ドッグシェルター

保護犬の紹介、お知らせ、ご支援のお願い

ふくちゃん家族決定のお知らせと・・・

2010年04月20日 | Weblog

ふくちゃんは2008年8月に保健所に送られる前に警察から引き出し、
一時シェルターで過しましたが、その後一時預かり先のご家庭にて
フォームステイに入り、最期は正式な家族として迎えられておりました。
3月末に預かり様よりふくちゃんを家族として迎えたいと申し出て下さったのです。
保護直後に判明した病は
握りコブシほどの会陰ヘルニアがお尻から飛び出し、
フィラリア強、心臓機能の低下など、健康状態は思わしくありませんでした。
そんな超リスク持ちのふくちゃんだっただけに、
幸せのご縁はほぼ絶望的でした。
保護直後の、ヘルニアの手術も無事乗り越え、ラッキーにも
ふくちゃんはとても運の強い子だったと思います。
預かり様もとても優しい方で、ふくちゃんの病気と真剣に向き合って
下さっていました。
預かり様とはふくちゃんの事でたくさんのお話を交わしました。

でも、もうふくちゃんはいません。
ふくちゃんは天国へ旅立ちました。
最後に家の子として看取られて逝きました。

ふくちゃん母より頂いたメールには、

「4月15日木曜日、午前10時45分。
ふくちゃんは逝ってしまいました。
最初に心不全で倒れてから約一ヶ月の闘病生活でした。
大好きな散歩もドクターストップ、食も受け付けず。。。
特に最期の数日はとても苦しみました。
 
本当に本当に可愛い子でした。
大好きでした。
帰って来て欲しくてたまりません。」

最後にふくちゃんを家族にして頂き
ありがとうございました。

ふくちゃんの笑顔がそういっているようです。