ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

写真という芸術を見に行った2

2024-01-20 21:22:31 | 取材

写真家「安井仲治」の写真展を見にきています。

明治36年に生まれ、
写真の草創期に活躍し
39歳で亡くなったというこの写真家の
作品が生まれた年代の順に展示されています。

どんなのかよく知らないのですが、
ブロムオイルとかゴム印画とかで
作られた写真が並んでいます。
なかには黒えのぐを塗りこんだ
写真もあったりします。
しかしどうもこの辺りは
よくわからなくて、
何か写真を撮っているな程度の
作品にしかdoironには見えませんでした。

それがまあ、だんだんと鮮明に
なってきたりします。
途中で館内整理の女性に聞いたら、
たった一枚だけは撮影禁止ですが、
それ以外は撮影大丈夫とのことだったので、
前半過ぎから気に入った写真を
撮影していくことにしました。

ただここで紹介する時には、
写真に文字をかけておきます。

彼は大阪市平野町で生まれました。
当時の平野町の写真も飾られていましたね。



これにはとても気持ちが
引き込まれました。
じつはdoironが写真展をする
平岡珈琲は大阪市最古の喫茶店で、
この写真のころにはすでに
平野町にあったそうです。

なにか痕跡でもないかなと、
この写真にはじっと見入ってしまいました。
まあ何もそういう痕跡は
うつってなかったですねえ。

工具類を撮影した写真も多くありました。



直角定規や、物差しなどくっきり写し、
そういうのを映すことで
街づくりが進んでいるのを
表そうとしていたのかもしれませんね。



そして、この干しダコの写真には
驚きましたね。
昨年行った日間賀島でdoironも
干しダコの写真を取っており、
携帯に入っているので
思わず見比べてしまいました。



それから現像もどんどん発達して、
自然の写真も飛び出してきたりします。
障子にたかっている蛾の写真。
山道の様子なども写されたりしています。
そしてここでもなんかdoironが
写したんじゃないかと思えるような
アゲハの写真があったりして、



一層この写真家との距離が
縮まったようなそんな気がしたものです。



ずらっと作品を見て回ったのですが、
残念ながら彼は39歳で亡くなりました。
もっともっと写真と向き合い
たかったでしょうねえ。

doironももう今年で68歳です。
思えば長く生きたもんですねえ。
でもまだまだやりたいことが
いっぱいあるのを考えたら、
39歳で亡くなるなんて
なんともまあ惜しいことです。

晩年の安井氏の作品くらいになると、
多重露光の写真があったり
なんともまあ写真での表現に
なみなみならぬ苦労が見られます。
もし今のdoironくらいの年まで生きていたら、
どんな作品ができていたんでしょうねえ。

写真を通じて、ちょっとその撮影者に
近づいたような美術館巡りでした。

まあ普通はこれで終わるのですが、
もう一つビックリするようなことがありました。
帰ってきて、いつものように
ジムに行き、軽く運動をして、
家に帰り、さっと思い夕刊を広げてみたら、
なんとその夕刊で安井仲治の
特集をしているではないですか。



よくあるんです。

興味をもったらそのことが
新聞で取り上げられたりするのですが、
これはもう何と行った日の夕刊でしたから
とてもびっくりしました。

世間はもう少しでもdoironの興味に
追いつこうと動いているんですな。



展示会は2月12日まで開催されるそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

写真という芸術を見に行った1

2024-01-19 21:38:26 | 取材

義父は写真が好きだった。

釣りが好きで、絵も好きだった。
ただ絵はなかなか自分の思うようにならず、
いろいろと道具を買っていたが
つかいこなすこともなく、
亡くなってからの遺品の中に
筆やパレットや絵の具も
ボロボロになってのこっていた。

そんな絵に替わって
もう一つ趣味として持っていたのは写真だった。
二眼レフなど貴重なカメラを
持っていたのを思い出す。
幸い絵と違って写真の方は、
かなり成功をした。
とはいっても趣味の範囲やけどね。
関西の写真クラブに入り、
大きな賞を何度ももらっていた。
家の片隅には暗室も作り、
現像もしながら趣味の写真を
楽しんでいたようだ。

若いころはdoironも花の写真を
撮っていたんだ。
花の名前を覚えるのに、
写真撮影は役立ったね。
何百種類もの花の写真を撮り、
それを義父に見てもらったりしたが、
今から思えばピントの甘い
幼稚な写真ばかりだったな。

