絵を描いたり山に行ったり
自転車乗ったり麻雀したり
あるいは友達とお酒を飲みに行ったり
ジムでそれなりの運動したりと
まあいろいろとあちこちに顔を出してます。
なのでまあテレビの娯楽といっても
ドラマに夢中になったりとかはしていません。
大河ドラマは見ているけどね。
主にテレビはあさイチの情報番組で
世間のことを仕入れている感じですかね。
でもねえ、もういいんですよ
国会議員のお金の使い方は
こうなりましたとか
某大統領が有罪になったり
あるいは、名前も顔もわからない
若手グループがコンサートをひらいたり
と言ったニュースはもう
あまり聞きたくもありません。
ニュースで見たいのは
大谷のホームランはどうだったのか
サニブラウンが再び9秒台で走ったのかとか
そういうニュースが見たいんだよね。
そりゃ、減税の話も興味はありましたよ
自分にかかわることだからね。
でも一回見ればそれでいいんです。
なんてことを書いてたら
もう我々は世間の一般常識から離れた
世間の片隅の高齢者やねえと
ミセスとしみじみ話しています。
そうして自分の周りの世の中、
色々と変わってゆきますが
世間の片隅の高齢者は淡々と
生きてゆくのでありますな。
昭和60年のこの日に息子が生まれました。
彼はもう39歳です。
僕のマラソンの歴史を振り返って
この頃のことを挙げてみますと
彼の今の年にどんな走りをしていたのか
と振り返ってみると
その年の2月には泉州マラソンを
3時間6分で走っていましたねえ。
またその年には、生涯初めての
ロングのトライアスロンである
宮古島大会に参加した年齢でした。
生涯で最も元気な年ごろでしたね。
そんな年頃ですが、彼はもう家を出て
20年間一人で人生を築いています。
生まれた時の家族と離れている期間の方が
長くなったんですね。
でも元気でやっているから
大したもんだなと思います。
そんな彼もまた、僕と一緒に
とても元気に過ごせるように
doironは
遠くから遠くから見守っていますよ。
今夜はいつもやめている晩酌をせずに
お祝いのビールで晩酌にしましょう。
ついでにこんなケーキを買ってきて
両親は二人でビールを飲みながら
ケーキをつついていますよ。
それに息子から送られてくる孫の写真は
みるみる大きくなって行って
もう驚きと喜びでうち震えています。
こんな楽しいひと時が
ずっとずっと続くように
と祈りながら、
今日はビールで気持ちよく
酔ったのでありました。
須磨アルプスの「馬の背」
という名の岩場を歩いています。
名前の通り、道の狭いところがおおく、
足を滑らせたら滑落しそうなところもあります。
ただまあ、急斜面には階段が
取り付けられていたり、
鎖等があって体制を保護したり
してくれていますので、
よほど慌てていたり、
ふざけていたりしなければ
無事には通り抜けられます。
doironも慎重に歩いてゆきます。
それにしても、昔六甲縦走をした時も
ここを通っているんですねえ。
もう全く記憶がないくらいですから、
当時は恐怖感など全くなかったんでしょうね。
今は一歩ずつ慎重に歩いていきますが、
一方で同行者もちゃんと見守っていきます。
グーンと岩場を下がって、
ウヒョーと上って行ったりながら
六甲を縦断してゆきます。
文太郎道と言われたりしているようです。
その馬の背の手前で、
高齢者が女性を捜していましたよ。
「こちらに行っても、馬の背には行けないし、
いったいどこに行ったんやろう」と
つぶやいています。
でも大丈夫でした。
doironがこれから下がっていこうとしたときに
上がってきた女性が、
「誰かを捜している人を見ませんでしたか?」
と聞いてきたので、
「ああさっき女性を捜していましたよ」
と返事をすると、その男性が下りてきました。
はあ無事に出会えたんですねえ。
つかみ合いにならずでよかったです。
そして先ほど写真を撮ってあげた
子供二人の家族連れがやってきました。
小さな子はどうなんだろうとみていますと、
