Uさん、こんにちは。
スピーカーTANNOY Saturn S6は、ボードの上にオーディオテクニカのインシュレーターを介して設置しています。
部屋はフローリングです。
しかし、カーペット敷になっており、直接スピーカーは設置できません。
重量のあるものは良いでしょう。
が、軽量のSaturn S6では安定しませんから、ボードを使っています。
このボードは、高額なオーディオ専用品ではありません。
ホームセンターに売っている化粧板を適当な大きさに切ったものです。
廉価なボードとしては、ほかに人工大理石(コーリアンボード)が挙げられます。
が、不要になった時の処分性に難があることから、”人大”は見送りました。
化粧板は、カラーボックスのように太鼓(空洞)ではなく、中までちゃんと木材が詰まっています。
MDFやパーティクルボードのように粗密ではありませんから、しっかりスピーカーを支えることができます。
厚みは15㎜ほどです。
これを今までは片方のスピーカーに1枚使っていました。
これですと、やはり低音の出るSaturn S6を受け止め切れていない感じです。
床に振動が伝わりますし、スピーカー間にあるアンプもすこし響きが伝わります。
そこで、同じ化粧板を2枚重ねることにしました。
一枚板の上のSaturnS6です。
スピーカー下には、インシュレーターを置いています。
化粧板の間には、振動吸収と板の接合機能を兼ねて、耐震ジェルマットを入れます。
1セット1300円です。100均ショップにも似たようなものが売られています。
高くはなりますが、性能を考えてホームセンターで売っているものにしました。
4角と真ん中に2つ貼り付けます。
板を重ねます。
スピーカーの下に置きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/6e/980c239bbec24681bb3296d7c5a01653.jpg)
視聴します。
低音の響き(出)が悪くなりました。
スムースに音が出ていないかのようです。
低音が抑えられた分、中高音が少し目立つようになりました。
何故か濁りも感じられます。
TANNOYは、箱鳴りを利用して響きを良くしているようなところがあります。
SaturnS6もキャビネットは堅固なほうではありませんから、それなりに箱に振動が伝わっています。
その響きを殺したのだから、不自然な鳴りになったのでしょうか。
それとも単に耳が慣れていないだけなのか。
音が変わってしまいましたが、元には戻しません。
ジェルでくっついてしまって剥がすのも面倒ですし。
耳が慣れるのを待ちます。
慣れれば悪い音ではないでしょう。
ボードのコストは、片側3000円弱です。
費用のかけ方からすれば、効果はこんなものでしょう。
ではこれで失礼します。