昨日、試乗に行ってきた。わしはハイブリッドカーはエコではないと思っているが車は好きなのでやはり最新のハイブリッドはどんなんかいな~と思って行ってきたのだ。純粋にテクノロジー的に興味津々である。
まず、スマートエントリーキーを持ってドライバー席に乗り込む。ポジション調整をしてスターターボタンをポチ!っとな。インパネのモニターが点灯。準備はそれでおしまい。
セールスさん:「はい、アクセル踏んでください。」
わし:「え? エンジンかかってんの?」
セールスさん:「いえ、かかってません。モーターだけで発進します。」
アクセル踏むとするする動き出す。エアコンはONである。試乗コースはバイパスをぐるっと走るコースだ。本日はそんなに混んでもいなく車の流れは順調だった。
わし:「えーと・・ 今時速50km越えてますがエンジンはかかってます?」
セールスさん:「いえ、まだかかってません。これぐらいはモーターだけで走ります。」
いつ、エンジンかかるんだ? 時速60kmになってもまだかからない。モニターの中のバッテリー表示の目盛りが一つ消えたらエンジンがかかった。電池が消耗してくると発電のためにエンジンがかかる。でもこれはあくまで電池に充電するためで車を走らせるためではない。
セールスさん曰くスタート時はすべてモーター走行。急加速や登坂時、高速道路走行時はエンジンとモーターで走らせる。一般道路の通常走行時はモーターが主役でエンジンは場合に応じてモーターをアシスト。もしくは電池充電。減速時はエンジン停止、回生ブレーキで電池充電。うーむ・・ これは限りなく電気自動車に近い感覚だな。ホンダのインサイトとは発想がまったく逆だ。エコがどうのこうのと言う前に正直この技術は凄いと思う。
モニターの表示がとにかく面白い。今、モーターだけで走ってんのか、エンジンは何をしてるのか、電池の状態はどうだとかコロコロ表示が変わるのでまるでテレビゲームの感覚。あまり気を取られていると事故を起こしそうだな。乗り心地とかはごく普通の車。過激に走らせるわけにも行かないので操縦安定性がどうとかはわからない。でもモーター走行時はめちゃ静かだ。タイヤノイズしか聴こえない。クラウンクラスにも匹敵するんじゃないの?
さて肝心の燃費なのだがわしが乗った4kmほどのコースで13.6km/Lであった。エアコンON状態。渋滞なしの道路状況すこぶる良し。試乗車自体の走行距離は156km。その平均燃費は18km/Lとモニターに出ていた。うーん・・ これって良いのか悪いのか判断に苦しむ。試乗車なのでいろんな人が運転している。だからばらつきはあるだろう。渋滞にはまった日もあるだろうし・・ カタログでは10.15モードで38km/L、最新のJC08モードで32.6km/Lである。この数値から考えるとめちゃくちゃ悪い。でも信号のGO・STOPの多い街中をエアコンON状態で走らせたことを考えると1,800ccのAT車としては良い方なのか・・ どちらとも取れる。
でもあえて省燃費のためのハイブリッドシステムという建前を考えたらやはり高価なシステムの割には実用燃費は大したこと無いと結論付けたい。少なくとも街中をちょい乗りするだけではほとんどメリット無しである。多分、高速道路を時速80km~100kmで巡航する場合や田舎の信号の無い平坦な国道なんかを時速60km~80kmで走行する場合等限られたシチェエーションのみで30km/L近い燃費が出るんじゃないか? セールスさんも長く乗ってもらうのが一番経済的ですと言ってた。正直な人である。
それと気になる点がもうひとつ。それは搭載される電池。この新型は従来どおりのニッケル水素電池を搭載するが来年か再来年のマイナーチェンジでリチウムイオン電池が搭載される予定だと言うこと。リチウムイオン電池はニッケル水素電池よりも高性能である。これが積まれると今売ってるプリウスのリセールバリューはがた落ちという可能性もある。買いたい人は燃費と電池に気をつけるべし。
