義父母の墓参りに行ってきました。
特に義母さんはdoironと同様に
絵をかいたりしていたので、
今回の展示会の状況は
説明しておかないといけません。
でもねえ、本当を言うと
こんな展示会にも参加できるほど
生きててほしかったなあ。
いやいや、振り返ればもう少し前の
doironの絵が新聞に載るころにも
生きててほしかったなあ。
義母さんは亡くなるときにこう言ってた。
「私はねえ、あの世に自分らが
困らないようにすべての悪いものを
持っていくからね」
まあこんなに死を直前にして
優しい言葉はなかったなあ。
まあそんな感じでやさしかった義母さん。
紙や絵の具を前にもっともっと
絵を楽しみたかったけど、
まあ仕方がないですね。
誰だってそうして生きて死んでいくんです。
そんな婆ちゃんだったのですが、
生きてきた大きな証が残っています。
彼女が描き続けてきた絵手紙です。
中身は、自分の家族をテーマに
描くことが多かったです。
義父さんと釣りに行った話や
兄のひ孫と戯れた話なんかも
あったかくていい作品でした。
また一方で、面白い絵手紙を書いていたよ。
これなんか、もう義母さんの声が
聞こえてくるような楽しい作品でした。
まあそんな義母さんでしたから、
展示会に100人来てくれたよって言ったら、
しりもちついてよろこんで
くれたやろなあ。
おしりを痛い痛いとこすりながら、
お祝いやアと言って
ごちそうしてくれたかもしれません。
墓があるのは、奈良県の當麻寺。
ボタンの花が有名で、
今の時期は混雑してるかなあ
と思いながらいきましたが、
意外にすいていました。
いつもより多めの車が止まる駐車場から
アジサイが咲く里山の道を通ってのお参りです。
冬にはあんなにくたびれていた
あじさい群も驚くように
生き生きと咲いていました。
きれいにお墓を掃除し、
我が家のみんなの元気さを報告。
それから展示会の報告もしておきました。
また頑張って絵を描くでと言って置いたら、
先日夢の中でいろんな言葉が下りてきました。
義父母があの世から届けてくれたんでしょう。
それでまた絵を描いていこうと思っています。
なんか変に神がかっていますね。
まあこうして日々を元気で明るく
過ごしているのも、
自分の過去の病気からみたら、
これも神がかっているのかもしれませんがね。
もちろん自分の父母のお墓も
その後行きました。
まあまだもう少し、あなたの息子は
この世で楽しんでいこうと
思っていますと、報告しておきましたよ。
まあいろいろと今のdoironを
支えてくれてきた人たちの墓を、
こうしてしっかりとお参りしてきた
2023年の初夏でした。
首藤さんの墓参りに行ってきました。
展示会の開催を挟んで首藤さんの
夢を合計で7回見たのです。
展示前に4回、展示後に3回。
気持ちの一部が首藤さんに
覆われていたんやろねえ。
そのせいで夢に現れたんでしょう。
夢の中で彼が何かをしてる
という明確な夢ではありません。
doironの横に座っていて、
だまっているって感じだ。
昔散々通った居酒屋でも、
そこで知り合いに会ったら、
ワイワイしゃべっている
doironとにっこり笑っている
首藤さんって感じで、
そんな雰囲気が夢の中でも
再現されていました。
そんなすがたは、ああ、楽しんでくれてるなあって
よくわかる人でした。
なのでまあ展示会も喜んでくれて
いたんでしょう。
全部旅行社と話をして四国巡礼を
進めてくれてたもんなあ。
そんな巡礼を描いているんだから、
そりゃあ喜んでくれていたでしょう。
全部で100人くらい来たよって、
報告しにお墓へ行くことにしました。
墓は京都の大谷本廟にある無量寿堂です。
4回の夢のあと展示会前に行ったときは、
そりゃあ観光客がすさまじかったなあ。
あの清水の参道が人で埋まるほどでした。
今はどうかなあとか思いながら
出かけてゆきました。
先日お金をかけてパワーアップした
軽自動車を転がして向かってゆくのです。
クルマもいろいろと整備されていると思うと、
なんか安心感がありますね。
京都は車だとあっという間ですねえ。
高速を降りて、七条で右折
そのまままっすぐで
大谷本廟前の交差点に出ます。