ヒョイヒョイと軽く移動していくではないですか。
見ていて一番危ないのは
お母さんでしたね。
そして馬の背の中央に来ると、
こんな石碑が立っていますので
ここで写真撮影です。
どうして取ろうかなあと思っていると、
腕にタトゥがびっしり入っている
若い四人組がシャッターを
押してくださいと言ってきましたので、
しっかり撮影してあげました。
そしたら彼らも撮影をしてくれましたよ。
ちなみに同行者の承諾を得ていないので、
姿はNGです。
まあ今回の六甲登山のふたつめの
イベントである馬の背もこうして無事に通過です。
さあ、ではここから最後の登りである
東山へと上ってゆきましょう。
馬の背のエキサイティング感を引きずりながら、
最後の登りをどんどん進んでいき
標高253mの東山山頂に到着です。
あ~お疲れさんでした。
ではここでビールを飲みましょう。
馬の背を酔っぱらってたら
危なかったですね。
ここからは板宿の方に降りていくのみなので
もう大丈夫ですね。
チイカマとパンをつまみに乾杯です。
たのしかったねえ、
今日は天気も良くて最高でした
と喜び合いながら、
飲んだビールの旨かったこと。
さあてここからはもう下りです。
少し足の筋肉に違和感を感じながら
下ってゆきましたよ。
それから二日間は、脚がぴくぴくしていました。
無事に電車に付き、山行終了です。
帰りは三宮で電車を降りて
居酒屋に流れ込みました。
なかなか海産物もうまかったし、
地域のハイボールの味などを
楽しみながら、
「よーし、この勢いで六甲を縦走しよう」
と盛り上がり、次回の計画なんかを
話しながら盛り上がった
GWの六甲山行なのでありました。
おしまい
白い藤を見ながら、
栂尾山の階段登山道が始まりました。
全部で400段近くあるようですから
しんどそうですねえ。
それにまっすぐですから、
かなり精神的に追い込まれてゆきます。
なので連なって上って浮くのではなく、
みんなそれぞれのペースで
登ってゆくことにしました。
かなり急な階段で、
30段位ごとに休憩できる場所があります。
なので、そのたびに足を休めて
水分補給をしてゆきます。
少し前にここを上っているときに
やたら心拍数を挙げたことがあるので、
慎重にゆっくりと上ってゆきましょう。
がんばって上ってゆくごとに
一段一段と後ろの景色が
高くなってゆきますね。
これが精神的に励みになります。
そうそう後ろを振り返った時に、
遠くに第二神明の自動車道が見えていましたが、
これがねえもう大渋滞で
自動車が止まっているのです。
GWの道路の渋滞現場ですねえ。
そう考えたら、電車で出てきたのも
よかったなあって感じです。
そしてようやく階段が終わったところで、
前方に展望台が見えてきますよ。
そこが標高274mの
栂尾山の山頂展望台です。
展望台の手すりのところに
「栂尾山」の小さな看板が立っています。
ネットでチラッと見た感じでは、
この栂尾山の由来はよくわかっていません。
でもまああの級階段を上った後で、
こうして眺める景色は一段とうれしいですねえ。
ここでであった家族連れが、
写真をっていたのでシャッターを
押してあげました。
どこから来たのかと聞けば、
板宿の方から小さな子供二人を
連れて登ってきてここから
Uターンするとのこと。
ということは「須磨アルプス馬の背を超えてきたの」
と聞くと「めちゃスリルありました」とのこと。
そしてまだ帰り道もアルプスを通るんですね。
これは大変です。
一瞬、中央アルプスの宝剣岳に
登ってゆく小さい子供を連れた
家族連れを思い出しました。
doironはなかなかそういうことは
息子にはしなかったなあ。
一番ハードなことをしたのは、
真夏の暑い中トライアスロンの応援に
来てもらったことと、
里山を子どもの乗車器具に乗せて
ママチャリで下って行ったことかなあ。
でもここの馬の背を歩いたというのは、
きっと目が離せなかったでしょうねえ。
そんな家族連れと栂尾山でいったん別れて、
