浜っ子クラブ

岩手県釜石市の将棋ブログ

ことしも最終回、令和6年12月将棋教室

2024-12-20 10:55:58 | 将棋大会
令和6年12月のラス前14日(土)の将棋教室と翌15日(日)の岩手王座戦地区予選の様子。遠野駅前の「あすもあ」で
開催された岩手王座戦地区予選(遠野・釜石・大槌)。窓外には小雪が舞い散る。盛岡在住の昆隆志君(実家は遠野)が
大会の準備(対戦順など)と記録係を買ってでてくれた。子育て中にもかかわらず、足を運んでくれました。感謝です。
他にすでに気仙地区の代表権を持つ下田先生、山口真弥君が選手でなくて記録係。記録係の方が選手より強いメンバー。
1回戦から全局採譜。そのうえ持ち時間20分30秒も県大会の15分より5分長いという、地区予選ではありえない豪華さ?
4回戦の新沼―小島戦は、振り飛車を好む両者が互いに対抗形で振り飛車を譲り合ううちに相居飛車戦になり、
どうなることかと思ったが、観戦者の心配をよそに最近見かけない戦型でも面白い見ごたえのある将棋だった。
最終5回戦で小島さんとの全勝対決は僕があっさり敗れてしまった。地区代表は勝ち越しメンバー。恒例の
ジンギスカン(とても柔らかい)をごちそうになり、今年の地区予選を締めくくった。
明日21日(土)が今年最後の将棋教室(1時半~3時半・中妻公民館)
年明けは1月4日(土)(1時半~3時半・中妻公民館)



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将棋フェスティバルin釜石

2024-12-13 22:23:03 | 将棋大会
日報リーダーズサークル釜石広華会による「将棋フェスティバルin釜石」に小山怜央後援会の
細川正士会長も紫波から駆けつけてくれた。前夜の「幸楼」での懇親会。その2次会で偶然にも
一緒になった元釜石市議・菊池孝(前釜石支部長)さんと本田小百合女流三段がご機嫌な表情で1枚。
トークショーの司会は小山怜央と同郷釜石市鵜住居町出身の佐野より子さん(民謡歌手)。
昨年の小山怜央四段講演会に続いて2度目の司会。今回は大御所の渡辺明九段がメイン。
中学生で棋士になった数少ない方の1人であり、永世竜王の称号を持ち、つい最近40歳の
若さで紫綬褒章を受章された有名人。しかし、それ以上の情報がないーと懇親会の席で
すぐそばに座ったより子さんがやや不安気な表情。そこで、にわか勉強で読んだ漫画
「将棋の渡辺くん」は渡辺先生の奥さん、伊奈めぐみさんが渡辺明九段や将棋界のことを
描いているんですーと伝えると、より子さん早速、携帯で検索。ホントだーあるある、
とすぐにでも読み始めそうな勢いでした。事前準備を大切にしていると言えば、渡辺明九段も
釜石に来ると決まってから小山怜央の著書を読んだそうだ。





多面指しぐるぐる将棋。観戦者が多いのに加え、渡辺明九段らプロ棋士から直接指導を受ける
というめったにない機会に緊張感が漲っている。






釜石高生2人は将棋部顧問の佐野智子先生に見守られながら一生懸命でした。終了後ステージに
移動し全員で、将棋を指すポーズで〆た。
2か月前に亡くなった畠山厚見さんから寄贈していただいた、釜石将棋教室で使用する
卓上盤の蓋に渡辺明九段からサインを頂きました。本田女流三段からも色紙にサインを頂きました。







午後、TETTO内スタジオAで小山怜央四段指導対局。疲れているかもしれないけれど、
来年は順位戦に向けて体力を付けないと。2回挑戦した小学生もいました。
釜石高校OBの押切晃也君(慶応大3年)は今年の天童将棋祭りの人間将棋で桂馬役をしたそうで、
駒落ちで小山四段に勝利。満面の笑み。遠路、神奈川から来た甲斐があったね。お疲れ様でした。
スタジオAで最後まで残ったみんなで1枚。

日報リーダーズサークル釜石広華会(新里進会長)の皆様、岩手日報社、TETTOの谷澤館長ら
ご協力頂いた皆様、また遠路仙台や内陸から来てくださった方々に感謝申し上げます。
とても楽しいイベントでした。

また来年の8月16日(土)にシーサイドタウン・マスト(大槌町)に集まって小山怜央四段の
指導対局を受けたいですね。それまで皆さんお元気で!


