ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

トークイベント第2弾

2023-07-31 20:41:16 | 日常

六月から始まった図書館の
トークイベントを聞きに行ってます。
講師はジダンである。

テーマは動物。
図書館内のスペースを利用して、
彼の話を聞くわけである。
聞くだけならいいのだが、
へえ~と思うような話なら
自分で太ももをたたきながら、
へえ~とかいうのである。
そういう指示も飛んでいる。

今回の話が始まって最初に
カバの話が出てきたのだが、
ちいさなカバの写真を見せて
「これはなにかばですか」と聞くのである。
すると小さな子で詳しそうな子が
「コビトカバ」と答えていました。

よく知ってるねえとジダンの言葉。
これは適当なことはしゃべれんぞ
という、緊張感が漂っていました。

そんな風に、動物に詳しい子供たちも
聞きに来ているようです。

立ち見は数人でしたが、
まあそれなりの人数は集まっておりました。
まあ子供が多いので、彼のもっとも得意な
エロ話は封印されておりましたな。

資料写真を色々変えて、
様々なネタの話を45分間しゃべってはりました。
いろんなことがテーマになっていました。
まあ元職だからねえ、
詳しくて当然なんですけどね。

そしたら、もしdoironがトークイベントを
するのなら何をテーマにすればいいかなあ。
国と地方自治体の関係・・・
いやおもろないなあ。
そしたら市長の知られざる生態。
これは面白そうですが、
一応我々には仕事に関しての
守秘義務が死ぬまでありますので、
ぶっちゃけては話せません。

う~ん、そしたらランニングのことかなあ、
トライアスロンのこととか
ウルトラマラソンのこととか。
まあ少しはやってたからこの競技は
知ってはいるのですが、
人に教えるほどのことも
知っているわけではないでねえ。

そしたら絵についてはどうかなあ、
でも我流なんでこんなことしながら
描いてるねんなんて
もう無茶苦茶になりそうですなあ。
そう考えたら、講師なんて何もできませんね。

今回図書館で、実施していた
トークイベントを聞きながら、
つらつらと考えていたdoironなのでした。

どうやら動物に関してのトークイベント
第二弾も無事に済んだようで、
次は8月の第二土曜日に予定しています。
動物話の最終版ですね。
子供の夏休み宿題応援イベントも
くっつけて行うようで、
なかなか若いお母さんの心も
とらえようとしている
講師の思惑も見え隠れしています。
いやいや、なかなか親切なイベントですねえ。

興味のある方はぜひ参加してみてください。

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青年団が夏祭り

2023-07-30 20:32:45 | 町会

昨日はわが村の夏祭り。

コロナ前の例年だったら、
やぐらを立てて音頭取りが歌を歌い、
踊り子さんたちもその周りで踊り始めます。
ビンゴゲームや様々のイベントもあるし、
会場の片隅では祭りの若者たちが
他町の関係者たちを迎えて
親睦の盆踊り大会となるのだ。

しかし、今はコロナの余波も大きいので、
盆踊りそのものは中止して、
子供たちの集まりやビンゴゲームを行うとともに、
だんじりの鳴り物練習とかを行っています。

盆踊りから夏祭りと名前を変えているんですね。

こんなことをやるとねえ、
まあまわりの住民には迷惑を
かけまくりなのだが、
年に一度の夏祭り。
青年たちが村を挙げて一生懸命
楽しもうとやっているこのイベントを、
どうか皆さん応援してやってください。

そんな夏祭りがさあ
これから始まるよという段階になって、
まず自治会長に報告が来ます。

それから自治会関係者たちも
徐々に集まってくるわけです。

別途用意してあった缶ビールを開け、
焼きそばおでんなどが届きます。
あらかじめ経費は支払ってあるので大丈夫です。
そこからいろんな人のあいさつや、
他町の知り合いなんかがやってきて、
その都度「いらっしゃーい」と
声を掛けます。

