2月に救急車で運ばれてから、いろいろありました。
いろいろ思い、いろいろ体験し、いろいろ考えました。
日々顔を合わせ、こんなに濃い時間を共有したのは、大人になってから無かったことです。
半年間、毎日毎日「生き様」と「逝き様」を見せてもらって、ありがとう。
大切な時間を持てたことで、わたしは今、さみしくありません。
弟ナオシマジローが、再び病院に泊まってくれた夜中、ちうちうは旅立った。
「最期、看取ったのか?」
と、ナオシマジローにたずねると、
「いやー、もう、爆睡していて、看護師さんの『ちうちうさん!ちうちうさーん!』という声で目が覚めたよ。」
その日の担当看護師さんは、ちうちう一番お気に入りのTさん。
偶然か、計画的か、Tさんに看取られて、また「にやっ」と笑いながら逝かはったのでしょう。