Uさん、おはようございます。
本日は、勤務日ですが、早く目覚めましたから、思い立ったことを記録します。
前回の投稿でオンキョーについてのコメントはこれで終わりにするとしましたが、すこし自分でも分かりずらかったため、整理のつもりでレビューしておきます。
<事象>
・これは縮小するマーケットに対する参加プレーヤーの許容に係る構造的反応で、競争力を失ったメーカーが市場からの退出を余儀なくされたということにすぎない。従来のピュアオーディオの市場では、もはや弱者に与えるパイの余地がない。パイが拡大するポータブルオーディオやハイレゾの世界では、毎年新たなプレーヤーが参入している。ピュアオーディオのマーケットが拡大もしくは過去のように大きければ、オンキョーの経営状態が多少問題があろうと、モノは売れて、事業存続は出来ていたと思われる。
・オンキヨーは、多角化という経営の失敗と、それによる資金の枯渇で製品開発の能力を失い、製品競争力が落ちて、さらにモノが売れないという、マイナスのスパイラルに陥った。
・DAPの世界では、既に巨人のAPPLEとロングタームプレーヤーのSONYがいて、さらに中華メーカーや欧州のメーカーが多数参加、次々と新しい商品を投入。オンキョーは、DAPでは後発であり、ネームバリューも無いこともあって、発売した少数のモデルは性能差やバリューフォーマネー低さもあって、それらに埋没した。
・オンキヨーが仮にアキュフェーズのように、頑なに従来からのピュアオーディオ製品のみに注力・継続していたとしたらどうだろうか。やはりラックスマンのように、外資に買われていただろう。その差は何か。アキュフェーズは、マッキントッシュを標榜することを古くから明言している。守るべきもの、目指すべきもの・訴求したいものが明確にあり、起業の精神を失わずにいる。
小難し事を書いたから、余計分かりにくくなりました。
以上です。
ではごきげんよう。