どこかの だれか

ちきゅうのどこかの だれかさんの あんなこと こんなこと

楽園のカンヴァス 原田マハ

2012-04-16 | ほん






読み終わってすぐ、最初から読み始めた。
「ダビンチ・コード」が、ふと、思いうかんだ。
生きている間、酷評され、生活は困窮し、それでも描き続けたアンリ・ルソー。
残された真実と、想像される事実。
アート業界の裏側。
よくこんなに、うまく絡めて、ミステリーに仕上げられるものだ。
謎の多い「写楽」についての小説も好きだが、当分、頭の中は「ルソー」でいっぱい。




醍醐寺「薬師如来坐像」アップしました。