Uさん、こんばんは。
CDの記録規格のサンプリング周波数である、44.1Khz。
アップサンプリングする場合は、この整数倍が音が良いとする指摘を、ネット上で時折見掛けます。
そうかな、と少し疑問に感じてきました。
そもそも、この44.1khzはそれほど良い音という感じもありません。
人の聴覚上の制約から来た数字であり、音質を考慮して立てられた規格ではありませんし。
それで自分の場合は、基本192kHzです。
ビット深度は、24ビット。
DDCを噛ませてS/P DIFでDACにデータを流しています。
このS/P DIFの転送規格のレート限界であるこの数値を以てアップサンプリングをしています。
PC、DAC直結のときは、32ビット384khzまで使う事ありました。
ビット深度が24ビット以上ですと、音質は個人的には十分に良く、32ビットでも良さは余り変わらない気もします。
強いて言えば少し音の拡がりは良いようです。
さて、この整数倍神話を崩すような書き込みをあるウェブサイトで見つけました。
しおりを付け忘れましたから、内容の再確認が容易でありませんから、詳細は割愛しますけれど、整数倍値である、88.2や176.4は厳密には整数倍ではなく、むしろ96や192の方が整数倍値に近いということが述べられていました。
そして、聴感上も後者の方が上だと。
(逆に聴感上、後者の方が音が良く、前者が余り音が良くないことから調べられたようです)
自分の感性を信じる限り、そしてオーディオとは全く個人的な趣味な訳ですから、誰が何と言おうと、良いと思ったものが良いのです。
ですが、これは自分だけのことか、と密かにしていたことが、実は別の人も同じように感じていたということを見つけると、少し安心と言いますか、ほっとするようなところもあります。
総じて、自分のこのブログもそのように他愛無い事柄をつらつらと書き綴り、誰かがこれを読んでくれたときに、小さな共感;同じように感じてくれることが、今迄ROMに徹してきた自分からのインターネット上での恩返しと考えています。
ではこれで失礼します。
ごきげんよう、さようなら。