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第3回三陸沿岸将棋大会(山田町)

2024-12-02 00:07:36 | 将棋大会
きょうは三陸沿岸将棋大会。受付に岩泉毅君がいて、まず恐縮です。六県大会の大将が受付、運営を
手伝うというのはよくある光景ではない。僕の若いころは運営などせず、出場したほうがいいよ
という支部の年輩の方の助言で遠慮なく出場し、運営の苦労などつゆほども考えずに、
花坂康太郎五段(宮古商工会議所会頭)とよく決勝戦を戦っていました。5年位前のコロナ禍前の大会では
花坂さんと40年振りに決勝で指して「レジェンド対決」などとからかわれたものだった。



幼稚園児だった宮古の山口大成君がマスト子供将棋大会に参加してくれたのは第2回か第3回辺りで
年の近い小山真央君とライバルだった。大成君が岩手中高に進んでからは対局が少なく疎遠になっていた。
朝、受付を終えて歩きだしたときすれ違った青年に、どこかで会ったことがあるーと記憶のセンサー
らしきものが反応した。でも筋肉ムキムキの青年と将棋とは結び付かないような…。外の自販機のそばで、
すれ違いざま「大成君か?」と声を掛けてみた。「はい」。よく見ると、20年近く経っているが
面影はあった。聞けば、先月10月から山田町役場に勤め始めたということだった。7年のブランクはある
けれどもまた将棋をやってみようかなというので、幼少時から知るこちらもとても嬉しくなった。
またこの大会で、震災以来久しぶりに、小学校の校長先生をしていた栗澤先生(大槌)に会えて
お話出来たのも嬉しい出来事の一つ。
そのように元気を頂きながら、下田先生との負け将棋を拾い、久慈の上村さんに時間切れで勝たせてもらい、
5連勝で運よく優勝。最後に上位入賞者で写真を1枚。
運営に専念してくれた岩泉毅、坂下晴規、黒澤由次のお三方には感謝いたします。
1回戦の対局中に一渡り眺めてくれた佐藤町長をはじめ、関係者の方々に御礼申し上げます。
来週の将棋フェスティバルin釜石の案内もしました。8日(日)はみんな釜石に集合ー。


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11月30日(土)の将棋教室

2024-12-01 23:59:16 | 将棋大会
11月最後の土曜日30日の将棋教室
来週の「将棋フェスティバルin釜石」の多面指しぐるぐる将棋に向けて、六枚落ちと四枚落ちの
良く知られた定跡を紹介しました。
詰将棋は江戸時代(1700年代)の久留島喜内という和算学者の詰将棋を紹介し、ついでに同時代の天才
伊藤看寿の「将棋図巧」第99番煙詰のラスト13手だけ初級用に紹介しました。

初参加の師弟(先生と生徒)。今年度、一関二高から赴任してきた佐野智子(さと子)先生(国語科)が、
定年退職された小沢光悦先生(国語科)に代わって将棋部の顧問に。去年の釜高祭のときは3年生が
2人だけで、将棋部の存続を危ぶんでいたのですが、たとえ細くても繋いでくれたのが嬉しい。
小山怜央四段、弟真央も心配していた。消滅しなかったことを喜んでいる方は少なからずいる。
智子先生は花巻北高生のとき高校将棋女子団体戦で全国大会出場メンバーでした。花北―東北大と、
昆隆志君と同学年で同じ将棋部に所属していたから、なおさら頼もしい。

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