絵の展示会が終って今日で
もうふた月近くがたちます。
展示会以降で絵を描くことには
すこし止まっていたような状態です。
なかなかねえ筆を持つ気には
ならなかったのです。
アトリエの絵の具ふきの水容器も
乾いてぱりパリになっていましたし、
パレットももう絵の具が乾いて
はりついてかわいそうな感じになっています。
なぜなんでしょう。
燃え尽きたのでしょうか。
いやいや、それほど大層な
絵を描いているわけではないので
ただ単に邪魔くさかっただけなんでしょう。
展示する絵を描こうってノルマもないし
カレンダーつくりももう少し先だし
絵を描くことに関しては
かるく燃え尽きていた部分が
あったのでしょう。
とくにまあ、この時期は山歩きも
忙しい時期であったことと
長年悩み続けてきた「地蔵盆」の
開催もありましたのでかなりそっちに
精神を刻み続けてきたという
今年は余計にそんな時期でもありました。
人の動きに気を取られすぎていて
自分の腕にまで気持ちが
回らなかったってことやねえ。
でももうカレンダーを考え始める時期です。
重い絵筆を動かし始めましょう。
展示会後に最初に描いたのは
「チンゲンサイ」です。
台所においてあったので
とりあえずこれだと少ない種類の
絵の具でちょこっとかけるかなと思い
絵筆を持ってみたわけです。
最初出来上がったのが、これ
なかなか器用に筆が動いてくれませんし
何かねえ、色の数が少ないってことで
なめてましたねえ。
これを、野菜等を販売している
友達に見せたら
「シロナ」ですねえと言われました。
そもそもシロナって
どんなものか知らないのですが
葉の中の茎が白いしなあと
言われました。
絵を描いたときの台所の
チンゲンサイを思い出したら
確かにもう少し葉脈は
みどりいろをしていたなあと思いだし
すこし色を付けて
なおかつ葉の付いていない部分に
白い光を加えたらこんな感じ
まあ、チンゲンサイといえば
それらしくかろうじて見える
という程度までできてきました。
でもね、まだまだですね。
後日、ほかのスーパーで売ってる
チンゲンサイを見たら
もっと茎が太くて立派でした。
安物野菜を食べているdoiron家の
選定ミスですね
それにもう少し絵色の使い方を細かく
思いだしつつ筆を持たないといけませんね。
まあ久しぶりの絵ですから
これで許してもらいましょう。
あとはここに書くつぶやきをどうするか
その辺でこの絵の価値が決まるから
しばらくじっくり考えましょう。
明日からはもう9月。
以前だったら、トライアスロン
からマラソンへの切り替え点の頃ですね。
でも今は違う。
なんとまあ芸術の秋への突入じゃないですか。
年齢考えたらよたよたしている暇はないぞ。
愛と平和のために頑張るんだ。
夢と希望のために楽しむんだ。
と無理やり自分を鼓舞して
さらに頑張らなきゃと
思いはじめている今日この頃なのです。
少し前の6月の末のころになります。
親父が大切に植えていた花が
今年も見事に咲きました。
「フウラン」です。
いい名前でしょう。
白い可憐な花が、風に揺れて
見た目をいやしてくれるし、
いい香りも放ちます。
これです。
野生のものは絶滅危惧種と言われています。
これは親父が、友達から譲り受けたものです。
白い花がみんな同じ方向を
むいて咲くのでとっても
印象的な感じを放ちます。
植木の分野では人気の植物で、
いろんな品種があって
紫やピンクの花なんかもあるようですが、
我が家のは自然のままの白い花です。
よく見てみると花の構造は
とても複雑で、分類したら6、7種の
部分に分かれています。
可憐ですねえ。
もう30年近くここで生きているかもしれません。
でも、成長は遅いです。
一年に葉っぱを二、三枚増やす程度なんですが、
それでもしぶとく生きているのです。
植木の上の方に置いているので、
ついつい水やりを忘れるのですが、
周りにいつも「フウラン」に水あげたか?
