イカは足と胴体とどちらが下か？

　国際頭足類函館シンポジウム[http://www.ciac2015.com/]という会合のロゴマークに関して、イカは足を下に描くのが良いか上に描くのが良いかという議論が起きたそうです。

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　　読売(2015/11/04)

　読売の記事にある通り「新編世界イカ類図鑑」の表紙でも足を上に描かれていて研究者間ではこれが常識という見解も理解できますが、しかし、もう一段突っ込んで揚げ足を取らせていただきます。

　頭部が上、というのは一部の動物だけに通用する「常識」に過ぎないのでは？

　イカだって普通は横になってますし。
　(「イカ　遊泳」で検索してみよう)

　タコだって海底では大抵は足を下にして歩いていましたよね。頭部で曲がって胴体も下になってはいたけれど。H.G.ウェルズの火星人じゃないけれど、頭足類が陸上に適応進化したとしたら、やはり足を下にするのではないでしょうか。そのためにはもう少し丈夫な骨格が必要ですが。まあ樹上へと適応したら頭を下にしてぶら下がるってこともありかも。そう、コウモリのように。

　陸上でも多くの四足動物は頭を下にして歩いている、とも言えそう。

　ということで軽い雑談でした。