JUMA PA100が到着して2ヶ月。やっと重い腰を上げて製作を開始した。
本キットは
- RF Amplifier Module:パワートランジスタ及び周辺回路、ヒートシンク等の部分
- Main Board Module:バンドパスフィルター及び制御回路
- Digital Control Module:出力調整等制御回路
- Frequency Sense Module:周波数センサー
- Electromechanical:ケース関連の取付
以上の5つのモジュールで構成されている。
Digital Control Module部は、SSOPの実装が必要でいきなりは無理!暫く考える、
Main Board Module部は、コイル巻きではモチベーション低下が著しいし、
Frequency Sense Module部は、小さな回路で面白くない!
結局、RF Amplifier Moduleから手を付けた。
虫眼鏡でパッド位置を確認しチップ部品を押さえ半田付けする・・手が3本ないと捗らなかった。
一番大変だったのはチップトランジスター。
半日、2012のSMDと格闘!ルーペと老眼鏡を駆使して、それをピンセットで掴んで確認しながら半田付けし4時間で仕上げた。
コンデンサのチップ部品一個をピンセットで摘み損ねて飛んで行って全く見つからず・・・
手持ちの部品で代用。それから部品の欠品(VR)が一個あった。
一部の極性部品(パワーダイオード、パワートランジスタ、タンタル電解コンデンサ)の方向が分からず、回路図、基板とカタログを見ながら半田付けしたが・・どうなるやら。
という訳でRF Amplifier Moduleが完成した。ヒートシンクが一番重く、本ユニットは420gで全重量の40%に当たる。
2SC2879は、1本で100W近く引き出せる。100Wアンプにしては、非常に小型、軽量だ。(1Kgちょっと)
最大電流は13A。かなり効率の良いアンプだ。
[ユニットの表側は下の写真]
ヒートシンクにファンを取り付けた。
[ヒートシンク側]
これが出来れば次はコイル巻きもまた楽しいか?次はMain Board Moduleへ進もうかな。
最終的にちゃんと動作するとよいけれど・・
HARDROCKとは製作のレベルが違った。