ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

四国絵の展示会に向かって10

2023-03-03 20:51:39 | 旅行

☆高知のすし屋で昼食

道端のお寿司屋さんの中に入ってゆきますと、
寿司はあまり回っていませんね。
あんな湯呑をなめたりする事件が
影響しているのかなあ。

定食風のセットがメインだったので、
お寿司とてんぷらのセットをいただきました。
あ、変わった名前の貝類も並んでいますよ。
追加で注文しておきましょう。



高知まで来ているんやから
なんか特徴的なものを
食べたらよかったのに、
どうも思い切ったジャンプが
できませんでしたねえ。

あのカツオの一本釣りの
純平みたいな豪快な土佐人には
なれませんでした。

でもまあとにかく朝早い時間の
スタートでしたから、
朝食も早かったので、おなかも
ホッと一息です。



あ、お寿司にこんな表示が
安全対策でしょうか。
こんな広報の仕方もあるんですね。

では次の目的地を目指しましょう。

次は雪蹊寺というお寺です。



第三十三番札所。
ここの絵は、石塔を描いています。
ではなぜその絵なのか、
確かめに行きましょう。

もともとこの寺には幽霊が出る
というところから、再興を果たした
と言われています。
そんな話をもとに長宗我部元親が
復興させたという寺で、
別の名前で呼ばれていた寺が、
元親の法号の中から「雪蹊」がとられ、
寺の名前になったんだそうです。

その一族の信親の墓がここにあり、
それを絵にしたものです。



いくつか変遷を重ねたこの寺の、
その筋道をたどるうえでも
重要な人の墓なわけで、
ここもこのテーマで良しと
しないといけないですね。

もう少し絵にメリハリが
必要かも知れませんが、
絵を整えていくときに
注意するようにしましょう。



あ、境内の片隅でお弁当のような
昼食を食べている女性の方がいましたよ。
ブンタンも食べてはります。
巡礼するほど何かあったのかなあ。
そんな姿も気になりますね。



きれいな梅の花が咲くお寺でした。

さあこれで二つ目の寺が終わりましたね。

次に行くのは、第三十一番札所の竹林寺です。

ここは四国八十八ヵ所の中でも
有名な寺ですね。
物語があります。

この寺に住んでいた僧である純信が
出入りする村の娘と仲良くなり、
その娘にはりまや橋のたもとにある
お店でかんざしを買ってあげたり
したそうだ。
そのことが公になって、
二人は寺の金をもって
駆け落ちしたそうで、
その物語が「坊さんかんざし買うをみた・・」
というよさこい節になって残っている。

その後、二人は捕まり、
別々の場所に追い立てられたそうだ。
さらにその後の二人のストーリーには
続きもあり、その女性が別人と結婚して
子供を産んだとかいう話を、
巡礼案内人の先達さんが
しゃべってくれたのだが、
内容はおぼえていない。

「よさこい」は「夜にさ、来い」という
言葉が変化したものだと言われています。
8月に行われる「よさこい祭り」に、
「夜に来い」と言われて
たくさん恋の花が咲いたんでしょうねえ。
なんかとっても人恋しい町なんだな
とそんなことを思ったりします。

その竹林寺では、5重の塔と
その横の石段を絵にしています。
結構な上り坂を登るこの寺にはぴったりな絵。
しかも五台山という唐にある山と
同じような景色を探して建てられた
という寺の根本にもピッタリな絵じゃないですか。

これもまあミゴトな選択です。

じゃあ、何もわざわざ今回は
ここに来なくてよかったんじゃないか
という意見もあろうかと思いますが、
実はこの寺に来たのはもう一つ、
今回の高知旅の大きな目的の一つが、
この寺の横にあるからなんです。

それが、「高知県立牧野植物園」です。

植物博士である牧野富太郎は、
高知県佐川町の生まれ。
ここからもう少し西の方の町なんだが、
ここにその彼の業績を検証するために、
彼が亡くなった翌年に
この植物園が作られた。

先日からブログに書いているように、
彼のものがたりである
朝ドラが始まるにあたって、
このゆかりの地にぜひとも
行ってみたかったわけだ。

続く

コメント
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