体旅行でも、こういうものが食べられたらいいのに…

食べたのは野菜のオムレツ、連れはジャガイモのお好み焼き風。ごく普通の
メニューですが、出来立てアツアツ！うまいっ！！！ツアーで来たときは、
冷めかけた姿ばかり上品なチェコ料理のコースでした。
参加者全員の要求を満たすには見た目の豪華な食事の方がいいのかなぁ…
まぁ、確かにオムレツじゃいくら美味しくても文句出るかも知れませんね。それに
ホスポダじゃ”金返せ”っていう日本人がいるかも知れない…日本人って海外へ
行くと、日本語の通じる人にだけはめちゃくちゃえらそうに言いますからねぇ。
添乗員さんがかわいそうかしら。

ちぇこ屋貿易商