今日はもう2024年の大晦日。
晦日というのは、三十日(みそか)のことで
一年最後の月の大晦日なんだそうだ。
晦日ってもっとなんか深い意味が
あるかと思ってたけど単純やなあ。
それにしても2024年。
一年間、いろいろあったなあ。
全くうまくいってないことが、
多かったかなあ。
でもまあ無事に健康で
この日を迎えられたことは
喜ばないといけないね。
本当はねえ、もっと山も歩きたかったし、
旅行にも行きたかった。
それに本つくりの仕事も
したかったけどなあ。
これらは思ったほど進んでいない。
あえて言えば展示会をしたことと、
尾瀬を歩いたこと、
九州にいったことは収穫でした。
でもほかは思ったよりかは
あんまりかなあ。
「あ~あ」と残念な気持ちで、
つい最近こんな絵を描いたよ。
来年は、順風満タン、笑顔満タンの
絵を描けたらいいなあと思いつつ、
2024の最終日を迎えています。
読者の皆様にも、さらにいい年が
訪れますようにと、
ブログを書きながら願っている
大晦日のdoironなのでした。
さあ、箕面の滝まで
紅葉見ながら進んでゆきましょう。
ランニングで上からも下からも
走ってくる人を何人か見ました。
いいなあ。絶好の練習コースですねえ。
紅葉が重なっている場所には、
観光客が立ち止まって写真撮影しています。
きれいですねえ。
それにしてもあんなに緑たっぷりの木々も
この季節には真っ赤になるなんてまあ、
自然の姿ってこんなにも人の心に寄り添って、
という神様の思惑にもすごいものがありますね。
滝道にいっぱい広がる外国人グループを
よけながら進んでいきます。
道の横には案内板がついていますね。
どんどん滝に近づいています。
ふと道の横を見ると、
様々な句碑や
殉職碑なんかも立っていますね。
そういえば昔ジダンと
箕面歩きに来た時に登っていった坂道が、
左の山の斜面に続いています。
元気だったなあ。あの頃は。
ドジ旅も工場見学を交えて
行おうという計画もあるのですが、
いまはずっと止まっています。
まあ工場の予定と二人の予定を
合わせないといけないので、
ちょっとためらっているところです。
行きたい時に行きたいところへという
自由な歩きをそれぞれ望むグループですから
むつかしいですねえ。
そんな斜面の途中には
野口英世像が置かれているようですが、
下からその姿がチラッと見えています。
その時横にいたおっさんグループが、
「なんであんなに高いところやねん。
登られへんわ」と
ぶつぶつ言ってたのが聞こえていましたね。
とまあそんなことをしているうちに、
いよいよ見えてきましたよ。
箕面の大滝です。
落差は33mで、大きな滝です。
箕面滝と言われたり箕面大滝と
いわれたりします。
大勢の人がここでくつろいでいました。
自動車道から降りてくる
簡単な道もあるので
高齢者も多いですねえ。
ここで人に頼んで記念写真を
撮ったりしてしばらく過ごしました。
では、登ってきた道を
また下ってゆきましょう。
時間もお昼です。
滝道で昼食をとるか、
それとも新しくできた
「箕面萱野」の駅を目指すか
考えつつ下ってゆきます。
ネットでは、その駅周辺に
大きなショッピングの場所が
あったりするようなんですが、
どうしようと歩いているうちに、
山手にすこし上って行ったところに
蕎麦屋さんをみつけました。
どうも紅葉を眺めながら
お蕎麦がいただけるようなんで、
せっかくだから入ることにしました。
いただいたのがこんなお蕎麦。
山掛けそばにビール付きです。
窓から見える紅葉の景色を
見ながらゆっくり過ごしたので、
時間も押しており、
萱野に行くのは次の機会にしようと決めました。
萱野というのは、地域の名前なんですが、
赤穂浪士の名前の一つであることを
今回の旅で改めて知りましたね。
なにか関係するお寺や遺跡が
あったりするのか、次に行くときは
もう少しその辺のことを勉強してから行こうと、
そばをいただきながら
計画したのでありました。
こうしてとりあえずは紅葉を
じっくり眺めることができた箕面の旅。
これにて終了です。
少し離れたところで紅葉というと、
浮かんでくるのが箕面です。
紅葉の天ぷらでお馴染みのところです。
と、そんなことを考えてたら、
ミセスが大学時代の友達と
ランチをしに箕面に行くことになりました。
もちろん滝道の紅葉目当てです。
時期的にはこれも11月末の頃でした。
電車に乗って友達と会うのを
楽しみに出掛けていきましたねえ。
箕面の滝まで出かけるというので、
知ってる限りの情報を伝えておいたのですが、
そんなことは何も気にせず、
一直線に滝へ行って見てきた事しか
記憶には残ってないようです。
