Uさん、こんばんは。
今日、ブログ開設から1000日目になりました。
だからといって特別なことは何もありません。
書き込み内容も前回の続きと、普段通りです。
今迄のように、ただマイペースで更新を続けていこうと思うばかりです。
どうぞよろしくお付き合いの程、お願いします。。
さて、P-11です。
今回で締めくくります。
肝心の音質についてです。
これは表現が難しいですね。
A34.2との比較の中で、低音が深く沈み濃い音色で音の響きも良いと書きました。
ただそれはプライマーのパワーアンプとの比較の上で話です。
Accuphaseのプリとの接続では、パワーアンプの特別な面があまり見えません。
真面目に落ち着いて、丁寧に鳴る感じです。
響きが大きく広がりを持つ、という感じにはなりません。
どちらかというと出音はまとまっているようにも思います。
8オーム120Wと必要十分なパワーがありますが、内容的にも重量的にも、力で押し切るという面はないようです。
4オームですと170Wですから、リニアな出力は得ることは出来ません。
プリに歩調を合わせて、必要な分のパワーを淡々と出す、そんな感じでしょうか。
大音量で活用したことがありませんから、隠れた力は持っているのかもしれません。
一つの証左として、この機種はBTL(ブリッジ)接続が出来、この場合340Wでスピーカーを駆動します。
尤もAccuphaseのパワーアンプには、大抵ブリッジ接続切替のボタンがありますから、P-11の特筆すべき点とまでは言えません。
このブリッジ接続、いつか試してみようと思います。
常に自分の中にモノ使いへの欲求があります。
本当は、ステレオアンプのブリッジ使いではなく、純粋なモノアンプが良いのですが、中々そのような巡り合わせになりません。
P-11のブリッジ接続を試してみたら、また報告します。
少し気になるのは、ダンピングファクターの低下による影響です。
通常、200のところ、半分の100になります。
必要最低限、といったところでしょうか。
低音の締まりが少し悪くなるかもしれません。
スピーカーケーブルで調整する必要が出てくるかもしれませんが、多分杞憂に終わるでしょう。
P-11はこれからも使い続けていく可能性の高い機材です。
何故かというと、これといった個性・特色、言い換えると癖が見当たらないからです。
色を余り感じません。
無色・透明は言い過ぎで、ハイエンドオーディオ機の、そこまでの高品質さはありません。
が、こういったパワーアンプは上流の音をそのまま素直に反映するでしょうから、機器の組み合わせの難易度も下がるでしょう。
運用が楽になります。
もう少し力強いと良いのですが、ないものねだりということでしょう。
大きさ・重量も、当方の環境ではこれが限界に近い状況です。
PRIMARE PRE30ほどではありませんが、少し愛着が出てきています。
幸いなことに、今のところ、Accuphaseでも修理不可となる可能性がある機種には該当していません。
数年したらメンテナンスを行い、労わって使ってあげようと思います。
長くなりました。
P-11については以上です。
ではこれで失礼します。
ごきげんよう、さようなら。
#Accuphase P-11