ドッグシェルター

保護犬の紹介、お知らせ、ご支援のお願い

ミッキー、ラッシー、なっちゃん

2007年11月02日 | 譲渡犬里親決定のお知らせ
10月度里親決定のお知らせ

ミッキー

保護に至るまでの経緯はこちら
6月末に保健所より救助して約3ヵ月半シェルターにてお世話をしました。
まだ幼いミッキーは飼い主により保健所に持ち込まれ、死か、生かに直面しました。
それも新しい家族を得たミッキーにとっては遠い過去のことになり

高槻市にお住まいのファミリーの一員になりました。
里親様は府の譲渡犬は地域限定がある為あえてその中から家族に迎えようと
考えて下さったのです。こちらの趣旨をご理解いただけた事に感謝しております。
ありがとうございました。




ミッキー末永くお幸せに。

ラッシー
保護に至るまでの経緯はこちら

ラッシーを引き取ってから8ヶ月間シェルターでお世話をしました。
ラッシーは頭が良く賢い子でした。
自分の世界を持っていたり、嫌なものは嫌と意思表示もしっかり、
シェルターでは頑固じぃじぃと呼ぶことも、
まだじぃじぃと呼ばれる年ではないはずですが失礼しました。

ラッシーは兵庫県にお住まいの家族の一員になりました。
こちらの里親様とは6年前からのお付き合いになりますので
大切にして下さること間違いなし。







ラッシー末永くお幸せに。

なっちゃん

なっちゃんを保護したのは一年以上前になります。
とある工場で母犬と兄妹犬が、ほぼ飼育放棄同様で飼われていました。
仔犬の頃から繋がれっぱなしでお散歩無し、夏場は熱中症になる寸前の
影のない場所に繋がれ、顔はアリに刺されていました。
工場は倒産し、明け渡す寸前、このままだとなっちゃんは保健所行きに
なるところでした。
私どもは工場や職場で飼われている犬は大切にされていない状況を
目の当たりにしておりますので、心が痛みます。

今回通報して来られた方がいまして、なっちゃんの命はDSVにバトンタッチ
されました。

そして保護後約一年間お預かり頂いたホストファミリーのS様
本当にありがとうございました。

なっちゃんは大阪池田市にお住まいのファミリーの一員になりました。
家の中で飼われたことがなかったので、最初は居場所に落ち着かずの様でした。
今では徐々にリラックスしているそうです。








なっちゃん末永くお幸せに。

皆辛い経験をして来ました。
2度と路頭に迷うことがないよう、願っています。

今回DSVからわんちゃんを迎えて下さった
里親の皆様に心より感謝申し上げます。

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宜しくお願いします。

NOリードについて

2007年11月02日 | Weblog
DSVでは里親及びホストファミリーさんに譲渡もしくはお預かり頂く際に
必ずお約束頂いている一つにお散歩中のNOリードは絶対にしない様
お願いしております。
お約束を守って頂いているお陰で、犬達は現在までに無事故です。
事故死0、迷子でいなくなった犬も0です。
ですが、こちらがいくら気を付けていても、公道、公園などでは
色んな飼い主さん達が犬を連れてお散歩させています。

アクシデントは交通事故と同じようなもので、
こちらはマナーを守って運転していても
後ろからいきなり激突されたり、前からいきなり衝突されたり
とんでもない、違反者がいるように、飼い主としてマナーを心得ていない
人もいます。

私共は犬と関わる活動を通じて、数々の悲劇を知ってきました。
それは全て飼い主や人間の不注意によるものでした。

例1、とある公園でいつも通り犬連れの飼い主達が集まった。
自由に走らせ遊ばせ、はしゃぎテンションも上がる犬、
トラブルはそんな時におこりました。
ゴールデンレトリーバー同士が喧嘩になり、止めに入った飼い主ではない
第3者の方が興奮しているゴールデンに頭を噛まれて、怪我をしました。
モラルに欠けた飼い主のお陰で人間までも犠牲になっています。

例2、ある方がいつものようにお散歩をさせていました。
其の時前方から歩いてくるご近所の犬を連れた飼い主が、どういう訳か
リードを離してしまったらしく、離れた犬は勢いよく、
向かって来た途端にいきなり被害にあった犬の首めがけて
噛み付いて来ました。
そして数分後自宅に帰宅後、噛まれた犬は倒れ息を引き取ったそうです。
ご近所という事もあり、抗議もせず泣き寝入り、
結果的に犬が人間の犠牲になったのです。

例3、小学生のお子さんが親の変わりにお散歩に行きました。
思わずリードを離してしまった直後犬は走って道路に飛び出し、車に引かれ
お子さんの目の前で愛犬は即死でした。

例4、公園でリードを離しいつもの様に愛犬を遊ばせていました。
大切な子ども同然のラヴラドールちゃん、いつもだったら
道路の方に走ることはなかったのに、道路の向こうに大好きなお友達犬が・・・
そこに向かって走り道路を渡った時車に跳ねられ亡くなったお話など

以外に数十件以上
数々のリードから離れてしまった際のアクシデントを聞いたり目撃したり
リードの意味を理解している飼い主とそうでない飼い主の違いが明らかです。
リードは飼い主が犬をリードする為にリードと言います。
いわゆるリードすると言う意味です。
飼い犬のリーダーは飼い主でなければなりません。
リーダーは犬をリードする為に綱を持ちいつでもコントロール可能な
状況にしておかなければなりません。

お散歩中や公共の公園など、家から一歩外へ出た場合必ずリードを持つこと
外では色んな性格の犬がいます。いつでも飼い犬をコントロールできるように
最低限の飼い主のマナーを守ってもらいたいです。

お散歩中にリードを離す方、公園でNOリードで犬をフリーにしている方
危険ですから、絶対に止めて頂きたいです。
何かあったらそれは飼い主の責任です。

又、離れてきた犬がお散歩中に襲って来たら、まずは大きな声を出して下さい。
襲ってくる犬は大きな声に驚き、その声にその犬の飼い主さんも驚きます。
それで、まずは突発的な攻撃を防止できる場合もあります。

私も以前ありました。
犬の散歩中にあちらから走ってくる犬が来ました。
其の時こちらは2頭引きでした。
襲い掛かってくるかも知れない予感がした途端、
私は大きな声で叫んでいました。
キャ~助けて~。その声で向かって来た犬がびっくりで、Uタン
その犬の飼い主もびっくりしていました。すいませんと誤っていましたが、
その際必ず見る光景はそんな飼い主に限って犬を怒っています。
犬のリーダーは飼い主だということ分かっていないですね。
そんな飼い主に飼われた犬が可哀想に思ってしまいます。

数年前の出来事ですが、ある犬が保健所に持ち込まれました。
理由は散歩中に離れた犬が前を歩いている人の足を噛んだからという理由でした。
噛まれた人も甘噛み程度だったので、責任は追求しなかったそうですが
飼い主は勝手にこんな犬は要らないになったらしく、
保健所に処分して下さいと頼んだらしいです。
私共は縁あって引き取り里親を探し、実はとってもいい子で今でも幸せに
暮らしています。
犬の幸、不幸は飼い主次第でと実感させられた出来事でした。