でも運転してみて近未来的な感覚はちょっと面白かったけどね。
まず、スマートエントリーキーを持ってドライバー席に乗り込む。ポジション調整をしてスターターボタンをポチ!っとな。インパネのモニターが点灯。準備はそれでおしまい。
セールスさん:「はい、アクセル踏んでください。」
わし:「え? エンジンかかってんの?」
セールスさん:「いえ、かかってません。モーターだけで発進します。」
アクセル踏むとするする動き出す。エアコンはONである。試乗コースはバイパスをぐるっと走るコースだ。本日はそんなに混んでもいなく車の流れは順調だった。
わし:「えーと・・ 今時速50km越えてますがエンジンはかかってます?」
セールスさん:「いえ、まだかかってません。これぐらいはモーターだけで走ります。」
いつ、エンジンかかるんだ? 時速60kmになってもまだかからない。モニターの中のバッテリー表示の目盛りが一つ消えたらエンジンがかかった。電池が消耗してくると発電のためにエンジンがかかる。でもこれはあくまで電池に充電するためで車を走らせるためではない。
セールスさん曰くスタート時はすべてモーター走行。急加速や登坂時、高速道路走行時はエンジンとモーターで走らせる。一般道路の通常走行時はモーターが主役でエンジンは場合に応じてモーターをアシスト。もしくは電池充電。減速時はエンジン停止、回生ブレーキで電池充電。うーむ・・ これは限りなく電気自動車に近い感覚だな。ホンダのインサイトとは発想がまったく逆だ。エコがどうのこうのと言う前に正直この技術は凄いと思う。
モニターの表示がとにかく面白い。今、モーターだけで走ってんのか、エンジンは何をしてるのか、電池の状態はどうだとかコロコロ表示が変わるのでまるでテレビゲームの感覚。あまり気を取られていると事故を起こしそうだな。乗り心地とかはごく普通の車。過激に走らせるわけにも行かないので操縦安定性がどうとかはわからない。でもモーター走行時はめちゃ静かだ。タイヤノイズしか聴こえない。クラウンクラスにも匹敵するんじゃないの?
さて肝心の燃費なのだがわしが乗った4kmほどのコースで13.6km/Lであった。エアコンON状態。渋滞なしの道路状況すこぶる良し。試乗車自体の走行距離は156km。その平均燃費は18km/Lとモニターに出ていた。うーん・・ これって良いのか悪いのか判断に苦しむ。試乗車なのでいろんな人が運転している。だからばらつきはあるだろう。渋滞にはまった日もあるだろうし・・ カタログでは10.15モードで38km/L、最新のJC08モードで32.6km/Lである。この数値から考えるとめちゃくちゃ悪い。でも信号のGO・STOPの多い街中をエアコンON状態で走らせたことを考えると1,800ccのAT車としては良い方なのか・・ どちらとも取れる。
でもあえて省燃費のためのハイブリッドシステムという建前を考えたらやはり高価なシステムの割には実用燃費は大したこと無いと結論付けたい。少なくとも街中をちょい乗りするだけではほとんどメリット無しである。多分、高速道路を時速80km~100kmで巡航する場合や田舎の信号の無い平坦な国道なんかを時速60km~80kmで走行する場合等限られたシチェエーションのみで30km/L近い燃費が出るんじゃないか? セールスさんも長く乗ってもらうのが一番経済的ですと言ってた。正直な人である。
それと気になる点がもうひとつ。それは搭載される電池。この新型は従来どおりのニッケル水素電池を搭載するが来年か再来年のマイナーチェンジでリチウムイオン電池が搭載される予定だと言うこと。リチウムイオン電池はニッケル水素電池よりも高性能である。これが積まれると今売ってるプリウスのリセールバリューはがた落ちという可能性もある。買いたい人は燃費と電池に気をつけるべし。
でも運転してみて近未来的な感覚はちょっと面白かったけどね。