やっと泣ける

1人で…飲んでたら
涙が出できて止まらなく
なったんだ

私こうして
ずっと泣きたかったんだ

自分の苦しみは
自分でなんとかできるけど

自分の大切な人が
苦しんでいるのは
耐えられない

苦しいよ
切ないよ

でも泣いてる場合じゃない
守ってあげないと

すべてが過去になった
から
今こうして
泣けるんだ

そして
傷つけた人間の家族は
もっと情けなくて
汚れた涙を流すだろう

架空の時間

夕暮れ時…

今日はみんな帰りが遅いので

1人 大好きな納豆トーストと
氷結のグループフルーツ味
が夕食

ジャズを聴きながら
尊敬する
森遥子さんの小説を
読んでいる

私が居るのはダイニング
だけど
森遥子さんの小説が
私を素敵なBARに連れて行って
くれる
危険な情事を
感じさせてくれる

素敵な時間
私はこれでいい
架空の冒険でいい

私の中の悪魔

私はいい人間じゃないから

憎いやつは

死ねばいいと思う

子ども達には

死ねなんて言ってはいけない
と教えているけれど

綺麗事だ

憎いやつは
不幸になれば
いいと思う

ズタズタに傷ついて
しまえばいいと思う

そんな心を隠しながら

普通の人のように
生きている

ちゃんと見ておくから がんばれ

今 中学1年生の娘は

クラブの人間関係で
壁にぶち当たっている

学生時代は 楽しくて
キラキラした時間だけど

時に残酷で
厳しい

娘は どう乗り越えて行くのかな

乗り越えられなくて
苦しむかもしれない

でも それもあなたの人生だから

私にできることは
目を離さないこと

本当のSOSが出た時に
見逃さないこと

それまでは
じっと我慢の母でいるしかないか

泣きたい時もある

思いっきり 泣きたいな

大人になると

そんなに 思いっきり泣く事が
なくなったな

できたら
悲しい涙じゃなくて

嬉し泣きとか
悔し泣きとか

心を洗い流してくれる
涙がいいな

大人になると

辛くても
簡単に泣けないから

時には
思いっきり泣いて
全てをさらけ出したいよ