我が町はねえ団結が強くて、
みんな仲がいいし、
他町に対してもとっても親切なんですよ。

そしてこの祭りがすんだら、
いよいよ年間の最大のイベントである
秋祭りにむけて、みんなの動きが
始まるわけですね。

しっかり団結して、今年の祭りも
事故なくけがもなく、
平和で楽しい祭りになるように、
祈っております。

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高野にお礼参りも兼ねて5

2023-07-29 21:09:04 | プチ旅行

昼食は食堂でいただきました。
高野山の精進料理風の定食で
すっかりお腹は膨れましたよ。
電車なのでビールも少し。
罰当たりといわんといて下さいね。

ここから最後に高野山の霊宝館を目指しましょう。
再度また15分ほどてくてく歩いて
目指してゆきました。



途中、お土産屋さんで生のごま豆腐を
買うとともに、くるみもちなどを
扱っているお店でまんじゅうなど買いましたね。

バッグを一つ持ってましたので、
詰め込んで、袈裟を付けた二人は
歩いてゆきます。
この日は気温がここ高野山でも
30℃を超えていました。
冬に来たときは、坊さんは薄着で
寒いやろなあと想ったのですが、
熱い夏も大変ですね。
汗まみれでお経をあげたり、
ごまを燃やしたりしているんでしょうかね。



壇上伽藍の手前金堂の向かい側に、
その霊宝館があります。
高野山霊宝館は、こうした
高野山内の貴重な文化遺産を
保存展観する施設として
大正10年(1921年)に
有志者の寄付と金剛峯寺によって
開設されました。

現在では国宝21件、重要文化財148件、
和歌山県指定文化財17件、
重要美術品2件、合計182件、
約2万8千点弱を収蔵するほか、
未指定品になりますと
5万点以上を数える収蔵量で、
それらの保存管理をしている施設です。



ここも参与の知り合いであると言えば、
無料で入っていくことができます。
中に入ってゆくと、様々な銅像があります。
見たかったのはねえ、
国宝の八大童子立像(制多伽童子像)
だったのですが、残念今の展示の中には
国宝は展示されていません。

制多伽童子はとても人間的な
顔をしている像です。
運慶作なんだそうですが、
もうなんか「しっかりお参りしなさい」
と申し付けてくるような感じです。

参与の人が見たかったのは
重文の「孔雀明王像」なんですが、
これはおられましね。
孔雀の背に乗るという絵画的な姿を、
快慶は仏像彫刻として
見事に完成させています。

部屋の一番奥で、しっかりと
たたずんでおられました。

ここではいいものをいっぱい見ましたねえ。
空海が描いた書類のレプリカ
なんかもありましたねえ。



普段図書館とかに行くと、
空海の教えなんかは様々な本に
なっています。
そういう本を見るたびに、
借りて勉強しようかなあ
と思うのですが、なかなか
そういう入り組んだ本を
読んでいくのは難しいですねえ。
そんな時間があるなら、
もっとあちこち行ったり、
絵をかいたりという風に
使う方がdoironには必要やろなあ
って思ってしまうのです。

もっと読みたい、
もっと書きたい、
もっとうろうろしたい。
そんな風に突き詰めて考えていったら、
生きてるうちにできることは知れています。
なんとまあ人生って短いもんだと、
つくづく思いますね。

さあ、これで今日の高野のお参りは
すみました。
展示会のお礼参りもしたし、
襖絵をはじめいいものを
たくさん目にすることができて
最高でした。

以前奥之院の橋の絵をかきましたが、
今回もまた何か気になったものを
絵にできたらなあと考えています。
その時はまたここで
報告することにします。

高野にはまだまだ伽藍の見学や
奥の方にある立里の荒神社
とかもありますねえ。
参与の人らが出かけるときに、
またついていこうかなあなんて
勝手に考えたりしています。

霊宝館からはバスに乗り、
大門横を通って高野山の駅に向かいます。
昔町石道を走って上るマラソンに出た時に、
帰りはこの道を歩いたなあ
なんて思い出したりしていました。

