ジュリを2008年7月に大阪府の保健所から引き取りました。
この時引き取らなければ、きっと殺処分されていたでしょう。
それから、約2年半近くシェルターで過したジュリ君。
ジュリは、シェルターでも殆ど手のかからない本当にいい子でした。
吠えない、おトイレのマナーは絶対に犬舎でせず、お散歩まで待っている子。
犬舎を汚さない完璧綺麗好き、
こんないい子が何故、2年半もご縁が無かったのか、不思議ですが、
本当の赤い糸を待っていたかのように、その時が突然訪れました。
それは、コータ君が愛のキューピット役になってくれたのかも知れません。
11月の動物愛護フェスタでコータ君を気に入って下さった方がいらっしゃり
コータは、そちらの家族の元でトライアルを経て、一旦は決定に至りましたが、
どうしても、ご家族のお兄ちゃんに懐かず、話し合い結果里親を断念されることになりました。
それでも、どの子か一頭でも可哀想な子を引き取りたい・・・との意向がございました。
HPの里親募集中の子達をご覧下さいとお伝え致しました。
そして、間もなくジュリへのご指名がありました。
ジュリなら人を選別することもないでしょうし、大丈夫だと思いました。
いつもどんな時も、順番が回ってくるのをけな気に待つタイプのわんでした。
思いがけない出番がジュリに訪れました。
突然、家族に迎えられたジュリにとっては、
さぞかし何がどうなったのか、分からないまま里親宅の王子様になりました。
まさに、サプライズです。
僕、こんなふかふかのベットに寝たこと無いわん!
こんなおもちゃで遊んだ事もないわん!
僕は保健所に入ったんだ。
前からフィラリアだってかかってたんだよ。
だけど、サプライズでdogsalvationに助けられて、シェルターで2年半暮して
そして、僕に本当の家族ができたんだ。
毎日、たくさんのお散歩、お昼寝、おもちゃピーピー付き、そして一番大切な愛情付き・・・。
幸せの赤い糸を譲ってくれた、仲間思いのコータ君には感謝するものの
当のコータ君は、一次預かり宅に出戻って
のん気に、おすましで伏せポーズを決めておられます。
コータ君は女子は大好きなんだけど、一部男子を選別してしまう。
それが、ご縁を遠ざけてしまう。(涙)
それ以外は何の問題も無いとても、とてもいい子なんです。
そんな仲間思いのコータ君にも、絶対幸せになってもらいたいです。
ジュリ君末永くお幸せにね。