Uさん、こんばんは。
AccuphaseのパワーアンプP-11を1台追加し、2台体制にしています。
1台だけでも何の問題もありませんが、2台にしてブリッジ接続にして使うためです。
左右のセパレーション、音の広がりを重視しています。
そのため、パワーアンプはモノアンプが良いのです。
今のステレオアンプは、実用上十分なセパレーションがありますから、別にモノアンプでなくても本当は構わないのです。
でも気分的には、モノアンプが良いのです。
モノアンプは高額な製品のもの多いですね。
余り高額ではない、モノアンプは限られています。
その代わり、ステレオアンプをブリッジ接続に切り替えてモノアンプ化できる製品は結構あります。
アキュフェーズのアンプはこのような仕様になっているものが多い。
ブリッジ接続は疑似モノアンプのようなもので、欠点もあります。
ですから、本当は最初からモノアンプとして設計されている製品が良いのですが、なかなか適当なものが見つからないので、P-11をモノアンプ化することにしました。
正面パネルフラップカバーの中にある切替スイッチを押して、ケーブルを指定の通り接続するだけです。
してみました。
その効果は、...これといってはっきりとしたものは得られませんでした。
若干、低音が増して力強くなった、音が丸くなった、そんな気がする程度で、切り替えたら効果絶大で、欣喜雀躍ということにはなりませんでした。
肝心の音の広がりは、どうだったでしょうか。
はて。
結構前にブリッジは止めてしまったので、記憶が曖昧です。
今思うに、こちらの方の効果は余り得られなかったような気がします。
ステレオアンプをブリッジ化すると、ダンピングファクターが2分の1になります。
P-11の場合は、200が100になります。
100でも実用上十分ですが、低音が増したように聞こえたのは、スピーカーに対するアンプの制動力が弱くなって、少しスピーカーがボワつくようになったせいでしょうか。
アンプの2台使いでは、あとバイアンプが残っています。
バイアンプの効果はわかっていますが、あまり興味はありません。
バイアンプにするぐらいなら、1台でも良いです。
その代わり、片使いを試しました。
左のスピーカーに1台のアンプの左チャンネルをあてがい、右のスピーカーにもう1台のアンプの右チャンネルを割り当てる方法です。
各アンプとも左右どちらかのスピーカー端子が空(未接続)となります。
少し勿体ない使い方ですね。
これだと少し音の広がりが感じられ、見通しが良くなった感じがします。
ただ、これも少し前に止めました。
現在のシステム全体が左右のチャンネルで分離(バランス化)されていましせんから、こんなことやっても、結局効果はたかが知れてると思うようになったためです。
今も、2台のP-11がありますが、使っているのは1台だけです。
普通にステレオアンプとして再生しています。
使わない1台を放出するか、将来のために取っておくかはまだ決めていません。
気が変わってまた2台使いにするかもしれませんし。
ブリッジ接続は、ATOLLのAM100以来でしたが、やはり中座する形になりました。
どうにも色々とよこしまな考えが出てきて、あれこれ散財してしまっています。
これからは余計なことは考えずに、手持ちの機器を活用することに専念することにしましょう。
なお、アンプの片使いは、トランジスタアンプのみが出来る芸当で、真空管アンプでは故障の原因になるため不可との事です。
ではこれで失礼します。
ごきげんよう、さようなら。