Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

失言してはいけない政治家

2007-02-21 21:58:23 | 社会
最近、行政に関わる要職の方々の失言が、後を絶ちませんね。

柳沢厚生労働大臣の「女性は子供を産む機械」発言は、もう数多くの先輩ブロガーの皆さんが話題として取り上げられているし、小生が取得している薬剤師資格の管轄省庁のトップの発言で、本当は物申したい気持ちもあるのですが、食傷気味になっていますので、敢えてコメントは控えたいと思います。

「今さら」とお叱りを受けるかもしれませんが、石原慎太郎東京都知事も、最近、宇宙学者の松井孝典・東京大学教授の説の解釈を履き違えて、「『文明がもたらしたもっともあしき有害なものはババア』なんだそうな。『女性が生殖能力を失っても生きるってのは、無駄で罪です』って。」と、女性誌上で述べたことを、今日の新聞で知りました。

続く時はこうも続くのかと、呆れるばかり…

ところで、今朝、会社で始業前にちょこっと昨日あった出来事を、インターネットで情報入手していたとき、前出の柳沢大臣の発言にまつわる記事からネットサーフィンしたところ、小生が頼りにする『All About』に飛んでいき、『失言する政治家に国民の生活預けられますか 政治家の発言と素質』という、ちょっと古いのですが、面白そうな記事に着地

始業まで、時間が切迫していたので、このときは「面白そう…」と、この記事に着地した記憶だけに留めて、すぐ仕事に着手。


そして帰宅後。
先ほどの記事をゆっくり拝読。


そこには、絶対に失言が許されない要職として、「日本のスポークスマン」である内閣官房長官はもちろん、外務大臣や防衛大臣などが挙がっていました。
というのも、外務大臣の発言は、諸外国から見た場合「日本の意思」と即解釈されるためであり、同じように自衛隊の管轄省庁である防衛大臣も諸外国への影響力が強いため、「つい、本音がポロリ」であっても許されないのだとか…。

すごく頷ける内容の記事です。

また、(故)大平正芳元首相が、『あ~う~総理』にならざるを得なかった背景までが述べられており、興味深く拝読させていただきました。

大平元首相…要職にあることを自覚していたがゆえの慎重な姿勢が、『あ~う~』『ま、このぉ~』となって現れたのですね…。
大平元首相が現役の頃は、小生も物心ついて間もない時でしたから、この頃の政治の動向については疎いのですが、「三角大福」の一角を担う程の実力者だったことは、どうも確かなようです。


『本音ポロリ…から飛び出した失言』と『政治家たる資質』…
これは背中合わせのような関係に、どうもある様ですね。

「資質無き政治家」を国会に送り出すことのないよう、「人間観察力」をより一層培っていかねば…と思う次第です。

読者の皆さんは、いかがお考えでしょうか?
Comments (2)
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