さてさて人の状況はどうかなとみてみますと、
う~んやはり多いですねえ。
交差点にはきものを着た
観光客なんかも結構いますが、
まあそれでも前回の半分くらいの
人数でしょうか。
このまま参道を上がって行ったら、
また前回同様駐車場に入るのに
時間がかかりそうですから、
もう前回止めなおしたのと同様に
交差点近くの駐車場に車をとめました。
ここからだと大谷本廟は近いです。
交差点を渡ったところが寺の入り口です。
御影石の円通橋を渡って
入ってゆきましょう。
首藤さんのお墓などがまとめられている
無量寿堂は、一番奥です。
そこの指定された場所に
エスカレーターで上がり、
目的のお墓の前に立ちます。
扉を開けおりんを鳴らし、
手を合わせます。
展示会が盛況だったこと、
首藤さんの絵の姿を
大勢が見てくれたことも
しっかり報告しておきました。
あの絵も全部首藤さんが描かせてくれたよね。
そして展示会の店長に、
お墓の近くの京都で
ばったり会わせてくれて、
展示会へとスムーズに
つながっていったよねえ。
全部首藤さんのおかげです。
これからも、首藤さんの分まで
しっかり生きていくから
見守ってくださいね、
とちょっとあつかましすぎる
お祈りもしてきましたよ。
墓参り後は、清水寺の方へと向かいました。
巨大な墓場を上り詰めてゆき、
外国人や修学旅行生の様な
学生もわんさかいてる清水寺を、
階段の下から見上げて帰ってきました。
下りてゆくと駐車場はこの日は
バス専用になっています。
しかしこれだけの観光客が
押し寄せる境内の土産物屋さんとかは
潤っているんでしょうね。
静かにお墓参りをしたお寺と混雑するお寺。
今の京都をしっかり
満喫してきたお出かけでした。
もう電車区のことも忘れて、
なわしろイチゴの採集に入りましょう。
でもなあ収納するビニール袋があるかなあと、
カバンの底を探りましたら、出てきました。
もう全くイチゴの収穫のために
こっそりカバンに入れておいたようないい袋です。
早速取り始めましょう。
なわしろイチゴは刺がありますので
注意しないといけません。
「あいたっ!」とか言いながらも
頑張ってとっていきます。
中腰で、腰痛にも耐えながら収獲してゆきます。
ああ、そういえば瀬田川で琵琶湖を離れて
しばらく歩いた所で、
山のようにイチゴを
とったことがありましたねえ。
もうまるであの時の状態です。
瀬田川では周りに散歩したりする人も
たくさんいたのですが、
ここはもうほとんど無人です。
二人くらいは駆け抜けていく
散歩者がいたのですが、
周りに建物もなく袋はみるみる
いっぱいになってゆきます。
かなり収獲したのに、
まだまだイチゴは無くなりません。
何株もつながって実っているのです。
電車見えないかなあと思って
どんどん歩いてきたご褒美やなあ
とか思いながらウハウハと喜んで
収穫していきますが、
もうそろそろ駐車場の時間もありますし
頃合いを付けていかないといけません。
来年以降もここでの収穫を願って
今日はこれくらいにしときましょう。
まだこの先に進んで行きたい
歩道橋に上がってゆくことにしました。
うんとこしょと上ってゆきますと
ここからは電車区内がよく見えます。
あまり他の電車は止まっていないようでしたね。
そしてこの景色の中に、
イチゴがいっぱい実っている
場所があるのですが、
ここでは内緒にしておきましょう。
興味のある方はぜひ、
来年にdoironといちご狩りに出かけましょう。
関空道の向こうにも電車区があって、
快速電車なんかも止まっているようでしたが、
今日歩くのはここまでにしときます。
向こうまで歩いて長滝から
日根野まで電車で戻るという手もあるのですが、
今日は歩いてもどってゆきましょう。
カバンとビニール袋を
手に持って歩いてゆきます。
うまい具合にビニール袋は
濃い茶色をしているので
目立たなくて最高でした。
日根野駅を抜けイオンに戻ったら、
食堂に行って持ち帰りのお好み焼きを
買って帰宅してゆきます。
帰り道、気持のよさそうなところが
あったので、そこに止めて
昼食をいただきました。
ああ、収穫もあるいい歩きだったなあと、
にやにや笑いながら木陰で
お好み焼きを食べるおっさん。