われらは須磨アルプスの一つ前の
横尾山に向かってゆくことにしましょう。
コースを歩きながら、
ところどころに大きな岩が出てきたりします。
ああいよいよ須磨アルプスが
近づいてきたって感じがします。
少しだけ岩のところを通ります。
もうそれだけで馬の背が始まったのか
と思ったのですが、少しの間だけでした。
馬の背ではなく馬のしっぽだったのでしょう。
また道は古くてところどころに
木の根道もありましたよ。
そんな山道を上って、
コースは横尾岳に山頂につきました。
標高は312m。
本日上る予定の山の最高峰です。
さて、ここからいよいよ馬の背と
言われる岩道にさしかかってゆくのです。
本日の山登りのふたつめのイベントですね。
急な岩場が続き、
足元に要注意の道が始まります。
続く
六甲全山縦走路の西の端の方にある
旗振茶屋でビールを飲みながら昼食です。
おにぎりとパンを分け合って
つかの間のひと時。
景色は最高のおつまみですねえ。
ここまで来ている外国人の家族を見ながら、
あの子育てはあかんよなあ
とか言いながら子育て論にも花が咲きます。
そこそこゆっくりと過ごしたら、
さあ続きを歩こうと動き始めたら、
なんと山小屋の横に小さな
あずまや風の場所を作って、
BBQをしている外国人もいましたねえ。
まあそりゃあ景色はいいんですけど、
全山縦走などの登山者の通り道の
すぐ横でBBQとは
doironだったらできないなあ
と思いつつ眺めてしまいました。
まあしっかりお金を落として
いってくださいって感じですね。
そこから目指すのは鉄拐山です。
ここは源平合戦で源義経が
「逆落し」で駆け下った山が、
この山の斜面だと言われています。
ではなぜ「鉄拐」なんでしょう。
縦走登山の初めに現れる
なんかいわれのありそうな山ですねえ。
諸説ありますが、
「鉄拐」は鉄の杖を持つ老人をあらわす言葉で、
その杖に形が似ているからという説と
「鉄拐」は伝説上で中国に住む仙人の名前で
「不老不死」の力を持っていたとされ、
この名前が付けられたという説
などあるようです。
不老不死の力を持つなら、
出てきてしゃべってくれよなあ
なんて思ったりしますよね。
花崗岩でできた急斜面を持つ山なんですが、
縦走路は穏やかに続いてゆきます。
鉄拐山の山頂を巻いて続いていくんで
山頂部分により道です。
そしてコースは高倉山の
公園の方へと入ってゆきます。
丘陵の公園という感じで、
途中展望台があったり
「おらが茶屋」という食堂が
あったりします。
こんな山の中にねえと思いますが、
この先にある長い階段を下りたら
住宅地に入りますから、
そんな住民なんかの需要が
あったりするのでしょうねえ。
意外にこの辺りは人が多かったですねえ。
その先の長い階段に差し掛かりましょう。
まっすぐ、ぐわーんと下ってゆく階段です。
ここまで下がって縦走路の高度を
奪うかという感じで下ってゆきます。
そしてその階段の先に高倉台の
団地が見えるのですが、
それがまあどれもよく似た形をしています。
同行しているお酒好きな人は、
「ここに住んでたら、お酒飲んだら
どこに帰っていいかわからなくなるよなあ」
としんみりと語っていました。
六甲全山縦走路と言っても、
ここはそんな住宅地を通過してゆくのです。
途中スーパーがありましたので、
この先の登山に備えて
買い出しもしてゆきましょう。
買ったのは、ビールとおつまみ。
須磨アルプスのハードな場所を
超えたらそこで乾杯用ですね。
歩き始めるとすぐに前方に
栂尾山が見えてきます。
あーこれはきつそうですねえ。
その山頂に向かってまっすぐに
登り階段が続いていますよ。
気合を入れてゆきましょう。
栂尾山にむけて六甲縦走路が
大きな道路を橋で横切りします。
そのあたりには白い藤が
いっぱい咲いています。
きっと藤の園芸種かなんかでしょうね。
歩いている登山者も、
ここには白い藤がいっぱい咲いているよねえ、
なんて言いながらカメラを
向けていました。
続く