今日行ったら、玄関(エントランス)に母が来ていてびっくりした。
12時すぎに行って部屋で一緒に食べますと連絡していた。
一度11時50分ごろ行って自分のお昼を買って来るをのを忘れてまた買いに行った。
買い物を済ませて12時ちょっとすぎに着いたらそこに母が車イスでなく立っていた。
お昼来るって行ってたのに遅いから見に来たとのこと。本人には連絡してなかったので、スタッフの方に尋ねて来ることを知ったみたいだ。だが、なんだか話がよくわからず。
私が遅く行ったのが間違いのもと。
歩いて来たの?と聞くとエレベーターできたよと。
お昼今から食べるから買ってきた、と言うともう食べたよという。
そんなー、と思ったがそれは母の勘違いで、まだだった。
今日もアイスを買って行ったら、「のどが乾いてて冷たいものが食べたかった」と言ってバニラアイスを食べ始めた。ご飯が食べれなくなるよと言っても、かまわず食べた。
途中でお昼ご飯がきたので勧めるが、やはり食べない。いつも通りフルーツは完食した。そして私が買って来たサーモンのにぎりを一つ、無理やりようやく食べてもらった。
今日もおしゃべりだった。
何かをしようと言ったとき、「あっ今日帰るからでけへんわ」と言った。
私はまた相も変わらず「ここに住んでるの。もう一ヶ月経つよ」などと返す。
母は「一ヶ月ここにおるって言うてたねぇ。全然覚えてないわ。でも話してたら神経衰弱したなとか、散歩したなとか覚えてるねんけど」
と少しは記憶に残っているみたいだ。
ここの人には会ったことがない、というので毎食一緒だし、レクリエーションとか、コーヒータイムとかみんなと会ってるよと言うと、へえ〜と始めて聞いたみたいに驚く。
とりあえず、そのあと帰りたいとは言わないので、ここが私の住まいと思ってもらえるように時間をかけて納得してもらうしかない。
そういえば、ここに住むんやったら狭いねぇと言ってた。まあ、これくらいでも大丈夫やけど、とも。
(たしか18㎡くらいだ)
なので、外は広いから出てそこにいたらいいよ、コーヒー飲んだりできるから、と言っておいた。
食事のあとはまた寝転んでいた。そのうちレクリエーションのお誘いが来たので杖をついて歩いて行った。
痛み止めを飲んで安静にしていたので歩けるようになったのだと思う。
腰はまだ痛むようだが。
レクリエーションをする一階のダイニング(食堂をここではそう呼ぶ。たしかにダイニングらしく素敵だ)に行くと先に2人の方がいて、そこにあとから母ともう1人が席に着いた。
今日はクイズの日だった。配られたクイズを母は1人で読み出した。もう、みんなに知らせてるの?
そのあとも人が集まってきた。私が立っていると、母は「帰っていいよ」と言うのでまたあさって来るねと言ってその場をあとにした。ちょっとはしゃぎ過ぎてて心配だった。
あとから来た方は、元気になってよかったわね、と言ってくださり、一緒にエレベーターできた人は、最近少し食べるようになったみたいでよかったね、と言ってくれた。
みんな母の変わりようにびっくりしつつもしっかり見守ってくれて情報をくれる。
※ウンラン
(風に揺れてピントが合いにくいとのこと、私はこの感じが好きです)