いやあこんなすごい景色にも
すっかり慣れてしまいました。
お腹いっぱいになって、
さあ、では帰ってジャム作りに励みましょう。
クルマに積んであった野イチゴの
袋を下ろすと、わあ~もったいない。
イチゴから汁がかなり漏れています。
この部分がうまいんですけど、
まだ洗っていないので
そのまま使うことはできません、
仕方なくその汁は捨てて実を洗います。
まあ水に少しつけておいて、
あとは流水で流すわけです。
そのイチゴを鍋に入れ、
そこへ砂糖も入れてゆきます。
普通はイチゴと同じくらいの重さの
砂糖を入れるのですが、
今回は身がかなり熟して甘そうなんで、
少し減らしました。
そうしてゆっくりと煮てゆきます。
実の状態を見ながら
これでいいかというくらいになったら
入れものに移し、レモンをかけてゆきます。
これで出来上がりですね。
息子がお土産に持ってきた
リンゴジャムのあき瓶があるので
そこへ入れて完成です。
裏ごし装置が無いので
種がぷちプチしますが、
まあそれも味です。
これを飲み会に持っていく
つもりだったのですが、
忘れてしまい、翌日に
自分でパンにぬって食べました。
おいしかったなあ。
初夏の味を味わったひと時でした。
ごちそうさまでした。
そしていよいよ今年の
夏本番がやってくるのですね。
電車区の入り口のところには
吹田総合車両所日根野と書かれています。
吹田総合車両所はJR西日本の
車両基地&車両工場です。
大阪府内には森之宮支所とあわせて
支所が二か所あります。
あと京都や奈良にも支所があります。
まあここは規模的にかなり大きい車両基地ですね。
阪和線の電車なんかが止まっているはずですが、
入り口からは、中に停車している
電車はあまり見えません。
やっぱりねえ、電車のそんな姿も見たいので、
フェンスにそって更に歩いて行きましょう。
こんなフェンスが続いています。
なかなか中が見えないなあと
進んで行くのですが、
この先でとっても素敵な宝物が
待ってるってこの時は
全然わかっていませんでした。
景色はいっそうのどかになってゆきます。
そういえば絵手紙で、
田んぼに苗がまっすぐ生えているのを
描きたかったんです。
目標に向かって真っすぐ一直線
みたいな感じの言葉を入れてね、
なので何枚か写真をとっておきました。
おお~畑にはカボチャが実っているぞ。
こんなにりっぱに実っているのに、
動物除けはしていないんですね。
のどかに見えて車両基地なら
タヌキやイノシシなどの動物は
少ないんでしょうね。
トウモロコシも実り始めています。
電車区の方には、止まっている
電車が見え始めました。
通常走っている223系や225系の
快速電車や
271系のキティちゃんが描かれた
特急ハルカも止まってますね。
それらこれは283系の
オーシャンアローと向き合っていますよ。
さすがに電車区には路線にはない
光景がありますね。
さらにまだ向こうまで電車区は
広がっています。
ちょっと電車区が上部になったので
見えにくくなりました。
でももう少し進んで行きましょう。
道のりはどんどん長くなってゆきますが、
まあもっといい景色があるかもしれません。
ん?天井のひくいトンネルがありますよ。
向うには緑が濃く見えています。
では一度くぐって行ってみましょう。
電車区内の狭い一般道が
つながっている谷に出ました。
もう道の状態から見ても
あまり人が通るようなところではありません。
電車区の中も見渡せる
ところではないですね。
なんやこんな道かと思い、
周りを見回してみると
フェンスなんかに緑のツタが
まいていますよ。
これがねえ、なんと全部アケビなんです。
これはすごい。
こんなに人の通らなさそうなところに
こんなにりっぱなアケビがわんさか。
これは秋になったら
すごい光景になるかもしれません。
草刈りしないでほしいなあと願いましたよ。
しばらく歩いて行くと、
阪和線本線の踏切にでます。
小さな踏切なんでまあ自動車なんかは通れません。
踏切内はこんな景色です。
そしてその踏切のあたりには、
細かな綿毛がまるで
雪のように飛び交っています。
最初は柳の花粉なのかと思いましたが、
違いました。
