ドッグシェルター

保護犬の紹介、お知らせ、ご支援のお願い

犬舎のお部屋追加増築ご支援のお願い

2007年08月10日 | ご支援のお願い
先日スタッフ2名で朝からシェルター入り
ドアを開けて中に入って見ると、そこには確かの繋留していたはずのファンタが
「おはよう」とお出迎え、え!なんでファンタ離れているの?
え~、ゴミ箱を見るとゴミが散乱状態、すごい事になってました。
慌ててスタッフが後片付けをしました。

朝は忙しいので、余分な仕事が増えると後々大変なんです。
今犬舎のお部屋が足りない為に、臨時スペースに繋留中のファンタ

でも、夜の間にフォックが外れたみたいです。

これで犬舎部屋の増築は絶対必要と確信しました。

先日ハヤト君を薬浴シャンプーしました。
この表情はすごく気持ちが良かったのかもしれません。
目を細めてじっとしていました。

ハヤトの為にご支援頂いたソリッドゴールド、早速頂いております。
ハヤトは紀州犬ですが、凶暴性はまったくありません。
本当に気の優しい大人しい性格の持ち主です。
何処を触っても怒ったりすることもなく、「いいやつ」なんです。
強いて言えば一頭飼いが向いています。

ファンタや他臨時スペースにいる子達の為に後7部屋分が空きスペースに
追加増築できます。
問題は資金です。
いつも資金さえあればと一番大きな課題に直面します。

一部の支援者の皆様は
DSVをずっと以前から支えて下さっています。
何年も前から、一つの団体を支援するということはこれも簡単な気持ちでは
できないことなので、そのお心に日々感謝しております。しかしながら
一部の方々の力では限界があります。

お一人でも多くの皆様にシェルター基金にご協力とお力添えを
お願い申し上げます。


ぽんた入院

2007年08月10日 | ぽんた
最近始まったことではありませんが、年老いた飼い犬を放棄する
飼い主が結構多いのです。
共に生き十数年楽しい思い出もあったはず。
存在自体に感謝の気持ちを持てたら、側に居てくれるだけでもいいのに。

どう考えても老いているから、先が短いからという理由で
見捨てることはできません。
シェルターを老犬ホームにするつもりはありませんが
誰も引き取らないからこそ引き取る、これも施設があるからこそなんです。
そう、もの好きだとお思いの方は一向に構いません。

皆がする事は何もDSVでなくてもいいでしょう。
そう思います。

食べなくなったぽんたのことがあまりにも心配で
4日くらい様子を見て来ましたが、急遽病院に入院することになりました。

年老いて弱くはかない命を最後まで
大切に出来ない人は、如何なものでしょうか?
はかない弱い命だからいたわり、最後を看取って上げてはどうでしょうか?
と、老犬を捨てた飼い主達に訴えたいです。

ぽんた最後くらいは幸せな時間を過ごして欲しい。
結構お散歩も好きそうだし、僕はまだまだ老いぼれないぞ。と
張り切って歩く姿はまだまだ足は大丈夫。
元気になってお散歩をさせて上げたいです。

僕又入院なん?


僕、元気になれるかな~
元気になって欲しいから入院するのよ。


僕、元気になって散歩したいな~

うん、散歩しょうね。



うん。。


タッチ、ファロン、トモ

2007年08月08日 | 譲渡犬里親決定のお知らせ
7月里親決定のお知らせ
タッチ
タッチは京都にお住まいのご家族の一員に仲間入りしました。
以前飼われていた愛犬が17歳で他界、ご縁あってタッチを迎えて下さいました。
新しい名前はポチ君になりました。
タッチ(新ポチ)末永く幸せであります様に・・・。




ファロン
ファロンも京都のご家族の一員に仲間入りしました。
山で暮らす野良犬が産んだ子どもでしたが、前の愛犬にファロンがそっくり
ということと、前の子も野良犬が産んだわんちゃんという共通点がありました。
17歳で老衰まで大切に飼われ、京都府に長寿犬の表彰をされたそうです。
京都では15歳以上の場合長寿犬として表彰されるシステムがあるそうです。

前の愛犬同様広いお庭でフリー飼育、もちろん高い塀で
脱走防止にも配慮されていました。
ファロン末永く幸せであります様に・・・。






ペコ
トモちゃんは新しいネームがペコちゃんになりました。
イメージがぴったりです。
旧トモちゃん(現ペコ)も里親様とのご縁に恵まれ幸せに出会いました。
大阪府犬管保健所よりレスキューしたわんちゃんです。
不幸にも飼い主により保健所に持ち込まれ処分されるところでしたが、
DSVで引き取りました。
ペコちゃんはお昼は日向ぼっこができるテラスにいますが、
もちろん日除けにも配慮して下さっています。
そして夕方のお散歩が終わったら家の中で過ごします。
住宅環境上殆ど吠えないわんちゃんを希望されていましたので、
ペコちゃんはとても飼いやすいという事で、譲渡を希望して下さいました。

ぺこちゃん末永くお幸せに・・・。


どのご家族もとても優しいご家族なので安心して託しております。

今回DSVからわんちゃんを迎えて下さった里親の皆様に
心より感謝申し上げます。


不幸な犬の根源は全て人間

2007年08月06日 | Weblog
現在レスキュー待ちの犬達が常時5,6頭います。
何故これ程までに犬を捨てる飼い主が多いのでしょうか?

