ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

はるかな尾瀬、遠い空14

2024-07-31 21:06:03 | 山行き

遊覧船で約40分、
奥只見湖を遊覧してきました。
まあ、あまり普段目にしない湖や
山々の景色は印象に残ってよかったです。
写真もいっぱいとりましたよ。
でもねえ船の上での撮影ですから、
カメラを落したりしないか
すこしびくびくでした。



この、只見と言う名前なんですが、
空海さんがただ見て帰った
と言うところからこういう名前に
なっているそうです。
うん、なんかほんとかなあ。
でもドイロンは貪欲に、
しっかりと見てきましたよ。
こちらにしてみれば
「しっかり見湖」だったわけですね。

そしてこの湖は元々銀山湖と
言われていた大きな湖だったそうです。
ああ、昔は銀が取れるゆたかな地域
だったんですねえ。
もっと人口も多かったのかもしれません。

その時、向うに立派な船も見えてきましたね。
二階建て結構豪華な遊覧船も
走っているようですねえ。



この遊覧で最後に見えたのが、
燧岳でした。
昨日、尾瀬ヶ原でこの山に向かって
歩いていましたね。

向うから?こっちから?横から?
位置関係はよくわかりませんが、
尾瀬にある最高峰の山ですね。

ここはねえ、まだ上っていません。
どんな景色で、どんな花が
咲いていたりするんでしょうか。

でもねえ、なぜ燧岳という名なんでしょうか。
実はある方面から見た残雪の形が、
火打ちばさみみたいだったから
こんな名になったと言われています。



地名や山の名の語源をたどったら
面白いですねえ。



さあ、遊覧船は、只見ダムのところに
到着しました。
船を降りるとバスのところまで
1kmほど歩いてゆきます。

ダムの最上部のところに展望台があって、
秘境と書かれた看板が
置かれてあったので、
手に持って写真撮影しておきました。



いやあなんか嬉しそう。
満足した顔ですねえ。

三日間、不安定ながらも
ほとんど雨も降らずに、
予定していたコースはほぼすべて
こなしましたねえ。

バスは広い駐車場から、
トンネルに向かい、きた道を
戻ってゆきます。

往路同様に迫力ですねえ。

新潟空港に向かって、
まっすぐです。

帰り道のバスの中で、
添乗員の仕事の紹介もしていました。
尾瀬旅行から帰ったら明日は
やすみなんですが、明後日から
海外旅行の添乗なんだそうです。

まあ、一年中旅行のようなもので、
50代の年齢になった今も
独身で旅三昧してるんだそうです。

性格的には少々細かそうですが、
楽しい人でした。

新潟空港について、
帰りは夕方の飛行機に搭乗です。
お土産の足らずなんかも買いましたよ。
そして飛行機が飛び立つ時は
ちょうど陽が沈むところでした。



綺麗でしたねえ。

はるかな尾瀬、遠い空
とぴったりな夕日です。

また途中槍ヶ岳もバッチリ見えましたね。



本当に最後まで、とっても
楽しませてもらいました。
また尾瀬に行くことはあるかなあ。
とりあえず本当に楽しい旅行を
トラピックさん、ありがとうございました。

doiron家の尾瀬旅行、
これにておしまいです。

読んでいただいてありがとうございました。

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はるかな尾瀬、遠い空13

2024-07-30 20:53:22 | 山行き

奥只美湖の遊覧船に乗り、
静かな湖面を眺めています。

doironは船の後部の眺めのいいところに
立って景色を見ています。

航路の周りの景色はというと、
全く人里はなくもう山のキワが
湖に落ちていく感じでせまっています。
じっと見ていると所々に沢が
つくった小さな広場があったりしますね。



そばにいた遊覧船の方が
こんなことを言ってました。

「先週くらいに船から見てると、
あそこの空き地でカモシカ家族と
熊が戦っていましたよ」とのこと。

まあこんなけ人里と離れたところじゃ
ニュースにもなりませんね。

そして遠くには大きな山が
見えてきましたよ。



たぶん平ヶ岳のようです。

きれいな山ですねえ。
日本百名山のひとつです。

いまから40年くらい前でしょうか。
今の天皇陛下が若い時に
この山に登りたいと言ったそうです。

でもこの山は上に宿泊施設施設もなく、
日帰りで臨む山でコースタイムは
12時間以上あったそうです。
なので、その皇太子のために、
道がつくられたそうです。
その道でコースタイムは
6時間くらいになり、
無事に登られたとのことです。