ケーブル、高野線、南海本線と
乗り継いで帰宅しました。
四国八十八か所を回り、
空海さんが入定しているという
高野にも行きましたが、
本当にすごい宗教的な世界が
あるもんなんですね。

お礼参りを兼ねた高野詣。

これで終わりです。

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高野にお礼参りも兼ねて4

2023-07-28 20:40:22 | プチ旅行

千住博さんというのは、
1958年生まれの画家で
主に日本画を描かれています。

日本画というのは日本で書かれた絵
というわけではありません。
もしそれが日本画なら、
doironの絵も日本画なんです。

日本画というのは油絵具を
あまり使用せず、
墨・胡粉・岩絵具といった
日本特有の画材を使用し、
絹布や和紙に描かれるのも特徴的です。

絵にも陰影が少なくというのもありますが、
それは描く画家に左右される
部分でもあります。

doironも、たまに不透明な白を
描くときには「胡粉」という
絵の具を使いますが、
決して日本画ではありません。
あえていうなら、自分勝手画
というのでしょうかね。

ここのふすま絵を描いた
千住さんは様々な賞もいただき、
いまはニューヨークのアトリエで
作品を製造するという
もう世界的な画家です。

その人が描いたふすま絵ですから、
是非とも見ておきたかったのです。

まずこれが「断崖図」。



厚みや紙質を指定して、
福井の和紙会社で製造した和紙を、
頭の中に絵を置きながら
くちゃくちゃにもみつぶします。
そこに胡粉や焼群青(黒)で描き、
それをスプレーで流したり、
時折プラチナも用いていく、
いかにも自然が世界の中で
巨大な力に押しつぶされてできた断崖が
そんな技法で描かれました。



見事な断崖が描かれて、
そこに自然の木々を巧みに
描き入れています。

ああ襖絵なのに、なんか巨大な力を
感じますね。
その絵の制作もテレビで
取り上げられていて、
doironは福井の和紙の里迄
その工場を見に行きました。
ちょっと情報が少なすぎて
工場の位置がわからなかったのは残念です。

そしてこのひとが描いた
もう一つのふすま絵が「瀧図」です。

実はこの人の瀧の作品は
ほかにもあります。
ヴェネチアや日本のビルとかにも
瀧図はあります。
その瀧の絵というのがこれ。



絵の具を塗るという絵ではなく、
自然と絵の具を瀧のように垂らして、
作っていくという絵なので、
その描き方そのものから
滝を表しているという絵です。



水の流れている様子が見事に
描かれています。

また瀧の水面や飛沫は
スプレーで描かれているようです。
いやあ本当にすごい。
こんな絵が描けたらdoironは
横に「流れる水のように
圧倒的に動きましょう」と
書くかもしれませんね。

で、彼がこの絵を描いているときに
偶然にも必然が生じていました。
彼は金剛峯寺の瀧のふすま絵を
描くときに、この滝の向こうに
空海さんがいるんだぞと、
みる人はそれを意識できれば
いいなと考えていたそうです。

そして出来上がり、
その瀧絵のふすまを入れたときに
メインの部分の背後の壁の向こうに、
なんと普段は秘めている空海さんが
本当におかれていたのです。

彼が偶然に考えたことが、
本当に必然的につながっていた
という感激の話があったそうです。

この千住さんの美術館は
軽井沢にあるそうです。
息子のいる長野に近いので、
こんど孫詣でをしたときには
頑張ってたずねていこうと思っています。

さあこれで、目的のふすま絵も
しっかり見れました。
いやあありがとうございました、
これでdoironの絵にも
勢いがつきます、なあんちゃってね。

さあではここでぼちぼち昼食ですね。
参与の人がおすすめしてくれた
食堂へとあるいて向かいます。

きょうは電車ですから
ビールもいけますね。

参与の人は、自分の体調から
今はお酒を控えているそうなんで、
どうしようかなと思ったのですが、
どうぞお好きに飲んでください
といわれたので、
精進料理の定食を注文し、
よろこんで功徳の生の一杯を
いただいたのでありました。

