なんだか訳のわからないタイトルですいません。
GW、しかも絶好の行楽日和でしたが、愚妻に仕事が入っているため、
今日は仕方なく、久々にブックオフ・ラリーに出かけました。
三軒茶屋、西太子堂、豪徳寺、代々木、原宿、新宿小滝橋、大久保、新宿通り・・・。
数ヶ所は電車を使いましたが、よく歩きました。
今回の成果は小物(新書)中心でしたが、単行本の中では次の3冊が収穫。
これまで出物がなかっただけに衝動買いです。
写真の通り「事業再生・再編の事例集」です。
事業再生実務に関わった方々の生の声、ノウハウが凝縮された本でして、
再生実務に直接関わっていない私もこれまで何度、水道橋の丸沼書店
(新本1割引)で「買っちゃおうかなー」と思ったことか。
これまで4巻まで出ておりますが、
うち3巻までがブックオフで半値で売られていました。
これらは一昨年の1~3月発行ですのでまだ2年しか経過しておりません。
店頭でこの本を見たとき、私は実感しました。
「やはり、事業再生ブームは終焉に向かっているんだ」と。
昨年2~3月に参加した一橋大大学院の事業再生講座で講師のお一人が
「この講座の人気が非常に人気が高い、ってことは今がピークかも」と
自嘲気味に仰っていたっけ・・・。
そして、、私も定期購読している東洋経済「金融ビジネス 2006春号」でも
p.12で「再生ファンド」の今後の展望について簡単に触れていましたっけ。
内容はざっと次のようなものです。
----------------------------------------------------------------------
・再生企業は、景気回復を背景にした業績の改善と、資産高騰を背景にした
企業価値の上昇により次々に出口戦略を迎えている。
・しかし、不動産ファンド同様、出口の容易さと裏腹なのが、
ディールフローの先細り
残る大型案件はディールがあっても小粒で、しかも競合がひしめく状態。
・しかも新規参入が多く、一説には国内で投資枠は3兆円あるとも。
・今後、買収ファンドは再生案件から事業の集約や非上場化など
プライベート・エクイティ・ファンド的手法、あるいは第三セクターなど
民から官の分野への展開が焦点。
・それでも市場縮小は不可避か。
景気回復が続くとファンド内容の変容、淘汰は避けられない。
・MKSパートナーズ・松木伸男社長のコメント
「現在、これまでディールの中心であった不良債権絡みは急減。
良い投資先が減ってきているのは事実だが、1~2年は大丈夫。
その後に淘汰の波が来るだろう。
淘汰は、案件ができない、あるいは大型の投資先案件の失敗といったことが
契機となろう。」
「今後出てくるのは、
①大企業のノンコア事業の売却、
②後継者不足の会社、
③アクティビスト(例:村上ファンド)への対抗策関連だろう。」
-----------------------------------------------------------------------
やはりブームは収束に向かっているんですね。
・・・・それにしても、「国内3兆円の投資枠」ってのは凄いですね・・・・・。
役所の予算消化のように、ムリヤリ変な案件に投融資しないほうがいいと
思いますけどね。新たな不良資産の匂いが、プンプンしてきます。私には。
GW、しかも絶好の行楽日和でしたが、愚妻に仕事が入っているため、
今日は仕方なく、久々にブックオフ・ラリーに出かけました。
三軒茶屋、西太子堂、豪徳寺、代々木、原宿、新宿小滝橋、大久保、新宿通り・・・。
数ヶ所は電車を使いましたが、よく歩きました。
今回の成果は小物(新書)中心でしたが、単行本の中では次の3冊が収穫。
これまで出物がなかっただけに衝動買いです。
再生・再編事例集1 事業再生の決断-再生への道程商事法務このアイテムの詳細を見る |
再生・再編事例集 2 事業価値を守れ-「再生」の本質商事法務このアイテムの詳細を見る |
再生・再編事例集〈3〉再生の現場と志―情熱の結晶商事法務このアイテムの詳細を見る |
写真の通り「事業再生・再編の事例集」です。
事業再生実務に関わった方々の生の声、ノウハウが凝縮された本でして、
再生実務に直接関わっていない私もこれまで何度、水道橋の丸沼書店
(新本1割引)で「買っちゃおうかなー」と思ったことか。
これまで4巻まで出ておりますが、
うち3巻までがブックオフで半値で売られていました。
これらは一昨年の1~3月発行ですのでまだ2年しか経過しておりません。
店頭でこの本を見たとき、私は実感しました。
「やはり、事業再生ブームは終焉に向かっているんだ」と。
昨年2~3月に参加した一橋大大学院の事業再生講座で講師のお一人が
「この講座の人気が非常に人気が高い、ってことは今がピークかも」と
自嘲気味に仰っていたっけ・・・。
そして、、私も定期購読している東洋経済「金融ビジネス 2006春号」でも
p.12で「再生ファンド」の今後の展望について簡単に触れていましたっけ。
内容はざっと次のようなものです。
----------------------------------------------------------------------
・再生企業は、景気回復を背景にした業績の改善と、資産高騰を背景にした
企業価値の上昇により次々に出口戦略を迎えている。
・しかし、不動産ファンド同様、出口の容易さと裏腹なのが、
ディールフローの先細り
残る大型案件はディールがあっても小粒で、しかも競合がひしめく状態。
・しかも新規参入が多く、一説には国内で投資枠は3兆円あるとも。
・今後、買収ファンドは再生案件から事業の集約や非上場化など
プライベート・エクイティ・ファンド的手法、あるいは第三セクターなど
民から官の分野への展開が焦点。
・それでも市場縮小は不可避か。
景気回復が続くとファンド内容の変容、淘汰は避けられない。
・MKSパートナーズ・松木伸男社長のコメント
「現在、これまでディールの中心であった不良債権絡みは急減。
良い投資先が減ってきているのは事実だが、1~2年は大丈夫。
その後に淘汰の波が来るだろう。
淘汰は、案件ができない、あるいは大型の投資先案件の失敗といったことが
契機となろう。」
「今後出てくるのは、
①大企業のノンコア事業の売却、
②後継者不足の会社、
③アクティビスト(例:村上ファンド)への対抗策関連だろう。」
-----------------------------------------------------------------------
やはりブームは収束に向かっているんですね。
・・・・それにしても、「国内3兆円の投資枠」ってのは凄いですね・・・・・。
役所の予算消化のように、ムリヤリ変な案件に投融資しないほうがいいと
思いますけどね。新たな不良資産の匂いが、プンプンしてきます。私には。