どくだみつれづれ記

日々の想いをのんびりと記します(*^^*)
シェーグレン症候群・MCTD混合性結合組織病のお話しもできればと思います

東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展

2022-01-11 18:02:22 | 日記
9日日曜日、長野県立美術館「東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」へ行ってきました。
昨年秋から開催されているのですが、なかなか主人の都合がつかず諦めていました。
でも・・・16日までの開催なので、思い切って出かけてきました。

唐招提寺御影堂の襖絵はとっても有名なので、一度は拝見したかったんです。
良かったです ~ ~ ~
本当に良かったです!!!
けっこう人はたくさんだったのですが、人混みを除けながら、じっくり拝見してきました。



あの有名な「濤星」波の音が聞こえるような気がして。
障壁画「山雲」の緑に圧倒されてきました。
あの襖絵に囲まれて正座をしたらどんな気持ちになるんだろうと想像しながら・・・

長野県立美術館では自館の所蔵で、制作過程の絵も展示されていました。
そのおかげであの大作がどのように作成されたのか、作成過程を見ることができました。



家に帰ってからわかったのですが、今、唐招提寺御影堂は修理中なんですね。
ですからすべての襖絵、障壁画を展示できたんですね。
本当にラッキー!

唐招提寺御影堂修理の記事はこちら→ 奈良県広報より




東山魁夷画伯というと「白い馬」の作品でも有名です。
それが一挙に展示してありました。
本制作4点習作15点もあるとは知りませんでした。



隣の「東山魁夷館」にも行ってきました。
東山魁夷画伯は長野県との縁が深いので、「長野県立美術館」に「東山魁夷館」が併設されています。
こちらは皇居の壁画等を見ることができました。

また絶筆となった「夕星」も展示されていました。
こちらはまだ落款を押されていないそう。
一度落款を押してまた塗りつぶされたようです。
90歳にしてまだ手直しをなさろうとしていたんですね。
忘れられない作品になりました。
今、東山魁夷画伯はこの作品群を見守りながら、目の前の善光寺大本願の霊園に眠っておられます。



写真は全てリーフレットより



コメント (2)
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