このセツブンソウの花も義父さんに
見てもらったが、全然興味を示されなかった。



その後、このブログでも紹介してきたように
各地の風景写真を撮りまくって、
今は何枚くらいあるのかなあ。
たぶん10万枚くらいは撮影しているやろな。
デジカメやからそんなに費用は掛からない。
昔の花の写真のように現像した
写真だったらすごい費用になっていただろう。

今も家には義父さんの写真は飾ってある。

二つの森の向こうに枯れた木が
建っているという写真だ。


部屋の電気がうつって変やけど

この額の中には、義父の写真が
何枚も収められている。
こんな保存方法はいかんのだろうが、
ミセスがこれでいいのと言って
キッチンの片隅に飾っている。

そもそも写真というのは歴史も古くはない。
カラーとなるともう本当に新しい。
100年もたっていないのだろう。
昔は写真と言えば銅板を使ったり
していたそうで、現像も絵の具を
塗ったりして思いの淵を表現していたそうだ。

そんな時代にカメラに携わっていた
土門拳とかもおられるが、
当時写真の天才と言われる人が
一人おられた。

安井仲治という人だ。

最初は本当に黒の絵の具なんかを
使って写真つくりをしていた。
広い写真画面の中で1点だけ
ぴたっとピントの合う部分があったり、
同じ印画紙に重ねて現像したりしながら
当時の世相を語ろうとしていた。

まるで、まあ筆ではなくて
カメラを使った一枚の絵のような
作品を作っていたそうだ。

そんな人の写真は戦争で
ほとんど焼失してしまったが、
焼け残っていたネガから現像をし、
本なんかに残っている彼の写真も再現して、
兵庫県立美術館でその安井氏の
写真の展示会をするというので見に行った。

神戸の灘当たりの臨海沿いにある美術館で、
以前「不思議な絵」の特集をしているときに
行ったことがある。

たぶん、あの阪神淡路大震災の時には、
がれきとなったあたりに
作られているんだと思います。

家から阪神高速湾岸線に乗り
ハーバーハイウエイを通ってゆきます。
道路から見ていると、
コレクション展と書かれていたりして、
入館無料とあるのですが、
これなんだろうかと、
地下の駐車場に入ってゆきます。

広い建物の中を通り、
受付へと向かってゆきましょう。



続く

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

流れ橋、再び

2023-01-09 20:51:06 | 取材

これもまだまだ昨年の話です。

少し前に出かけた、
八幡市の流れ橋に再び出かけました。

ひとつは、あの流れ橋に



放火する奴が現れたという話と、
巨椋池の並木のもう少し探索を



兼ねてのウロウロです。

今回は一人で出かけましょう。

第二京阪は通りなれた道です。
その高速道路を久御山南でおり、
記憶にある道をトレースしてゆきます。

ここを曲がったら並木の道に入るはずです。
車をゆっくり走らせながら、



何か看板とかはないかなあ
と見ながら走ります。

京滋バイパス迄の中ほどに、
ローソンがあったので、
そこに車を止めてみて回るとともに、



店の人に前の並木のことについて



聞いてみても、「さあ」と
全く気のない返事。
何か欲しい時によくコンビニに
入ったりしますが、
地域の情報までは販売していない模様です。
販売してても買いませんけどね。

でもねえ、コンビニで道を聞いても
ほとんど解決したこともないですねえ。
なかには、外国人で会話さえ
できないこともあるしね。

でもねえ地域に生きてる
自分とこの店の周りの情報なんか、
なんか冊子とかで用意してあったら
いいのにねえ。
コンビニでアルバイトするなら、
doironだったら貴重な資料を
作ってあげるのになあ、
なんて考えたりします。

なのでまあ木の種類や



並木の特別な設置目的などの
情報なんかさっぱり分かりません。
だめだこりゃ、ですね。

車に乗って、交通の流れなんかを
見極めながらスピードダウンしたり、
道路端に寄せたりしながら見てみたけど、
何も見つけられませんでした。
もうこうなったら、あとは役所に
頼るしかないですね。
府道だったら京都土木、
市道だったら八幡市役所かなあ。

でもそんなこと尋ねて行って、
こいつは何するつもりやねん
て疑われて警察に届けられたり
しないやろなあ。

そんな時はこのブログを
提示しないといけないかなあ。

とまあそんなこんなで、
今回は並木に関しては
何も解決せず次回以降に
先送りにします。

で、並木が終わったら次は
流れ橋に行きましょう。

京滋バイパスの下の道を左折して
進んで行きます。
そして道が木津川を渡り切ったところで
左折して、四季菜館に入ってゆきます。



流れ橋に行くには、
ここに車を止めてゆくのです。
時間的にはお昼前です。
じゃあ何か食べようと思い、
食堂に入ってゆくと、
バイキングの料理を提供しているようです。

