バイアンプ

2022-04-23 11:08:43 | 音響機材/音楽再生

Uさん、こんにちは。

 

手元には、アトールのAM100というパワーアンプが2台あります。

この2台は発売時期が異なり、細部の仕様に相違点がありますが、基本的な出音は同じです。

 

この2台をモノブロック化し、しばらく前までブリッジ接続をしていました。

と言いますか、ブリッジ接続をしたくて2台のAM100を揃えたのです。

 

モノブロック化、ブリッジ接続の狙いは、チャネルセパレーションの向上です。

ブリッジ接続の効果で一番に挙げられる、音圧を高める・音の厚みを増す、というものは考慮の対象外でした。

 

思ったような効果も得られず、ブリッジ接続は間もなく止め、ステレオアンプとして活用することにして、1台は保管していました。

使わなくなった1台は放出する予定でしたが、ふとしたことで2台を使った運用の再検証をすることになりました。

 

今度はモノブロック化せずに、ステレオアンプのまま、片チャンネルに1台のアンプを割り当てる方法です。

プリから信号はLR流れますが、スピーカーケーブルはR分、またはL分しか接続しません。

とても勿体無い使い方です。

 

以前、マランツがコンプリート・バイアンプという手法で、2台使いを提唱していたものと似ています。

マランツの場合は、F.C.B.Sという機能を使って、複数のプリメインを一台のプリメインが統合的にコントロールするものでした。

が、自分のものは、単に、プリアンプから2系統あるプリアウトを2台のパワーアンプに普通に接続するだけです。

 

2台使いの目的は、やはりチャネルセパレーションの向上ですが、今のところ、効果は良くわかりません。

 

気がついたことは、まずパワーが無くなりました。ボリュームを上げる必要があります。

低音が出なくなりました。代わりに高音部が宙に浮くような出方をします。

 

最初は、プリをアトールのPR300にしていましたが、現在は、プライマーのPRE30で様子見です。

取り立てて得るものが無ければ、当初の予定どおり、AM100を1台手放します。

 

ではこれで一旦失礼します。

 

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