続く

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高野にお礼参りも兼ねて3

2023-07-27 20:58:12 | プチ旅行

高野山の奥之院で、
参与の方はしっかりと
お経をあげておられました。

まあdoironもその流れは
知っているのですが、
なかなか記憶ができていませんので、
手を合わせ御廟に頭を傾かせながら、
クチパクで般若心経を唱えておきました。

弘法大師のそばで、
心温まるひと時を過ごし、
さあでは次の目的地である
総本山の金剛峯寺に向かってゆきましょう。

参与というのは、
首から参与と書かれた袈裟を
かけられています。
そこには今年度会費納入済み
という札がつけられています。

あ、ちなみにその日はdoironも
四国八十八か所の袈裟をかけて
歩いています。
そんな人たちはすれ違いごとに
「よくお参り」と声をかけあいます。

みんなそれぞれ自分勝手に
高野山参りをしていますね。
それが時々こうして声を掛け合うのは、
まるでウルトラマラソンで
すれ違うたびに「がんばってえ」と
声を掛け合うようなものですな。



供養塔が立ち並ぶ静かな山の参道の中で、
人々の思いが響きあいます。
夏の空と風の中で、
まあなんとも深くて暖かい
人の心の声でしょうか。

「あの五輪塔が高野で一番おおきいんだ」
とか
「橋の下にはお経が刻まれているんだ」
とかそんな話を聞きながら、歩いてゆきます。

そこからバスに乗り、総本山の
金剛峯寺を目指します。

手前で降りて少し土産物店を眺めて歩きます。
以前、首藤さんと四国八十八ヵ所の
お礼参りで来たときは
この辺のお寺で昼食をいただいたなあ
とか言いながら、歩いていきます。

静かな山のお寺群なんですが、
ここもかなり外国人多いですねえ。
外人にこんな宗教文化が
わかるんだろうかなんて話しながら、
金剛峯寺に到着です。



階段を上がってゆき、
門を超えたら目の前が本堂です。
右手の入り口の方から入ってゆきます。

この参与はとても顔が広くて、
向うの奥の方から声をかけてくれはります。
そこに張られた案内を見ると、
参与と付き添いの人ひとりまでは
無料と書かれています。
何人かならんでいる中で
参与は「今日は友達と」といい、
もう勝手に中に入ってゆきます。

いきなりもう立派な襖絵とかが
ある中を進んでいき、
一番最初の千住博という方が描いた
ふすまのある部屋を目指します。

その方がここのふすま絵に
取り掛かっている姿は
NHKで特集をされていました。

その絵を実際に見に行きたい
ということがあって、
今回ここに連れてきてもらって
いるわけなのだ。

他の壁画や庭を眺めたりしながら
廊下をぐるりと回っていくと、ん?
何か豪勢な力の入った
文字の展示がありますよ。

金澤翔子というダウン症の書家が
少し前にここで書いた文字です。

年齢は38歳。
わかい書家です。



こんな大日如来や色を混ぜた



青龍・朱雀など。
とっても力強いですねえ。
doironも書初めをたまにしていて、
いろいろ書きましたが、
なかなかねえ、保存しておくのは
難しいもんです。

今回金澤さんの所では、
ちょっと中身のわからん文字もありました。



でもどれもしっかりと
頭の中に刻まれたような字でしたね。

彼女の記念館もあるようなんですが、
これは福島県いわき市なんで、
なかなか行く機会も
むつかしいですねえ。
あちらを旅することがあれば、
のぞいてみたいなと思います。

そんな絵を見ながら、
本堂内の大主殿に進んでいきます。
あ、まだ金澤さんの書も
続きで飾られていますよ。



ここへきてたっぷり書きはったんですねえ。
その掛け軸の横にある部屋の
ふすま絵が、千住博さんがかかれた、
断崖図と瀧図です。
圧倒されました。

続く

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