ドッグシェルター

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2度と帰らぬ命!

2006年11月09日 | Weblog
アユミちゃんが管理センターで殺されてしまいました。


生前のアユミちゃん。警察で撮影 
  
某警察に迷子犬として届けられていました。
期限が来たら必ず引き取りますと担当者にも伝えていたにもかかわらず
何の断りもなく、確認の連絡一つもなく、保健所に渡してしまっていたのです。

この事実を聞いて、至急保健所に確認したら
今日の朝、大阪府動物管理センター(いわゆる処分場です)に送ったと聞かされて
直ぐに確認を取ってもらいました。
「あの犬は警察会計課の勘違いで保健所に送られてしまったわんちゃんなんです。
こちらで引き取ると伝えていたのにも関わらず、
勘違いで保健所に渡されてしまったのです。」と保健所にも説明しました。
ところが、本日の朝、保健所から処分場に送り即刻処分されていた事実に
愕然としました。

あの子の名前までもう決めていたんです。
引き取るはずだったんで、アユミちゃんとニックネームまで決めていたんです。
なのに、単なる人間の早とちりや、勘違いで殺されてしまいました。

アユミちゃんは、殆ど吠えず、おっとりしていて、かわいらしい女の子でした。
何一つ問題が見つからないくらい、いい子でした。
罪のない命が、動物管理センターに送られ即日処分。
いくら悔やんでも2度と生きては帰れない命!!

警察会計課担当者にどんなに怒りをぶつけてももう、生きては帰らない命
アユミちゃんはきっとひたすら迎えに来てくれるのを待っていたと思います。

初めて会った時から綺麗な澄んだ目で微笑んでいました。

あの笑顔を思い出すと、助けてあげる事ができなかったことが
悔やんでも悔やんでも悔やみ切れません。

勝手な人間の判断でこのような罪のない綺麗な命が日々殺されて行く現実
この現実に真正面から向き合わなければ前には進みません

これまでDSVは警察の犬は、ほぼ99%近い確立で引き出しております
警察の犬を引き取ることは最終処分場の犬を引き取るのと同じ位重要で命の重みを尊重する価値のあることなんです何故ならば今回のアユミちゃんの様に
管理センターで即日処分されてしまいます。

もっとたくさん一時預かりファミリーがあれば、
とっくに助けていたかも知れません。
どうか、警察で保護されている犬を救い出すのに
救いの手を差しのべて頂けないでしょうか?
DSVも頑張ります。そして貴方のお力もお貸し下さい。