それにねえこの時期は紅葉も
イマイチだったようです。
ランチは美味しかったけど、
あまり箕面を楽しんできた様子
ではなかったですね。
そしてようやく時期も12月中旬
になったので、そろそろ紅葉も
ピークだろうと今度はdoironが
1人でぶらっと出掛けていくことにしました。
経路は行きは阪急で行き、
帰りは地下鉄御堂筋線で
新しくできた箕面萱野まで歩いて行って
地下鉄で帰るという段取りです。
では出掛けていきましょう。
関空快速で大阪まで行き、
阪急に乗り換え、
石橋で乗り換えて箕面に行きます。
かかった時間は1時間半
くらいだったかな。
箕面は少し前にジダンとも
歩き回ったので、駅前も、
よく知っています。
東海自然歩道街道の西の起点の石
とか滝の道ユズル君の人形とか見ながら、
さあ、では滝に向かう道に
入ってゆきましょう。
この道は約2.8キロですね。
長居公園周回1周分。
思いっきり走れば10分で、
7往復半すればフルマラソン
という距離ですね。
歩道の最初の頃には、
酒屋とかも並んでいます。
紅葉のてんぷらなんかも
挙げているお土産やさんも並んでいます。
そして、こんな名勝箕面山の
石碑を過ぎたあたりから、
景色は山の景色に変わってゆきます。
ああ、そろそろ紅葉も始まっているね。
歩いている人を見てみると、
ほとんどが中国、韓国人。
え~中国だったら、なにも日本の
こんなところへ来なくても、
もっと見どころが多く
迫力もある紅葉の渓谷なんかも
あるでしょうにね。
それにもしかしたら山の中を
パンダが歩いているかもしれんし、
なあんて思ってしまいますね。
全然意味の分からん言葉で、
遠くの仲間に呼びかけたりしていますね。
もうこういうところも
日本人には異国人感覚ですね。
とりあえず途中にある昆虫館の
ところまで来ました。
ここには家族連れやカップルなんかも
多いですね。
さあどんどん進んでいきましょう。
滝までの道で、もう一つ気になっていたのが
かしまし娘の名前が入っている百度石だ。
彼女らが寄付したんでしょうね。
なんとまあ、今年一月に長女歌江が
94歳で亡くなり、次女の照枝が
7月に91歳で亡くなった。
今残っているのは花江で88歳を迎えている。
百度石の裏にはそんな彼女らの名前が
くっきりと刻まれている。
「うちら陽気なかしまし娘~」
なんていうテーマの歌が出てくるのは
doironの年代くらいからかなあ。
今の社会で現役で働いている人たちは
知らんのやろなあ。
とまあ百度石を眺めながら
そんな感慨にふけるdoironなのでありました。
続く
もう年の瀬になってきました。
忘年会もほぼ終わりましたね。
お酒を飲みながらみんなと
いつもはしゃいでいます。
みんなでよく言うのは、
今年も健康でいい年やったね
と喜んでいます。
来年もさらにいい年になれば
いいねえと乾杯します。
とまあ、今はそんな季節なんですが、
とりあえずこのブログで
あまり報告していないのが、
紅葉の季節の話です。
自然の景色が赤く燃える。
いいですねえ。
なんか自然のどよめきを感じますね。
じゃ紅葉を見に行くかと、
二箇所に出かけたので、
思い出しつつ書いていきます。
まず最初は近くの山でということで
牛滝に出かけました。
昔、バイクの練習でよく行った
大威徳寺のあたりです。
よくここでは紅葉祭りをしていたのですが、
いつも少し早い時期だったような気がします。
今年はどうでしょうか。
11月末に行ったので、
まずその時のことを書きます。
包近から内畑を超えて、
どんどん登ってゆくと
突き当たりがその目的のお寺です。
ここに向かって、あの当時は
山道を必死で自転車で登りましたね。
競争なんかすると
口から心臓が出そうでした。
あの山でゼーゼーハアハア言いながら
過ごす自転車は、練習の基本でしたね。
その場所まで今は車で行きますと、
駐車場が設けられています。
係の人がお金を取りに来たので、
少し下がって風呂屋の駐車場に
入れることにしました。
買い物、食事等をすれば
駐車料はタダになるはずです。
中に入ってゆき、
帰りに風呂屋の施設
「四季の森」によることにして、
まずはお寺まで歩いてゆきましょう。
風呂のさらに山側にはコテージがありましたね。
利用したこともあります。
そちらに歩いていきますと、
今はグランピング施設なんかも
あるんですね。
こんな施設ってどうなんでしょう。
中でワイワイ酒飲んだりしてたら
周りに迷惑やろなあ、
なんて思ってしまいます。
静かに山の雰囲気を味わう、
そんな利用がいいんですかねえ。
そんなテントを眺めながら
歩く道もかなり紅葉が始まっています。
銀杏の黄葉もとってもいい感じですね。
