Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

期末面談にて…

2007-02-02 23:11:28 | 仕事
今日は、上司と、この1年の業務進捗の面談がありました。
そうです…恐怖の『今年度の業務考課面談』です。

小生、自己紹介欄にありますが、総合化学メーカーで、研究・開発に携わっています。
じゃ、“何を”研究・開発しているのか…。
(実は、このブログを立ち上げてから、まだ紹介していませんでしたね。)

簡単&大雑把にお話しすると、ヒトの疾病治療に用いられるタンパク質の精製に使われる『アフィニティークロマトグラフィー』の担体と、精製の方法について研究・開発しています。

学術文献によれば、現在、疾病治療に用いられるタンパク質の約14%が、バイオテクノロジーを駆使して生み出されたものだそうで、2010年には25%程度にまで上昇すると見られているようです。
バイオテクノロジー由来の疾病治療用タンパク質には、高い純度が要求されるので、精製には、比較的単純な工程で要求が満たされるポテンシャルの高い『アフィニティークロマトグラフィー』が注目されています。

ですが、工業レベルとなると…

①アフィニティークロマトグラフィーの担体そのものが非常に高価
②まだまだランニングコストが高い

などの大きな問題もあります。

また、この技術は海外が主力なんですね。

そんな背景から、海外に追いつくような技術開発が必要とされていて、小生はそれと闘っている…という訳です。

なので、海外が相手となると…英語は必須
ですが、小生は、英語が苦手…
(英語との格闘の様子は、1月16日の記事で紹介しています。)

で、今日の上司との面談でも…

小生「英語が目標未達で、その点は反省してますし、危機感を感じています」
上司「まず、目標設定が低いじゃん。勉強しなきゃ伸びるわけないだろ。」
小生「…」


海外の技術を凌ぎ、ユーザーに、そして、病気で苦しむ患者さん達に受け入れられるモノを生み出すためには…苦手でも“食べて栄養に”しなければ…。

徒歩通勤に、音楽聴いている場合じゃないかも…

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