DSVの譲渡条件は厳し過ぎませんか?と問われてくる方もいらっしゃますが
私共はそうは思いません。
何の為に救うのか、犬を助けたい為である。
そして終生幸を願いたい。

だけど、其の前に啓発がとても重要です。
何故、飼えなくなったのですか?
何故捨てることになったのですか?
何故犬を飼い始めたのですか?
そして最後まで家族として守り続けますか?
誰の為、何の為、原点を考えて見て下さい。
一方素晴らしくお手本となる飼い主さんもたくさんいらっしゃいます。
私共はそんな飼い主さんに捨てられた犬の里親様になって貰いたいと
思います。
だから、幸せの赤い糸が見つかるまで待ちます。
でも出会いは待っているだけでは訪れません。
働きかけることが必要です。

兎に角捨てられる犬が多過ぎます。
無責任な飼い主が多過ぎます。
犬を飼って何を感じ何を学んできたのでしょう?
何も感じないで何も学ばないで、犬と出会い、犬と暮らせることに
感謝の気持ちを持てないこと自体悲しいことです。
人間も犬も・・・です。

DSVの譲渡条件は啓発です。
捨犬達の原因究明の結果、譲渡条件は絶対不可欠です。
啓発の為に条件があります。

ぞっとする様な情報がありました。
とある駅前で犬の譲渡会を行いその場で欲しいという人には
審査することも無く、即お持ち帰りOKらしいです。
それで、不幸な犬を幸せに導くことが本当に出来るのでしょうか?
その犬達は本当に幸せになれるのか?譲渡する側に責任は?

日々ガス室で罪のない命が殺処分されています。
安楽死ではありません。
そもそも、犬にとっては鉄格子の向こうは恐怖の世界でしかありません。
怯えています。
諦めています。
もう、助からないと
でも、助かりたいと、
其の叫びが聞こえて来るようです。

DSVの活動の趣旨は、殺処分から、犬達を救うこと、
又、虐待飼育から救うことです。
と同時に何故捨てられたのか、原因究明もしながら
二度と同じ事を繰り返さぬように、本当の幸せに導ける様に
働きかけて行きます。

警察から保健所に送られる前に救助した
ジャム

ジャムは元の飼い主に叩かれていたようだ。

でも、今では心のリハビリにも効果が表れています。




こんな風に触っても怖がりません。


これも嫌がりません。


こんなことも嫌がらずにさせてくれます。 




何が大切なのか、愛情と信頼です。

ドッグサルベーションでは主に警察、保健所からの収容犬のレスキューを
行っています。
全てが期限付きの命!動管で殺処分される大半は引き取り手のない
MIX犬ばかりです。
ドッグサルベーションでは、純潔種だから、MIX犬だからという差別は
一切致しません。殺処分が最も多いMIX犬(雑種)達にも
救いの手を差し延べて上げましょう。







タネ吉、クッキー

2007年08月04日 | Weblog
タネ吉、クッキー共にシェルター生活一年が過ぎました。


毎日この子達に接しているスタッフはこんないい子は一日も早く
シェルター暮らしから卒業させて上げたいと口癖のように言っています。
もちろん、私も同感です。

タネ吉、クッキー幸せになる日を夢見て待っていてね。
諦めないで、本当のご縁を待とうね。
と言い聞かせていますが、この子達の良さが伝わらないことは
本当に残念に思います。

シェルターで一年を迎えた子達が増えて来ました。
ワクチンも年に一回ですが、来月には2年目のワクチン接種をしなければ
ならない犬達が10頭近くいます。
一頭一頭病院に連れて行く労力は大変です。
動物病院まで片道20分、診察の待ち時間を入れると
これだけで午前中が飛んでしまいます。
なので、獣医さんに往診に来てもらい、2年目のワクチンは纏めて
接種することになりました。

徳島多頭飼育から引き取った4頭もそうです。
画像はのこちゃんです。シロとルームメイトなのが安心なようです。
のこは外の世界への好奇心が殆どありません。
逆に外への恐怖心が心の傷として残っているかのように感じます。

スタッフはのこを抱っこして上げたりしてコミニケーションを図ります。
最近の「のこ」ちょっとウエストラインが無くなりつつある状況なので、
気を付けています。