これだったらお寺の
紅葉もいい感じでしょう。
写真を撮ったりしながら、
秋の山道を進んでゆきます。
バイクで登ってきた終点のところから
もう前方に紅葉が見えてますよ。
感じ良さそうですねえ。
このお寺は無料です。
紅葉している景色を撮りながら、
何かいいアングルはないかなあ
とか悩みながら進んでいきますが、
なんかそんな才能はなさそうです。
周りを見ると、立派な一眼レフを
持って撮影している人もたくさんいますね。
いい写真、取れるといいですねえ。
上部のお堂の方に行くと
なかなかいいものです。
いっぱい撮影しました。
フィルムカメラがデジカメに
なっていって、シャッターを
バンバン落とせるのがいいですねえ。
でもそれだけシャッターが
軽くなって、「よし、ここ1枚」と
言うような写し方も
あまりできなくなりましたねえ。
本堂にお参りして、
周りを見ますと、
滝があると書かれていますので、
そちらにも行ってみることにしましょう。
100mくらい山道を進むと、
見えてきました。
一本の滝が音を立てて流れています。
ここはシャタースピードを
緩くしてソフトな水の流れを
とればいいかなとか
考えたりしますが、
簡易なデジカメでそんな方法が
できるのかわからないまま、
シャッターを押している
doironなのでありました。
手軽に行ける牛滝の山。
紅葉も滝もあって、
とりあえず、近辺のお山の紅葉状況は
こんな感じだったのでした。
国道42号線には、道の駅がかなりあります。
先ほど七里御浜に降りて行った駅は、
パーク七里御浜というところでした。
そこを出て次の場所を目指しましょう。
それは紀宝町というところにある
ウミガメ公園というところです。
ここまでずっと七里御浜が
道の横に続いています。
見ていると所々で釣りを
しているようですね。
義父はこの辺の海から離れた後は、
よく山あいのため池で
ヘラブナ釣りをしていたり、
アマゴ釣りなんかをしていましたから、
晩年は淡水の釣りとカメラ三昧の
人でしたのでこの時に見た
七里御浜はそんな思い出はありません。
ここではキス釣りもできそうな海なんですが、
それはしていなかったようです。
逆に自分の思い出があります。
和歌山湯浅の海にとこぶしを
取りに行ってそれでよく
BBQをしに行きました。
そんなときに長い竿で、
海岸線で横でキス釣りをしている人がいて、
さばいて天ぷらにしていましたね。
とても楽しそうでした。
なのでdoiron自身はあんな釣りなら
やってみたいなあとか
思ったこともあります。
でも結局しませんでしたけどね。
そしてこの七里御浜には
もう一つ特徴があって、
なんとここにはウミガメが
卵を産みに来るそうです。
なので海沿いにもうけられた道の駅に
ウミガメの飼育研究施設があるのは
何と全国でここだけなんだそうです。
車を降りて施設にはいってゆくと、
ウミガメが元気に泳いでいます。
意外に人なれしていて、
近寄ってゆくとこちらの方を向いて
笑顔を見せてくれます。
たぶん笑顔だと思います。
竜宮城へ返してくれというような
悲しい顔ではありませんでした。
ここでは、ウミガメに直接触れる
こともできます。
甲羅は固かったですね。
doironの海に触れる旅も絶好調です。
そうしてウミガメに触れた後は、
お待ちかねの昼食です。
別棟の食堂に行き、
海鮮丼を注文しましたよ。
あ、さすがにここにはウミガメは
入っていませんよ。
「うみがめすっぽん鍋」なんてまあ、
あったら驚きですね。
テーブルに腰かけ七里御浜の
防風林を眺めながらゆっくといただきました。
と、ここではまだビールはあきませんね。
これからまだまだ旅は続きますから
自重しておきます。
そんなウミガメの道の駅から出て、
熊野速玉大社に行ったりも
したのですがその辺のところは、
後日に「尾鷲で熊野古道に触れた」
で書いてゆきます。
海に触れたという面だと、
この先でdoironは串本の海に
行った事を書きましょう。
熊野灘は伊勢のリアス式海岸から
七里御浜の静かな海を経て、
またさらに岩で飾られた海へと
変遷してゆきます。
到着したのは、串本の「橋杭岩」です。
地殻の動きと波の感触などで、
海の上に橋杭の様な岩が
直線で並ぶところです。
これはまあなかなか見事で、
今回行ったときは今までで
最高に人の多い時でした。
この時に向うに見えているのが
潮岬と紀伊大島です。
ああ、この辺も義父が釣りに行った
と聞いたことがあると言ってましたが、
今回はもうおしまいです。
海を尋ねてのdoironの旅も
いよいよ大詰めの状態です。
三重県の海、南紀の海ありがとう。
とってもいい旅でした。