その登った道はプリンスロードと
言われています。
すごいですねえ。
山に道を作るとはねえ。
でももっとすごいことがあります。

この遊覧船の景色の中に、
その秘密が隠れています。



湖の周りのなんてことはない景色なんですが、
よく見てみてください。
山の緑の斜面にちょっと
段がついていますよねえ。
これはねえ、なんと国道なんだそうです。

皇室の方が通られるように
なんと道がつくられたんだそうです。
地図で見たら国道352号ですね。
よくもまあこんな山の中に
道を築いたものです。

普段はほとんど人が通らないのですが、
年内のある期間だけ大渋滞するそうです。
それは秋ですね。
この湖回りの紅葉は素晴らしく
綺麗なんだそうです。
それを見に来る人で、
なんとここは車であふれるんだそうです。

冬眠前の熊もビックリですね。

それにしても皇室の言葉が
その工事をおこさせたのか、
あるいは計画が早まったのか、
その辺はわかりませんが、
何かそんな突拍子もない結果を
持つ国道なんだそうです。

そして次に見えてくるのが、
多分会津駒ケ岳です。
標高が高いので、6月のこの頃だと、
完全に雪山です。



そしてそのあとに見えてくる山が、
燧岳です。
きのう尾瀬ヶ原でも
この山を目印に歩きましたね。
尾瀬周辺の山では「至仏山」が
一番古いのですが、
尾瀬ヶ原ができたのは
この山のせいだけではありません。

燧岳が土砂を止め、水を止め、
多分尾瀬ヶ原を作っていったのでしょう。
そんな風に、奥只美湖の遊覧船からは、
見事に山を見上げることができるのです。

そんな風に遊覧船はまだ続きますよ。

トータルで40分くらい走っていました。
その中でもう一つ気になる場所がここです。



なんか山のところに旗が立っていますねえ。
そこからしばらく進んでいくと
そこに赤い鳥居が見えてきます。



そこには「12山神社」と
書かれています。

山の中にポツンとある神社。
ああ、ここに神社を気づいた人や
普段それを維持管理している人の
熱い思いが感じられました。


続く

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はるかな尾瀬、遠い空12

2024-07-29 21:08:52 | 山行き

バスはこのツアー最後の秘境である
奥只見湖に向かっています。
その湖への案内の標識にそってゆきますと、
トンネルの入り口に出ましたよ。
なんとこのトンネル、
22kmもあるそうです。



バスはその中に入ってゆきます。

トンネル内は往路と復路の
二車線なんだそうです。
前から車が来ますと、
低速ですれ違います。

ちょうど左側の窓際に座っていたので、
壁まで結構スペースがあるのに、
そこまで低速にしなくてもって
感じなのになあと思っていたら、
添乗員から説明がありました。

「トンネルの形状が丸っこいので、
そこを四角のバスが走ると、
上の天井部分が壁とぶつかるので、
ここは運転者さんも慎重に
走らないといけません」
とまあそういうわけです。

そんなトンネル内を、
かなり走ったところで
トンネル内に右折道路ができており、
バスはそこを曲がります。

そこから少し走ると、
屋外に出て、建物のある広場に出てゆきます。



奥只美湖遊覧船乗り場ですねえ。

地理的には銀山平と言う場所ですかね,
ポツンと数軒施設です。



トンネルから出ると、
山の中なんですが、
豊かな自然が周りを囲んでいます。
まあ、田舎で秘境と言えばそうかもしれませんが、
どちらかと言うと、バスで走り続けてきた、
トンネルが秘境でしたね。

遊覧船の乗り場で我らをおろしたバスは、
再度トンネルに突入して、
遊覧船の終点に先回りしといてくれます。
それはありがたいですね。

よくジムの連中とdoironの車で
観光に行ったりしますが、
まあ、そんな車で先回りなんて
絶対しませんからね〜。
そんな遊覧船なんですが、
出発まで30分くらいありますので、
池の周りを少し歩いて探検してみましょう。

