ドッグシェルター

保護犬の紹介、お知らせ、ご支援のお願い

ファンタ入院

2008年05月05日 | ファンタ
本日ファンタ君が入院しました。

ファンタの下あごが、赤く腫れて垂れ下がっている。とスタッフから朝連絡が
入った。
昨日までは、なっていなかった。
私も朝の用事を済ませ、急いでシェルターに入った。
すぐにファンタの側に行き、確認するとこれはほってはおけないと思った。
直ちに病院へ向かい、診察、検査、入院となった。
医療費資金のことが頭を過ぎったが、こんな状況で診察もしないで
ほっておけない状況です。



診断してもらい、腫れているところに、ドロドロとした膿が溜まっているようで
針で刺して液状を抜く、それを病理検査に出された。
獣医さんからは、唾液の病気ではないかと。
これは、前日まではなんとも無かったが、翌日突然なる場合もあるようです。
原因は不明。
食事は残さず取っていたが、ここ2ヶ月くらいのファンタは以前と比べて
元気がなかった。そして気になっていたが、水を少量しか飲まない子だと
言うこと。
歩き方を見ても、思っていたよりお年を取っているのかも知れない。
期限切れで警察から保健所に行く前に、引き取った時から
殆ど吠えない、あまり吠える声を聞いた記憶がないくらいです。
声が出せないのかなと思った時もあったけど、吠える声は過去に聞いた事がある。
ファンタは吠えるということで、自らの自己表現や要求ができない犬なんです。
黙して語らない、我慢強い犬で、誰にでもすぐに懐くわけでもなく
まずは、見極めてから、心を許してもいいよ。のタイプなんです。
そういう難しさもあって、ご縁は遠のくばかりでした。
ファンタを見ていて、人間の愛情を知らずに育って、年を取って
捨てられた、そう思えてならない。ファンタは可哀想な子だね。


又、今回のファンタ医療費に5万円くらいだそうです。
これからもそれ以上に必要になって来るかも知れない。
何も治療しなければ、目に見えて悪化することは間違いないでしょう。

今となっては、ファンタだけの医療費の問題ではありませんが、
皆様のご支援を、保護犬達の為にどうか、どうか宜しくお願い申し上げます。


☆ご支援のお願い☆
DSVでは一頭でも多く、処分される犬達を救う為に、
そして保護する期間の飼育資金に、ご支援のお願いをしております。
現在、保護犬達の医、食、住 に維持可能となる資金が3分の1にも満たない
状況で、当月医療費の25万円とフード代9万円分が資金不足の為に
支払いができません。フード代9万円分の支払いを済ませなければ
次のフードを購入することも出来ません。一日7kgのフードが必要です。
小型犬は小型犬用に別のフードを与えています。
フードももうすぐ底をつきます。医療費資金もなく困っています。
資金に余裕がございませんので、活動に必要な通信費とガソリン代は
全てスタッフ自身の個人負担で頑張っておりますが、
残念ながら犬達のフード代と医療費までは、負担することが出来ません。
尚、私達の保護活動は、無償ボランティア活動として取り組んでおります。

保護犬達は家族の愛情から見放されても、いつの日か
温かい家族に出会える日を夢見て、待っています。

どうか、皆様のご支援を宜しくお願い申し上げます。