ドッグシェルター

保護犬の紹介、お知らせ、ご支援のお願い

徳島多頭飼育3頭レスキュー経過報告②

2010年10月14日 | Weblog
3頭はまだ病院にいます。
3頭とも、フロントライン、便検査、フィラリア検査、9種ワクチン接種
血液検査の医療行為を行いました。
3頭ともフィラリアは陽性、検便は異常なし。

さすがに、2日に一度だけの餌しか与えてもらっていなかった為か、
どの子もかなり痩せていました。
確か昨年5月に見た時は、体重15kg、16kgはありそうな
体格の犬も11kgしかありませんでした。

今回のレスキューで予定になかったこのわんちゃん


急遽保護する事になったのです。
レスキューに行った時、昨年5月にいなかった犬が繋がれていました。
当日まで、その犬の存在をハークしておりませんでしたが、
かなりガリガリに痩せ細り、肋骨は洗濯板状態で、
このまま放置しておくと、
もう何日も持たないのではと思われるくらい犬が
日の当らない薄暗い場所に繋がれていた。
近寄るとお座りをし、身体を摺り寄せて・・まるで助けを求めるかのように、
レスキューに立ち会った者より、報告が入りました。
こちらもまずは2頭が限界、、一度に3頭は厳しいです。

「このわんちゃん人懐こくていい子です。まだ若いし大人しいです。」
そして+一頭、で一度に3頭になりました。
あの日救い出さなければ、あの現場で野垂れ死にしていたでしょう。
結果的には運が良かった子です。

その3頭目の予定にはなかったこの犬は
バべシア症(ダニの吸血による病気)にかかっておりました。
著しく貧血状態が続いていました。

この犬の事を世話主に聞くところによると、一度里親に出したけど
番犬で飼いたいのに吠えないからいらないと返されて来たとの事です。
結局そんな事では、2重、3重の不幸な目に合わせています。

他の2頭は、血液検査も正常でフィラリアは陽ですが、
バべシアにはなっておりません。



この茶色の女の子

ただ今も入院中でバベシアの治療に入っております。
予想以上に医療費がかかってしまう事になってしまいました。

どうか、ご支援を宜しくお願い申し上げます。