ドッグシェルター

保護犬の紹介、お知らせ、ご支援のお願い

フィラリアのお薬の日

2008年09月02日 | シェルターでは
今日はシェルター保護犬全頭にフィラリアの投薬の日でした。
DSVは活動当初より、フィラリアのシーズンになれば、
フィラリアに感染しないよう、
又、既に感染している犬も、これ以上増やさないよう、
必ずフィラリアのお薬を投与しております。
お薬は体重によって、量が違う為間違いがないように、確認しながら
フード食器に名前を書いたメモを一頭ずつ入れます。

フードの時に一緒に与える様にしていますが、吐き出す子は殆どいません。
スタッフがちゃんと飲み込んだか確認して、万が一「ぽいっ!」と吐き出す場合は
直接お口に入れます。
保護犬全頭分のお薬代も何万円もの費用がかかります。
ご支援下さっている方々の善意で犬達の健康も助けられています。

DSVで保護している犬の所有権は団体にあるので、病気や怪我をしている
犬は治療をし、できる範囲でできるだけと考えています。
保護犬には本当の家族がいません。
私達スタッフも本当の家族にはなって上げれません。
ただ、医療面での健康管理、身の回りの世話、毎日の日課であるお散歩、
スキンシップももちろん毎日して上げれます。
でも、悲しいかな保護犬には人の愛情を独占することはできません。
DSVでは保護犬に終生の「家族」という揺ぎ無い、ポジションを見つける為、
まだ見えない、向うにいる運命の赤い糸を待っています。
まだ見えないけど、めぐり合えるその日を夢見て
本当の飼い主に代わって、お世話を引き受けさせて頂いています。
それには、ご支援で保護飼育費を助けて頂かなければなりません。

DSVの主役はあくまでも保護犬達なんです。
この主役さん達の為に、スタッフは裏方で頑張っています。