モサ
2011-04-11 | ほん
「南桂子展」を見に行き帰りの電車で、読み切った、短いおはなし。
「カルガリ家の長男、モサは、ニートである。
モサはカルガリ家のみんなと同じように、全身が白い毛でおおわれている。
身長は一五〇センチ。耳は頭の上部についていて、ものすごく大きい。
遠くから見るとモサの頭はハート形である。目は、かんろあめ。歯は、はっかあめ。
年は十四歳。
モサは男だが、服装はセーターにスカート。スカートをはく理由は、ただの反発だ。」
よく、こんな話、うかんでくるなあ。
もう、この始まりだけで、ぶっ飛ばされた。
そして、よく、こんな挿絵が描けるなあ。