とよく注意されます。
そしてこれは着生の植物なんですが、
まだどこにも着生せず、
植木鉢で根っこを外に伸ばしながら、
生きてます。
doiron自身が、友達にもらって植えた
きんもくせいのところにいるのですが、
この木には着生しないのかもしれません。
もともと1株あったこの花が、
いまは三株になっています。
ミセスが大きな株を分けて
小さな株に入れたら二株になり、
それをまた分けたからです。
少しづつ育っているのです。
一番小さいのは今のところ
まだ花は咲いていません。
来年は咲くかな。
小さな植物ですが、
大切に育てていた親父が亡くなっても、
しっかりと命をつないでいます。
命ってすごいですねえ。
今日は親父の命日です。
ぼちぼちと
100均にカレンダーが並び始めている。
ああ、もうそんな季節かあ。
こうして一般のカレンダーが出始めると、
購入するのがまず一つある。
それは月の満ち欠けがわかるカレンダーだ。
これを参考にしてdoironも自作する
カレンダーの資料として用いている。
早速一つ買ってきたので見てみよう。
全体を見て思ったのは
来年は連休が少ないなあてこと。
もちろん連休になるように
設定されているところは
そのままなのだが、
そうでない日にちは
建国記念の日は火曜日、
春分の日は木曜日、
昭和の日は火曜日、
秋分の日は火曜日みたいな感じだ。
まあ、doironの周りの人々も、
社会を離れてあまりカレンダーに
関係される人も少なくなってきたので、
こちらの日常生活にさほど
影響を与えるほどの事でも
ないのだけどね。
遠くへ行ったり、山に登ったりするのも
どちらかといえばほぼ平日だもんね。
極端に言えばその分選ぶのが狭くはなるが
ほとんど変わらないといってもいいだろう。
今年はそんな休日に変更はないのだろうか。
今のところそんな動きは社会にはないね。
新しく総理大臣に誰がなっても
そんな動きはなさそうだから、
変更になることもないでしょう。
ま、注意はしておきましょう。
100均のカレンダーでも、
狭い注意書きのコーナーのトップに
「法改正により祝日や休日が
変更になる場合があります」
と書いています。
doironのカレンダーには
そんな注意書きはありません。
でもカレンダーが売れたりしているので、
今年はどこかに書いておくかなあ
ってちょっと考えたりしています。
だったら「濡れないようにしてね」とか
「紙で手を切らないようにしてね」
「高温多湿で保存しないでください」
とかも書かないといけないかなあ。
まあそこまではいいかな。
来年の自分の誕生日を見てみますと、
曜日は金曜日です。
そして仏滅なんですが、
何と満月の日なんです。
明るく照らしてくれるかなあ
そして来年は輝けるかなあ。
そんな風なことを考えたりしています。
さて、ではぼちぼちと
来年カレンダー製作に向けて、
もうすこしカレンダーへの思いを
深くしていきましょう。
そんな御嶽全体を眺めるのに絶好の場所から、
いっぱい写真を撮りました。
この夏の思い出写真ですね。
ではここから開田高原
観光案内所を目指して進みます。
高原のヨーグルト、テニスコート、
いろんな案内がありますね。
そんな中に、木曽馬という言葉が出てきます。
乗馬もできるそうです。
doironはこれまで何か所かで
馬に乗ったことがあります。
あのハーベストの丘でも乗りましたねえ。
でも一人の人は、まだ生まれて
馬に乗ったことがないという人がいます。
乗ろう、乗ろうと大騒ぎです。
すぐに観光案内所に到着し、
色々と話を聞きました。
ここから木曽馬の牧場まで
歩いていけば開田高原がよくわかるようです。
では無料の駐車場に車を停めて、
夏の弱い日差しの中を歩いていきましょう。
大体2kmくらいかなあ。
昨日、山で使った足が
気持ちよくほぐれてゆきます。
高原の風がとても爽やかですね。
もちろん暑さもありますが、
いい雰囲気が漂っています。
道端には花もいっぱい咲いていますね。
オカトラノノオに
キキョウ。
なんか季節感がバラバラですね。
高原の夏は短い。
春の花と秋の花が咲いています。
キャンプ場を見ながら
木曽馬の方に歩いています。
途中で立派なブルーベリー畑。
実が山ほどなっていました。
そして木曽馬の牧場に到着です。
木曽馬はサラブレッドに比べて
脚は太くて短いですね。
そんな農耕馬なんですが、
まだ精悍さを残していますよ。
牧場の方に入ってゆきますと、
ヒヒヒ~ンと泣いています。
そこで、申し込んで乗馬します。
5分くらいの乗馬ができるそうです。
馬に乗ったことがない人が乗りました。
馬の名前はこなつちゃんですねえ。