で、その端っこに弁当容器に
詰め放題というサービスをやっています。
値段はいくらだったかなあ。
とりあえずは1000円以下でした。

頑張って作ったのは、こんな弁当。



カラアゲは二個以内。
真ん中のおかずの下には、
ご飯が入っています。

これはねえ、流れ橋近くの公園で、
ビールを飲みながらいただくのには
ぴったりのお弁当ですねえ。

今度は必ず、車をやめてここに来ましょう。



紅葉の公園を超えて



歩いていきますと到着です



弁当を食べていると、
自転車がいっぱい通ります。



この辺りはサイクリングが
盛んなところですねえ。



そのうちに必ずダホンでも
やってきましょう。



昼食後、流れ橋の橋げたの方に行きますと、
橋げたが一か所さらになっていますね。
ああ、あれが火事で燃えたところなんですねえ。
なんてことをするんですかねえ。

ここに橋があることに恨みを抱くもの?
近所の人なんかなあ。
もう全く神経がわかりません。

でもまあさっそく修理したんですね。
よかったです。防犯カメラでも
こっそりつけてあって、
変なおっさんが近づいてきてるぞ、
事情聴取だなんてどこかで
騒いでいないでしょうねえ。

ま、そんなことがあったら
またこのブログを
見せればいいかもしれません。
正義の味方、ハブ ア ナイスドイ。

う~ん、はたしてそんな役に立つかなあ。



春になったら絶対自転車で
ここに出かけようと思っている
doironなのでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再び広報で何やかや21

2022-04-08 21:02:50 | 取材

市役所内を歩いていると、
いろんなところから声がかかります。
そこへ持ってきて町会長ですから、
とても敏感に挨拶してくれたりするんです。

これもまあ以前から広報モニターという
役割をやっているというのが
あるからなんでしょうね。

各課がやっているイベントに顔を出し、
写真撮影や状況説明なんかを受ける役割を
広報モニターと言い、
一年ごとに委託されています。

なので、あちこち市のイベントに顔を出すので、
担当者はいやでも顔を覚えるでしょう。
こんなに分かりにくい顔なのに、
皆さんとても記憶がいいようですねえ。
ああ、もしかしたら取材の鬼とか
言われたりしているんじゃないでしょうねえ。
ま、この顔でそれはないか。

今月の広報誌にも、
doironの撮影した写真が載っています。



これですね。
11月に行った体育祭の時に撮った写真ですね。
いいよいいよとうまく
なだめながら撮った写真です。

この時はあの砲丸投げの室伏さんの
妹さんが来ていましたね。
由佳さんですね。
日本のハンマー投げ記録保持者で
円盤投げでも日本歴代2位の
記録保持者です。
記録もすごいし
なかなかオーラの出ている人でした。

doironもこの時に取材に行ったのですが、
広報誌には残念ながらモニターの一人として
名前が漏れていました。

あ~あ、地元自治会の忙しいのを調整して
参加した体育祭だったのに、
他のモニターの名前が載っていたのに
doironの名前が漏れているなんて。
ある意味地元自治会への
裏切り行為に見えるじゃないですか。

それについては、まあ広報も忙しいから、
名前が抜けることもあるだろうと
文句の一つも言わずに、
広い心で見守ることにしたのです。
でまあそんな自分のミスを
広報側はここでは反省して、
体育祭のdoiron撮影の写真を
載せているんですかね。

その記事は新年度の広報モニターの募集記事でした。

この広報モニターを初めて
何年が経ったのでしょうか。
4年くらいかなあ。

doironは初代からのモニターです。
最初は、市役所内での声を
かけられたところから始まりました。
申請も簡単でいいので、
モニターの一人にしておきますね、
とのことでした。

じゃあ仕方ないなあ、
それでは少しやってみるかと
受けたという役割でしたね。

最初はほかの人もなかなか広報らしい
写真を撮れなかったみたいですね。
結構広報経験者であるdoironの写真が使われ、
他のモニターさんに少し申し訳ないな
というようなところもありました。

そして一時は、運動会の写真が
広報誌の表紙の写真にまでなる始末。
ありがたいことでした。
でもそうしているうちに、
他のモニターさんなんかも
写真、記事等を作成し、
これがとても上手になってこられました。
ありがたいことですねえ。
ちょっと偉そうに聞こえるけど、
それなりに広報誌を
それとなく支援してやれればという、
doironの旅は終わりかもしれません。