静かな湖畔ですね。



そこにあった案内板によると
この湖には六億トンの水が
含まれているとのこと。
琵琶湖の40分の一くらいですね。

それでも周りにほとんど家もなく、
自然たっぷりの湖です。
こんなところには巨大な魚が
いたりするんですよねえ。
あの楽しい漫画の釣りキチ三平が
そんなこといってたのを思い出します。

でネットで調べたら、
ここには巨大なイワナがいるらしいです。
あの有名な作家である開高健が、
ここにきて何日も泊まって
オオイワナをつりあげたことを書いていて、
それが本になっているんだそうです。

湖を見ると、生活排水がほとんどないので、
水はきれいというか何か
神秘的な雰囲気を持っています。

こんな山の中に大きな湖って
なんかとっても未知な雰囲気がします。

そんな湖の上を遊覧します。
目を凝らして水の中をみていたら、
河童が泳いでいるのが見えるかもしれません。

遊覧船の発射口で、
添乗員が切符を配ってくれましたので
受け取り、さあでは神秘の湖へと
遊覧開始です。

船のエンジンが響き、進んでいきます。



広い湖がとても神秘的できれいです。



でもねえ、ここの遊覧船のもう一つの特徴が、
船上から見える多くの山々です。

越後駒ケ岳、平ヶ岳、燧岳などの
百名山が見えたりします。

どうもこの辺りは、紅葉の散策には
ぴったりなんだそうで、
訪れる人も秋が多いようです。

続く

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はるかな尾瀬、遠い空11

2024-07-28 20:53:58 | 山行き

高原で花をいっぱい見てきました。





秘境ツアーと名付けられていますけど、
ここは秘境ではありませんね。
極楽観光です。



高原の空気をいっぱい吸って、
帰りはブルーのロープウェイで
下ってゆきます。
今日の朝の部は終わりですね。
ツアーはあと半日です。

次は奥只見湖に向かうのですが、
その前にお土産屋さんと昼食に向かいます。
三本ぐらいのロープウェイで
全員がそろいましたね。



ではまたバスで進んでいきましょう。

まずは、町のはずれのところにある
お土産屋さんに向かってゆきます。

たどり着いたお店がこんなところ。



魚沼最大のお土産どころと書かれており、
地酒、から揚げ、はちみつ食パン、
笹団子、ソフト、コシヒカリ、カニ、
郷土料理とまあ盛沢山に書かれています。



中にはいっていくと、
入り組んだ建物の中に、
これでもかとお土産が並んでいます。
この辺が生まれ故郷という人は、
笹団子と日本酒と言ってますが、
実に様々並んでいます。

確かに米の美味しいところだから、
酒も美味いんでしょうねえ。
水も豊富そうだしね。
何にしょうかと悩んでいたんですが、
ひとつ気になるものがありました。

柿の種ですね。

このあたり、おかき、せんべいも力が
入ってそうなので、柿の種も美味いでしょう。
値段もいい感じだしね。

それに、チョコをまぶした製品とか、
スパイスを豊富に入れた製品とかも
色々ありますので、お土産には
柿の種を選ぶことにしました。

友達を思い浮かべながら買い、
また最後に空港で買うことにしましょう。
アイスを買い、トイレもすまして
ツアーは無事に進んでいきます。

さあ、では昼飯です。
添乗員さんは朝からここの昼飯を
お勧めしていました。

海鮮丼なのです。



バスは結構な繁華街に入ってゆきます。

おお〜商店街には雁木がありますね。



雪国です。
雁木の場所を訪れて、新潟でいった
居酒屋は楽しかったなあ。



そんな六日町の駅前の商店街で
バスは止まり降りて行きますと、
お店に到着です。



海鮮丼なんでアルコールもと思うのですが、
旅行中飲み過ぎだし、
夕方には伊丹から車なんで自重しました。
偉いでしょ!
家ではノンアル男なんで、平気なんです。
と、思ってたら、ミセスは普通に
ビールを楽しんでいました。

