食べることは生きること
生きるために食べる
だから料理は手を抜かない
どうしても疲れたときだけ
出来合いもあるけど
めったにない
動物たちは生きるために
食べることに命をかける
人間は食べることを蔑ろにに
しすぎている
ゴミを出して
頂いた命を粗末にして
自分たちが楽することだけを
考えている
一日食べることに追われたって
いいじゃないか
それは生物のあるべき姿
価値ある生き方なんだ
1日単位で生きよう
丁寧に生きよう
生きている事を噛み締めて
生きよう
私の人生のタイムリミットは
あとどれくらいかな?
そんなこと誰にもわからない
だから丁寧に
時間という宝物を
大切に生きよう
夕暮れ自転車を漕いで
図書館の帰り道
なぜかまだ自分が20代で
仕事から帰ると
家で母がご飯を作って待っていてくれて
姉と帰りのバス停で会って
帰宅して
そんな頃もあったなぁ
なんて思い出していた
小さな団地の中での
ささやかな幸せ
あの頃は気づかなかったけれど
私は幸せだったな
いい人じゃなくても
いいから
悪い人にはなりたくない
悪い考えを持たなかった日は
帰って鏡をみたら
いい顔をしている
だから悪くない生き方をして
悪くない人でいたい
そんなに注目なんて
浴びなくていいから
あの人は悪い人だと
言われなければ
それでいい