毎日疲れてる
何をするのも面倒で
早く眠りたい
ゆっくりしたい
ばかり思っていた
それでも時は流れて行く
そんな風に
疲れて死んでいくのは
嫌だな
だから
なんでも喜ぼう
お風呂に入ることを
喜ぼう
家事も楽しんでやろう
仕事はお金の為と割り切って
嫌なことでも
お金に変えよう
時間の価値を自分で変えよう
せっかく生きているんだから
楽しんで生きていきたい
夜眠る前は
いつも見えない手を握っている
いつもベッドの側で
一緒にTVを観ながら
手を握っていた
この世で一番私のことを
心配してくれて
気にかけてくれた
母は
もう居ない
でもこうやって
毎晩見えない手を
握ると
そこに母が
居るような気がするから
気づかないふりをして
生きていこう
どうにもならないこと
変えることのできないこと
聞きたくない言葉
関わりたくない人や事柄
世の中は知らぬが仏
他人の心の中なんて
知ってどうなる
私は知らないまま歳をとって
死んでいこう
良い人生だったと死んでいこう
たとえどんなに嫌われていたとしても
知らなければ
気にしなければ
なかったことと同じ
過ぎたら時間は消えるけれど
私の脳や心やあちらこちらに
大切な時間はちゃんといる
忘れないように
失くさないように
大好きな人達の事を考えよう