そう全部アケビの種でしたね。
風が吹くとブワ―っと飛びます。
もう線路沿いは種だらけ。
阪和線にのったら日根野を
過ぎたあたりで窓の外を
眺めてみましょう。
雪の様にタネが飛び交っていますからね。
さてこの先に高架道路があります。
関空自動車道ですね。
そこにりっぱな歩道が
ついていますので、
そこへ登ってゆきましょう。
先ほどのアケビが生えている道に
戻ってゆきますと、
その道のわきの小さなあぜ道のところに、
な、なんと「なわしろイチゴ」の実が
山のように見載っているではありませんか。
人のほとんど来ないところに、
これはもう宝物状態です。
続く
展示会に来てくれた友達と
今も楽しい話をしたりしている。
一人、和泉砂川から来てくれた
友達ともいろんな話をしています。
遠方から来てくれてありがとうと
話していると、日根野から南の方は
電車のつながりが悪くてねえと
言ってはりました。
そんな遠方な中ほんとうに
ありがとうございます。
いろいろと話をしていたことを
喜んで思いだしていると、
とても楽しいです。
で、そんな話を思いだしているときに、
ふと気になったのが日根野です。
以前からこの町の歩き旅については
興味を持っていました。
阪和線の日根野駅から
南海本線の泉佐野駅まで昔歩きました。
ダンバラ公園や佐野王子跡も訪ねましたね。
ですが、日根野駅から山方向の方には
歩いていません。
こちらにも日根神社や野々宮跡、
新道出牛神、や色々いわれのある
池の数々など訪ねていきたい
ところは何か所かあるので、
頭の片隅で好奇心が滞っていました。
じゃあ、歩いてみるかと思い立ったのですが、
もうひとつ興味のあるところがありました。
それが日根野の電車区です。
電車区とは車両基地ですね。
道路を車で走っていると
広大な電車区が見えます。
吹田総合車両所日根野支所
と言われています。
まあ関空ができて、車両基地としては
重要なところでしょうね。
ここにこれがあるから
南側路線とは電車の動きが異なるんですね。
この電車区をぐるりんとみてみたいのと、
日根野のイオンも少し探検してみるかと、
今回はそんな感じで気軽に出かけました。
車でまずイオンに行きましょう。
泉佐野から山側に走ってゆきます。
ナビに従って
どんどん走ってゆくと、到着です。
ここの駐車場は番号記憶方式です。
帰る前に、自分の車の番号を
機械に入力すれば、
自分の車がテレビに映ります。
それを見て精算するわけです。
たしか三時間無料だったかな。
まずイオンの中に入ります。
食べ物屋さんとかも
いろいろありますね。
散策あとはここでご飯にしますかね。
大きな自転車屋さんもありましたね。
昔はねえ屋外の建物に
スポーツ用品やさんがあったのですが、
そこはもう電気屋さんに
置き換わっていましたね。
もう20年くらい前の話です。
店の中を色々とみて歩き、
さあではここから歩きに出発しましょう。
まずは外装工事中?
のイオンを出て、日根野駅の方に
向かってゆきます。
意外に道のあちこちに
特徴のありそうな食堂や
飲み屋さんが続きますねえ。
好感度が上がってゆきます。
歩いて10分くらい進むと
駅が見えてきます。
いまはもう快速もすべてとまりますから、
大きな駅ですねえ。
ではそこの二階駅に上がって、
周りを眺めてみましょう。
和歌山方面の方に線路が
入り組んでつながっています。
電車区はあちらの方ですね。
けっこう広い感じです。
調べてみたら、広さは13万5000㎡なんで、
なんと甲子園の約3倍の広さがあります。
この周りをぐるっと回れる道が
あるのかどうかはよくわかりませんが、
とりあえずそちらの方を向いて
歩いて行くことにしましょう。
駅前の広場に出ると
近辺の観光案内がたっています。
これが雨山や犬鳴山のハイキングの案内図で、
これが先ほど少し書いた近辺の歩き地図。
日根神社や野々宮跡なんかのことも
書かれています。
今回の電車区探検が終わったら、
近々訪れることにしょうと
看板に誓いつつ、
線路に沿って和歌山方向へと
歩いて行きます。
田んぼ道をのどかやなあと
思いながら進んで行きますと、
ありました。
ここが電車区の入り口のようです。
続く