まあ、ミセスの意向で実現した
尾瀬ツアーですから、
好きにやらしてあげましょう。

なかなか新鮮な海鮮丼でよかったです。

街中なのでバスは路駐できないから、
決められた時間まで駐車場で
待機してまだ来ません。
その時間まで20分くらいあるので
六日町の駅前をてくてく歩きましょう。



雰囲気いいですねえ。
散歩が楽しかったです。

さて午後は、今ツアー最後の秘境である
「奥只見湖」に向います。
この湖はダム湖で、福島県南会津郡檜枝岐村と
新潟県魚沼市に跨る、一級河川・阿賀野川水系
只見川最上流部に建設されたダムの湖なのです。



皆さんおなかもいっぱいになったし、
ビールを飲んでいた人も多いので
バスはしばらくはオネムタイムです。

添乗員さんの簡単な説明の後、
放送も止まり、人声のない静かなバスは
どんどんと山手の方へと進んでいきます。

続く

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はるかな尾瀬、遠い空10

2024-07-27 20:40:51 | 山行き

湯沢高原のロープウェイに乗っています。
眺めがいいですね。



越後湯沢全体が見渡せるような感じです。


まあ、ここまできてこんな高原の
ロープウェイに乗るなんて
あまり経験しないでしょうねえ。
冬場ならスキーとかで使っているんでしょうが。
ここは初めて訪れる場所です。

わくわくしながら7分で山頂駅に到着します。



ロープウェイを下りると天気も良く、
さわやかな風で最高の気分です。



こんなところにアトリエがあれば
もう少し上手に絵がかけるかなあ
なんて思ってしまいますね。
いやいやそんな贅沢なこと
言ってちゃあきませんね。
今のアトリエで頑張りましょう。

駅の前には広場があって、
草原がずっと続いています。
無料バスもあるそうですが、



時間を考えたら余裕で歩いていけますね。
もう少し先の方にある、
高山植物園を目指しましょう。

草原の中の階段道を歩き、
もうなんか気持ちは
アルプスのおっさんハイジです。

歩いているグループは
15人くらいでしょうか。
道端には高山植物が咲いています。

これなんかはオオマムシグサですかねえ。
ちょっと似た種が多いので、
検索がむつかしいです。



遠くに見える山も
なんていう山なのかさっぱりです。
それでも、なんか開放的で気持ちいいですねえ。



やがて、高山植物園「アルプの里」に到着しました。



最初は食虫植物ですが
これは日本産ではありません。
今の時期って夏には早いのかなあ。
でもコマクサが咲いているぐらいだから、
高山植物にとっては北国の
この辺の高さが夏なのかもしれません。

とおもったら、クリンソウが
咲いていたりして、



なかなか季節感が出しにくいですね。

これがヒメシャガ、



これがオダマキ。



まあこちらとしては季節も
またがって花が見れるので、
いいんですけどね。

そして、ジャジャーン、コマクサです。



今から50年くらい前に
この花の群落を見たことがあります。
北アルプスの針ノ木岳から、
人があまり行かない蓮華岳に登った時に、
日本の高山の荒原に生える
代表的な花がこんなに咲いてていいの?
ってぐらいの大群落を見かけたことがあります。

砂地の変わったところに生えるので、
咲いているところには、
ほかの花はあまり咲かないのですね。
もう50年近くたっているのに
記憶は鮮明です。
脳梗塞もこの辺には影響
しなかったんでしょうね。

そして、こんなランの花も咲いていました。



クマガイソウです。

見事な大きさの風貌の良い花です。
見事でしたね。
実際に地面に生えているのは
初めて見ました。
霧ヶ峰近くの車山で、
アツモリソウを見つけた時は
しりもちつきそうになるくらい驚きましたが、
この花はそれに匹敵するような
立派な花ですねえ。

尾瀬歩きで、ほとんど高層湿原を
歩いただけだったので、
こんな植物群に出会えたのは
とてもうれしかったですねえ。
旅行社に感謝です。



これは尾瀬の森にも咲いていた
ヤグルマソウです。
高山植物園の池の周りも歩きました。



池の周りにはチングルマの
種の綿毛もありましたよ。



ちょっと名前のわからない花も
たくさんありましたが、
これはわかります。



ミツガシワですねえ。
ああ、ここは楽しいところです。

続く

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