今年の6月から、火曜と木曜の午後1時半~4時半まで甲子公民館の和室で
囲碁・将棋ができるようになりました。将棋を指す大人はさっぱり現れないので、
学校から帰ってきて親が仕事を終えて迎えに来るまで公民館で過ごす小学生
たちに、将棋で遊びませんか、知らない人には教えてあげます、と声をかけて
もらって楽しんでいます。小学2年生~4年生が続けてきました。今週は
小山聖子さんも顔を出してくれました。将棋に興味を持つ子が出てくれると
いいなと思いつつ楽しんでいます。
今週は小山怜央四段がヒューリック棋聖戦予選で星野良生五段、近藤正和七段の2人に連勝
しました。最近、中継を見ると負けることが多いので、母の聖子さんから「見ないでください」
と強く言われていましたが、でもやはり、こっそりモバイル中継で見てしまいました。
対近藤七段戦での受けて勝った将棋は、ハラハラドキドキしながら観戦していましたが、
持ち時間が合っていたせいもあったのか、落ち着いた指し回しは実に見事でした。
30日(日)は朝日杯で福島の竹内さん(今年の東北六県大会の大将)との対局があります。
7月6・7日山形県(山形市)で開催される東北六県大会の前哨戦ではないけれど、監督という
立場からもとても興味があり楽しみです。
小山怜央四段がアマチュアのころ、当時の岩手日報社T藤事業部長が、どうして
こんなに強い小山君が東北六県大会に出れない年が3年もあったのかね?と僕に
尋ねて来たので、それは7月初めの朝日杯(朝日アマ全国大会ベスト8で出場権獲得)
と六県大会の日程が重なったためでしたと話すと、それでは今後そのような状況に
なったときは六県大会の日程を変更しますので事前に教えてくださいと約束してくれた。
しかしT藤さんはそれから1年余で逝去された。10年くらい前の忘れがたい思い出。