近所の小山の周りを一周します。
いやあ、楽しそうですねえ。
初めての乗馬、よかったですねえ。
乗りこなしてはりましたよ。
でもパリオリンピックの
初老ジャパンは超えていますが・・・。
いい思い出ができましたね。
高原の記念にアイスクリームを食べて、
さあでは次の目的地をめざしましょう。
車で山越えして中山道の方を目指します。
奈良井の宿を見学です。
あ、宿というのは宿場町ですね。
この辺で中山道の宿といえば
妻籠、馬籠がありますが、
この奈良井宿も昔の風情が残るところです。
町はずれの駐車場に車を止めて
あるいてゆきましょう。
通りに入るとお店がいっぱい並んでいますよ。
昔だったら、山道を歩いて
こんなにぎやかな宿場に到着したら
うれしかったでしょうね。
我々はいろんなお店をのぞきながら
歩いてゆきます。
途中でそば以外も提供している
お店があったので昼食にはいりました。
いただいたのは天ぷらおろしそば。
おいしかったですねえ。
ここでは皆さんお土産に
「御嶽茶」とかも買ってましたねえ。
おいしいのかなあ。
doironはこの辺にきた時に
いつも買う野沢菜を、
今回もお土産に買いました。
さあ、これで、この夏の
御嶽登山の旅も終わりです。
山頂までいけなかったのは残念でしたが、
みんなでワイワイと楽しんだ
とてもいい旅でした。
またみんなでどこかに行こうねえ
と約束して、今年の山旅、
これで終わりです。
宿の天文館で色々と
反射望遠鏡の話を聞いて勉強になりました。
とりわけサイズと拡大率の
感覚がよくわかりました。
雨の中、御嶽で遊んで、
夜は勉強とまあ充実した一日でしたね。
美味しいお酒も呑んだしねえ。
二日目の夜も、こうしてワイワイと
過ぎてゆくのでありました。
そして旅も三日目。
今日で旅も終わります。
旅行の日々時間はあっという間に
終わってゆきますね。
帰宅してゆく途中で、
昨日の山の帰り道に相談した
観光地に立ち寄って帰ることになっています。
天候はすっかり晴れています。
楽しんで帰ることにしましょう。
とりあえずは朝飯です。
昨日は朝飯をキャンセルして
その分を山のお弁当にしてもらったので、
ここで食べる初めての朝食です。
豪華やねえ。
でも量が多すぎて食べきれません。
宿泊料も質素な食事コースがあって、
安くなればいいのにねえ。
でもまあここは一泊ほぼ1万円で
最近のほかの宿の宿泊料と比べても
お得なんですけどね。
おなかもいっぱいになったので、
宿をチェックアウトしましょう。
宿の周りにある鳥獣館や木材の加工場、
ハーブ園なんかにも行けなかったのは
残念でしたが、またいつかそんな機会も
あるかもしれませんね。
ありがとう。御嶽休暇村。
二日間お世話になりました。
では、今日の最初の目的地
開田高原を目指しましょう。
昔、水泳を覚え始めたころに
通っていたジムの友達が
退職後に恵那山に別荘を持ちはりました。
とてもいいところらしくて、
僕も遊びに行こうと思っていたのですが、
最近売却しはったそうです。
その人が、その別荘からよく
行ったりしたのが、この開田高原でした。
御嶽がよく見える素敵な
観光地だったと話していました。
その観光地の名前が宿から
御嶽ロープウェイに向かう途中で、
道路案内によく書かれておりました。
先輩のそんな話をすると、
じゃ、明日はそこに行こう
ということになったのです。
話は早いですね。
ロープウェイへ向かってゆく道を
途中から外れて右折して向かってゆきます。
どんなところかなあと、
宿でもらった地図を見ながら、
かなり登ったぞと思った頃に、
何と御嶽の絶景が見えてきました。
これです。
この山は日本百名山のひとつです。
単独の火山としては、
富士山に続いて、日本で2番目に
大きい山だそうで、
左の方が頂上方面ですね。
かろうじて見えるロープウェイの駅や
山小屋の雰囲気から、
昨日はあそこを登ったんやなあ
とかよくわかります。
昨日もこんな天気だったらなあ
なんてため息が出ますね。
そんな山頂方向から右方向には
稜線がつづいています。
摩利支天山などの山が見えています。
摩利支天は仏教の関連の軍神です。
御嶽は神や仏が入り混じる山ですねえ。
そしてさらに左は継子岳。
女人堂の歩荷が言ってました。
「ライチョウはねえ、継子岳の方に良くいる」
んだそうです。
今なら子供のライチョウを
育てているんやろなあ。
もう少し天候も荒れておらず、
晴天でもなくガスっぽいくらいだったら
よく出てくる鳥なのにねえ。
標高が足りなかったということも
あるのですが、残念ながら
全く見ることもできませんでした。
残念。
続く