昔は、なんかくらくて陰気で
見るのも嫌だった広報誌が、
最近はかなりそれっぽくなってきましたしね。

それにdoironも取材を通じて
いろんな写真の勉強もさせてもらいました。
たまった写真で写真展も
できるんじゃないかというくらい
写真がたまりましたよ。

このモニターもかつては
ほぼ3人だったのですが、
今はもう7人くらいおられるから
心強い状態になっています。

それに最近はdoironも忙しいし
(遊びも含めてね)
なかなか取材依頼にスパっと
対応もしにくくなっています。
なので、今募集がかかっている
モニターには、今年度からは
申し込まずにおこうと思っています。

コロナが明けて、
町会活動もさらに活発になるだろうしね。
とりあえずここで一区切り。

ブログで「再び広報で何やかや」も
21回連載しましたが、
ようやくこれにておしまい
ということになりますね。

ありがとうございました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再び広報で何やかや20

2021-10-03 20:54:49 | 取材

我が市の広報から
市民レポーターとして役割をあたえられ、
イベント等の取材を頼まれています。

こういう半ばボランティアの役割も、
もう4年目となっているんですねえ。

今年はねえ、最初は断ろうと思っていたのですよ。
町会長をやっているから
自分の村の用事と重なったりしたら、
行けないからね。
それでもそちら優先でいいので
ということで了解してもらい、
何とか引き受けることになりました。

そもそもコロナのせいで町会活動も
さほど活発ではないし、
市のイベントそのものも
さほど多くは組まれていないから、
うまく調整すれば行けるだろうという判断です。

で、四月からそういう活動は
始まったのだが、あまり出動依頼がやってきません。
まあ市民レポーターも、
もともとはいち市民なので、
あまり人の多い所に行って
感染されてもいけないなあ
という広報の判断もあったのだろう。

こういうことなら今年は受けたけど、
あまりイベントもなく取材は無理だな
と思い始めた6月に、
ようやく出動依頼がやって来たのです。

4つほど依頼はあったが、
町会との関係で参加できそうなのは
二つありました。
これらのイベントに出席できるよ
と回答を出したところ、
じゃあそれでお願いしますと連絡がありました。

まず1発目は市民プールの
SUPに乗って遊ぶという教室です。

SUPとは、
スタンドアップ・パドルボード
(Stand Up Paddleboard)の略称で
これに乗って立ち、
スイスイ進んでいくという遊びです。
これはなんか面白そうですね。
指定された日にち時間に
市民プールへ行きました。

あれ?誰もいませんよ。

日にち時間を間違えたかなあと思い、
携帯で確認しても間違ってません。
8時からの教室なので、
11時からの村の約束には
間に合うだろうとOKしたのですが。
これはおかしいぞと、
担当者に確認したら
まちがっていないとのこと。
じゃあ待つかと思ったのもつかの間、
また連絡があり時間変更を
連絡していなかったみたいです
と連絡がありました。

変更になったのは朝10時から。
これだと地元の用事に間に合いません。
翌日に同じイベントがあるので
他のレポーターは手配してる?
ときくと手配してますとのこと。
だったらその人にまかすわあと断って、
doironも帰宅しました。

いろんな組織が絡んでるんで
時間のやり取りが混乱してしまいました。
この取材はキャンセルです。

で、そしてもう一つの取材は、
まもなく開館する新図書館の取材です。
実際のオープンの一日前に、
招待客だけいれてプレオープンを
しましたので、その取材です。

実はミセスdoironは図書館で
30年以上も働いたベテランです。
取材に行くならこんなところも
見といてねと言われて出かけてゆきました。

肩に市民レポーターの腕章をつけて取材です。

この日は他のレポーターも
来ていましたので、
何となく安心です。



まずは図書館全体の雰囲気を撮影をし、
その後はやって来た
家族なんかを中心に取材です。

でもねえ、今来る人はみんなマスクを
しているので、取材も何となく
やりにくかったですね。

それとなく家族で楽しんでるなあ
という雰囲気がとれればということで、
色々話しかけながら撮影をしました。

「もしかしたら広報に乗るかもですので」
とか言いながら撮影します。

結果、まあ人が大きく写っている写真は
掲載してくれたみたいですね。
よかったです。

ただ広報紙の解像度が低いので
クリアではなかったですけどね。

帰ってミセスに話したら、
ああ今の図書館は昔とかなり
違うねえと言ってはりました。

休みは基本的には毎月第3水曜日だけ。

泉大津駅前のアルザタウン
4階に有りますので
一度寄ってみられてはいかがでしょうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする